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19-20CL マンチェスター・シティ対レアル・マドリード レビュー(2020/08/07)

半年以上の延期を経て、ついに再開したチャンピオンズリーグ。決勝トーナメント1回戦レアル・マドリード対マンチェスター・シティはこのラウンド屈指の好カードで、言わずと知れた二人の名将対決にも注目が集まりました。アウェイ2nd.legのレビューをメインに書きますが、先に1st.legも軽く振り返ります(僕はマドリディスタなので、マドリディスタ目線となっています)。



1st.legの概要

マドリーの普段の戦術は以前のレビューでも書いているので、まず、ペップ・シティのポジショナルなフットボールについてかなり簡単にですが書くことにしましょう。基本フォーメーションは4-3-3ですが、これはレアル・マドリードのそれとは大きく異なります。ボール保持時には後ろは2CB+Ac(アンカー)+2SBの5枚がビルドアップとリスク管理を行い、WGが幅と深みをとり、2IH(インサイドハーフ)はHS(ハーフスペース)の高い位置をとる2-3-5のような形になります。SBを高い位置に押し出し、IH特にクロースがDFラインに落ちてビルドアップの核となるマドリーとこれだけでも違いが明らかですね。なぜこの形をとるかというのは色々理由がありますが、まずIHがライン間に常駐することで、相手の中盤ラインは迂闊に前からプレスに行くことができません。WGが相手SBをピン留めしておりDFラインはそれ以上上げられないので、中盤が前に出るとライン間のスペースが広がり配給能力が高い後方の選手達からそこにパスを通されると一気にピンチになってしまうからです。よって相手の重心は後ろに下がりやすく、足元に優れる選手を多く抱えるシティはビルドアップを比較的容易に行えます。素早いパス回しや後ろで作ったフリーの選手がドリブルで運ぶことにより相手を釣り出し、WGやIHにボールを届け、そこからはシティの十八番であるCBとSBの間のギャップ(チャンネル)への侵入(IHが飛び出す形や、IHとのワンツーでWGが裏を取る形)からのクロスでゴールを奪います。前線に5枚いるので、ギャップを突きやすいというのもこの4-3-3の特徴と言えるでしょう。選手起用によっては、例えば大外レーンで輝くタイプの左SBであるB・メンディを起用した場合では、中盤の3のラインにIHのギュンドアンなどが落ち、左WGのスターリングなどがHSにポジションをとってメンディが幅と深みをとる役割を担います。選手の特徴によって誰がどこのポジションをとるのかというのに違いはあるものの、全体としての配置や役割が明確化されているところが、ペップが仕込むゲームモデルの存在を感じさせ、選手の自由度がかなり高いジダン・マドリーとは決定的に違う点と言えます。

もちろんこうした根底の部分は変えることなく、ペップは1st.legで対マドリー用に秘策を用意してきました。それは「B・シルバのゼロトップ」です。マドリーはラモス、ヴァラン、カゼミーロという世界最強の対人能力を備えた3人を中央に揃えており、CFジェズスが真っ向から勝負を挑んでも厳しいと判断したのでしょう。ラモス、ヴァランの2CBが前に出るアグレッシブな守備を得意としていることを逆手に取り、彼らを釣り出してWGに置いたジェズスやマフレズを斜めに走らせる攻撃を展開してきました。

これは一定の効果を見せたものの、実際に主導権を握ったのはマドリーの方で、バルベルデを中心とするオールコートマンツーマンがうまくハマってボールを回収し、先制点をとることに成功します。

しかしペップが黙っているわけもなく、さらなる戦略を用意していました。マドリーは右WGにイスコを置き、彼にはかなり自由が与えられ時には左サイドに顔を出して、実際に先制点を奪う活躍を見せたものの、その分右サイドの広い範囲をカルバハルが一人でカバーすることになります。ジェズスとのやり合いや大外をオーバーラップしてくるB・メンディの対応に追われ疲労困憊になり、チーム全体としてもプレス強度が落ちてきたタイミングでペップはスターリングを投入。これがマドリーの2失点に繋がってしまいました。マドリーはホームで逆転負けかつ主将ラモスを退場で失うという非常に難しい状況で2nd.legを戦わなくてはならなくなりました。


