見出し画像

淡々と生きることも良し

こんにちは。単身赴任7年目のKEIJIです。
今回は趣味のランを通して考えたことについて書きます。

私の趣味のひとつ、ランニング。
今までフルマラソンは12回経験した。

私がフルマラソンを走っていると、興味深い区間がある。25キロ過ぎから35キロくらいまで。

フルマラソンには俗に言う「30キロの壁」というものがある。面白いもので30キロ以降で急にペースダウンすることが多く、市民ランナーが一番つらいところである。

私にもこの30キロ辺りになり、それまでのダメージが一気に爆発し、脚が重たくなり、スピードがガクンと落ちた経験が幾度もある。

何回か「30キロの壁」を経験するうちに、あることに気づいた。
この区間は淡々と走る方が辛さを軽減させられる、ということ。何も考えずに前方を見据え、とにかく淡々と走るのだ。スピードが落ちたとしても、淡々と走るのだ。

すると不思議なもので、ゴールまであと数キロになると、息を吹き返すことが多いのである。
ゴールタイムがどうであれ、最後の数キロを気持ち良く走り切るのは、ランナーとしてはとても気持ちがいいものだ。

人生においても、逆境にぶつかった時、最低限のチカラで淡々と生きる期間があっても良いのではないか。

人生は山と谷が交互にやってくる。
頑張ることは悪いことではないが、敢えて様子を見たり、ニュートラルな生活を送る期間があっても良いのではないか。

それを乗り切った時、きっと良いことが待っているはずだ。

(終わり)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?