20240109SDGsニュース
長崎・対馬市 海ごみアートプロジェクト販売収益の一部をごみ回収費に 循環型経済の確立目指す
※対馬の場合は、海流の関係で漂着ごみのほとんどは中国・朝鮮半島方面が発生源(日本は太平洋上の漂流ごみの発生源でもあります)。海水につかって塩分が付着しておりマテリアルリサイクルには不向き、内容物不明の容器は危険物の可能性もあります。原材料の仕入れは無料ですから、無から有を生み出すにはアートが適しているかもしれません。
漂着ごみ組成データ→ https://www.env.go.jp/content/000159865.pdf
ごみの瓶を再利用して雑草予防 鳥取の企業の特許技術製品で実証実験
※昔は、酒、しょうゆ、みりん、牛乳、清涼飲料、みんなリターナブルのガラスびんでしたが、ペットボトルや缶に移行し、今や生き残っているのはビールと酒くらいでしょうか。破砕してカレット化してびんに戻せないものもあるので、他用途利用は昔から課題。再生コストがどのくらいかわかりませんし、「約千度の高温で焼く」のに化石燃料を使うとすればCO2排出もそれなり、環境面もトータルで評価する必要があるでしょう。
ガラスびんのマテリアルフロー→ https://www.glass-3r.jp/data/pdf/data_09.pdf?20231201
ブラジル・アマゾンの森林伐採、昨年は前年比で半減。ルラ政権の自然保護策が効果。代わりに隣接するセラード・サバンナでの開発が増大。農業ビジネスとの調整が課題(RIEF)
※良い知らせではありますが、「2023年中にブラジル国内のアマゾン地域で破壊された森林面積は5152㎢で、2022年(11568㎢)から半減以上(約55%)減少」ということは、千葉県(5158㎢)とほぼ一緒。2022年は秋田県(11638㎢)とほぼ一緒(秋田県て広いんですね)。ちなみにこの森林減少分は、CO2吸収源の減少であると同時に、CO2放出の増加要因にもなりますが、ブラジルのGHG排出量算定ではどのように扱われているのでしょう?
【独占】「清水建設」が約500億円かけて建造した世界最大級の洋上風力作業船、風車建設の巨大プロジェクトに密着!
※石油リグに比べれば、だいぶ安全そうですが、海が荒れたら大変ですね。再エネ3倍って会議で署名するのは簡単ですが、実現するにはこういう現場がどれだけ必要なんでしょう。
コメンテーター紹介
サステイナブル歴30年+3年の眼
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SDGs/ESG/脱炭素について勉強するならこの本で
新版は、環境省認定「脱炭素アドバイザー ベーシック」対応となりました。このたび環境省の認定がおり、問題集は10月6日販売開始となります。
1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。
2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。
3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。