2nd.legの予想

確かにシティ相手にマドリーのハイプレスは有効な手段となりました。しかし90分ハイプレスし続けるのは不可能であることも同時にわかりました。マドリーはその直後に行われたクラシコで、前半はブロックを敷いてバルサにボールを持たせて耐え、後半一気に前に出て得点を奪い勝利。シティは1st.legでアウェイゴールを奪って勝利という絶対的な優位があるため、リスクを冒して攻めにくるようなことはせず、丁寧に後方からボールを繋いでくることが予想されます。

ジダンはクラシコのような戦い方を選択するのか。しかし最低2点が必要なマドリーが「前半は耐える」という作戦を実行するのは非常に大きな賭けです。やはりハイプレスで行くことになるのか。ここらへんはひとつ注目していたポイントでした。

それに伴いジダンのメンバー選びについて。両WG以外の9人(クルトワ、カルバハル、ヴァラン、ミリトン、F・メンディ、カゼミーロ、モドリッチ、クロース、ベンゼマ)は確定だと見ていました。1st.legでクロースが先発から外れ物議を醸しましたが、ラモス不在でビルドアップに不安を抱える中彼を外すことは考えづらく、同様に再開後尻上がりに調子を上げたモドリッチを外すこともジダンはしないだろうと。

問題は両WGです。右は攻撃面で最も期待できるのはアセンシオですが、ハイプレスの強度を考えればバルベルデを使いたい。イスコもあるかも?左はヴィニシウスの献身性は見逃せないが、対峙するのがウォーカー(スピード勝負に強い)なのでベンゼマとの連携や崩しの質といったところで上回るアザールか。ここらへんの人選でマドリーの戦い方がある程度決まる気がしました。

シティはB・メンディが出場停止なので、左SBにはリーグ戦で使っていたカンセロを使うことが濃厚です。逆サイドのウォーカーに比べれば彼の守備力は低いので、マドリーとしては特に右サイドの攻防が鍵を握りそうだと感じていました。また、シティは1st.legで怪我で途中交代したラポルテが復帰しており、相方にはハイプレスの餌食となったオタメンディの代わりに若手のエリック・ガルシアかフェルナンジーニョが入ることになりそうなので、ビルドアップは少なからず改善されているでしょう。


両チームスタメン

VSシティ画像①

マドリーはサプライズで右WGにロドリゴを起用。左WGにはアザールが入りました。後は予想通り。一方のシティは、マフレズではなく再開後パフォーマンスを上げペップのさらなる信頼を勝ち取った感のあるフォーデンを起用してきました。ロドリゴはマドリーの右WGにおいて攻守のバランスという意味では最も計算でき、攻めに行かなければならないが守備が崩壊しては元も子もない、という感じで彼を選んだのでしょうか。


シティの「外」切りプレスに窒息

ペップはゼロトップ戦術を採用。B・シルバの代わりにフォーデンがその役割を担います。それに伴いジェズスが左、スターリングが右という配置。これは1st.legと同様の意図・・・と思ったのですがそれだけではありませんでした。詳しくは後述します。

序盤はマドリーがボールを持ちシティが前からプレスをかける展開。リーガでヴァランとミリトンが組んだ時とは異なり、ラモスのところにそのままミリトンが入っています。しかしこのシティのプレスは、緻密な戦術設計がなされていました。

両WGのジェズスとスターリングはこちらの2CBを「外」から制限カバーシャドウでSBへのパスコースを遮断し、じわじわと圧力をかけ、マドリーのビルドアップを中へと誘導します。ここで、ゼロトップのフォーデンが中盤に落ちカゼミーロをケア、デブライネとギュンドアンの両IHがこちらの両IHモドリッチとクロースにマンツーマン気味でつき、数的同数あるいはAcのロドリと合わせて中盤で数的優位に立ちます。仮にSBにパスが出されても、前進の起点となるために手前に受けにいくモドリッチやクロースを両IHがスライドしたフォーデンと共に見張ることによって時間を稼ぎ、後ろに下げさせます。パスコースを消されたヴァランとクルトワはそれでも下で繋ぐことを選択。クルトワが右にボールを流し、右を見ていたため出す前からハマりかけていたヴァランにクルトワがそのままパスを出し、ヴァランに唯一残された逃げ道である左足のフィードをするかどうか迷った一瞬を突かれ、そのまま失点。これは単なるミスで済まされる問題ではなく、カゼミーロやCB2人のビルドアップ能力の低さから打ち出されたペップのハイプレス戦術に為す術なく喫した1点でした。マドリーはラモス不在の影響をモロに受け、立ち上がりに最悪の形から失点し、DF陣は動揺を隠せません(ここでメンタルを切り替えられないところもラモス不在の影響ですね)。


モドリッチ&クロースのサポート

その後、マドリーは中央低い位置に早い段階でプレス回避能力の高いモドリッチとクロースがサポートに入ることで何とかシティのプレスを回避し、完全に握られた主導権を取り返そうとします。

これはそこそこうまくいきました。一度中央を経由しシティのプレスのファーストラインを越えてサイドに展開することができれば、相手のラインを押し下げることができます。こうした場面を増やすことでやや勢いを取り戻し、マドリーが追いつきます。モドリッチの大きなサイドチェンジを右サイドで受けたロドリゴが対面のカンセロを素晴らしい縦突破で抜き去ると、正確なクロスをベンゼマが合わせました。早めに一点を返すことができ、選手たちの士気も上がります。「右サイドの攻防が鍵」がまさに現実のものとなりました。

VSシティ画像②


カゼミーロを無力化したフォーデンと両WGの動き

マドリーはボール非保持時にはハイプレスを仕掛け、オールコートマンツーマンを試みます。実際にこの完全に数的同数というリスクの高いプレスをやるチームはほとんど存在せず、マドリーの守備陣(特にヴァラン、ラモス、カゼミーロ)が大抵の1対1に勝利してしまう質的優位性があるからこそ為せる戦術です。エデルソンにはプレスをかけないというのはひとつポイントで、足元の技術があるエデルソンにまでプレスをかけて剥がされたら後方で数的不利に陥りピンチになることは必至です。ミリトンもその恵まれたフィジカルにより質的優位性を発揮し、エデルソンにロングボールを蹴らせて回収するマドリー。1st.legでうまくいったことはある程度再現できていましたが、ここでもペップは策を予め用意していました。

VSシティ画像③

シティのハイプレスで重要な役割を担っていたフォーデンは、攻撃においても非常に嫌らしいポジショニングをしました。下がって中盤に数的優位を作りに行きますが、カゼミーロの付近(主に左HS)を動き回り意識を向けさせます。カゼミーロは落ちて受けに行くギュンドアンについて行きたいのですが、フォーデンを気にして強く前に出れなかった印象です。また1st.legでは、ワイドに開く両WGをこちらのSBが見ており、下がって受けに行くB・シルバやデ・ブライネに対しCBが潰しに出ることでオールコートマンツーマンが機能していました。しかし、この試合の前半ではスターリングとジェズスが敢えて内側にポジションをとり、CBに自分をマークさせます。これが厄介で、ミリトンはスターリングを見ているためデ・ブライネに出ていくことができず、一方自分のマークがいなくなったF・メンディは誰を見れば良いのか戸惑い、カゼミーロはクロースやモドリッチとマークを受け渡しながらフォーデンorギュンドアンを見ています。もちろんクロースはハイプレスに行っており、ラポルテの対角への高精度中距離ロブパスや素早いパス回しで剥がされると、右HSで一番危険な男をフリーにしてしまいます。デ・ブライネに遅れてF ・メンディが出ていけば、すかさず彼とミリトンの間に生まれるスペースにスターリングが走り、確実にスルーパスを通してくるシティ。何度もチャンスを作られます。バルベルデがいないことでハイプレスの強度を1st.legほど出すのが難しかったのもあるかもしれませんが、マドリーのハイプレスは安定感を欠いていました。記事の冒頭で触れたように、ただでさえシティ相手にハイプレスをかけるのはリスクが高い。前半はまさに諸刃の剣といった状態でした。ラモスの不在の影響はここでも感じました。


ヴァランの致命的ミス

前半は1-1で折り返します。後半、シティは前線の配置をいじります。ゼロトップをやめジェズスを中央、フォーデンを右、スターリングを左にします。ハイプレスが90分続かないのはシティも同じで、やや後方に構えるミドルプレスに変更。サイドを押し込まれた際の守備力というところを意識してフォーデンをサイドに置いたのではないでしょうか。

一方のマドリーも前半のうちに1点を返すことができ、後半の早い時間帯で失点してしまえばほぼ敗退が決定的になってしまうため、リスクを冒してハイプレスをかけるシーンは少なくなります。前半に比べると楽に後方でボールを持てるようになったマドリーは、モドリッチとクロースが引き続き低い位置でボールを受け、ロングボールによるサイドチェンジや裏抜けを駆使してシティを押し込む時間帯を作ります。ロドリゴとの途中交代で入ったアセンシオが裏抜けからチャンスを作りますが、ベンゼマのシュートはエデルソンの正面。

対するシティもラインを上げられる時にはしっかりと上げ、特にIHの二人ではなくカゼミーロがビルドアップのサポートに落ちたところに狙いを定め徹底的にアタック。デ・ブライネを中心によりダイレクトなプレーからゴールに迫るも、クルトワの好セーブ連発で何とかゴールを割らせません。手前でも奥でも相手の圧にやられ適当なパスを出して引っ掛けるなど、この試合のカゼミーロはリーガでの活躍が嘘のような、正直目を覆いたくなるような出来でしたが、それもシティの狙い通り、ということでしょう。カゼミーロを消されたマドリーは崩しの中心であるモドリッチに高い位置でボールを持たせることができず、中盤より後ろと前線が分断気味になってしまったこと、そして後半アザールが試合から消えてしまったこと、この時間帯に得点を奪えなかった理由はそんなところでしょうか。

VSシティ画像④

前半ほどオープンではなくなったものの、一進一退の攻防が続く中、勝敗を分けたのはヴァランの致命的なミスでした。何でもないようなルーズボールの処理を誤り、またもジェズスに掻っ攫われ痛恨の2失点目。1失点目は彼だけの責任でないにせよ、このミスをしてしまってはチームとしてもどうすることもできません。シティを相手になるべくマイボールにしたい、前半のミスを取り返したいという焦りがあったのでしょう。ラモスほどの太々しさが彼にはありませんでした。

さらに無理に得点を奪いに行く必要がなくなった(マドリーが勝ち抜けるにはあと2点が必要)シティは、得意のロンドを開始。マドリーは3枚替え&3バックに変更からのパワープレイで最後まで得点を奪いに行きますが、付け焼き刃のメンバーと3バック、むしろプレスの取り所が定まらず良いようにボールを回されてしまいました。そのままスコアは動かず試合終了。ジダンは監督のキャリアで初のCL敗退となりました。


雑感

最後に軽く思ったことを書いておきます。2試合共オールコートマンツーマンを実行したマドリーに対して、エデルソンは割り切ったようにロングボールを飛ばしていました。一方2nd.legであれだけ前からハメ込まれても下で繋ごうとして失点したわけです。SBをCBと同じ高さまで下げてサポートさせる、などの手はなくはないですが、そもそもマドリーはそんなことしたことないです。手前を消されたら奥のどこかには必ずスペースがあります。プレスのファーストラインを越える中距離のパスの技術だったり、ラモスが出すような高精度のロングボールがなかったのはやはり痛手で、この試合で彼への依存度の高さが完全に露呈しましたね。それでも個人的には立ち上がりだし割り切ってロングボールを飛ばす選択肢は持っておくべきだったと思いました。ジダンがあのプレスを掻い潜るビルドアップを用意できたとは思わないし、多少良くなったのもおそらくモドリッチクロースの即興的な判断によるものでしょう。マドリーはそういうチームです。そういった意味では前線に全盛期ベイルがいたらな、なんて思いました。来季は戦術的な上積みを期待したいですね。非常に悔しい敗戦となりました。しかしこれで過去最長のシーズンも終了。お疲れ様でした。


試合結果

マンチェスター・シティ2-1レアル・マドリード
ラヒーム・スターリング(9分)、ガブリエル・ジェズス(68分)
カリム・ベンゼマ(28分)


出場選手

クルトワ:確かに幾度もビッグセーブを見せたが、1失点目のパスはヴァランを殺したも同然。リーガでは覆い隠せていたビルドアップの拙さを突かれてしまった。
カルバハル:決死のカバーリングや危機察知能力でピンチを防ぐも、ビルドアップを助けることは出来なかった。
ヴァラン:叩かれるのはもはや必然だが、マドリーのように守備陣が数的同数あるいは数的不利な状況に晒されることが多いチームで、そのスピードや守備範囲といった個の能力が世界最高であることに疑いはない。自信を失わず立ち上がって欲しい。
ミリトン:マドリーのCBに必要とされる個の守備能力については、そのポテンシャルの高さを見せた。ヴァランがああなってしまってはどうにもならないが、来季はラモスの不在を感じさせない程の成長が見たい。
メンディ:スターリング相手に粘り強く対応したが、得意の迫力のある攻撃参加は見せることが出来なかった。
カゼミーロ:完全に試合から消される。ウォーカーにドリブルで簡単に振り切られたシーンに象徴されるように、存在価値である無理が効くプレーすらほとんど見せられず、ビルドアップでも穴となってしまった。
モドリッチ:シティのハイプレスに完全にハマったDF陣を助けるため後方でボールを受けるも、やはり彼に高い位置でアイデアを発揮させられなかったのは痛かった。
クロース:ビルドアップの頼みの綱であったが、ラモスがいない分厳しいマークに合った。モドリッチと共にカゼミーロの分まで走ったものの、デ・ブライネに上手くスペースを使われてしまった。
ロドリゴ:この試合唯一の希望。先発起用に応え、縦への力強い突破で存在感を示し、アシストを記録。
ベンゼマ:この試合で決定力不足が~という意見は的外れだ。明らかに後方で問題を抱えており、彼は早い時間帯に士気を上げる同点弾を決め、できることはやっていた。
アザール:何回か左サイドでボールをキープし時間を作ったが、マドリーの7番がそれだけで良いはずがない。存在感は希薄で、ヴィニシウスを使っていたらと言われるのも当然だろう。
バルベルデ:アザールの代わりに出ていたらと思わせる一人。あの状況で投入されてもどうしようもない。
バスケス:バルベルデ同様、どうしようもない。
アセンシオ:裏抜けでチャンスを作るもゴールまでは行けず。ヒーローにはなれなかった。
ヨビッチ:前でロングボールを力強く収めるなど、短い出場時間で光るものはあった。ただ来季果たしてチャンスを与えてもらえるのかどうか。
ジダン:もちろん昨季のボロボロの状態からリーガ制覇に導いたマネジメントと人心掌握は賞賛に値するが、世界最高の監督の一人であるペップの方が何枚も上だと思わされるような完敗だった。


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