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天皇賞秋2019 - 全頭外厩診断+評価

天皇賞秋の全頭外厩評価をお送りします。
評価はS~Eの6段階+激走注意Zとなります。ご参考までに♫

評価S 圏内濃厚
評価A 軸候補
評価B おさえ必須
評価C おさえ候補
評価D 厳しいか
評価E かなり厳しい
評価Z 激走注意

評価Zに注目です♫

1.カデナ 評価D

中竹厩舎×藤岡佑
大山ヒルズ帰厩初戦、中7週

巴賞以来の大山調整。中竹厩舎×大山は叩き傾向で初戦率水準以下。×藤岡佑は勝率水準上も複率なら超高率。ここ2走は在厩で好走も大山帰りは弥生賞勝ちもある。調子自体は問題なくきそうだが、ここに入るとさすがに相手が…

2.アーモンドアイ 評価S

国枝厩舎×ルメール
ノーザンF天栄帰厩初戦、中20週

毎回天栄。国枝厩舎×天栄はハイアベレージ。×ルメールは勝率3割超、複率7割の超ハイアベレージ。中20週も秋華賞でこなしていて不安はない。安田記念もスタート不利の中一頭追い上げたのは抜けた地力あればこそ。死角らしい死角が見当たらない。最有力。

3.ケイアイノーテック 評価D

平田厩舎×幸
吉澤S-WEST帰厩2戦目、中2週

平田厩舎×吉澤SWは叩き傾向で2戦目はプラス。×幸は結果出ておらず、継続騎乗3戦目も好感は持てない。馬自身2戦目は悪くないが一気に良化する感じでもなく、NHKマイル勝ちは4戦目。マイルCS行くなら面白いかも。

4.スワーヴリチャード 評価B

庄野厩舎×横山典
ノーザンFしがらき帰厩初戦、中17週

こまめにしがらき。庄野厩舎×しがらきは水準以上。×横山典はサンプル少なめで勝ち切れずだが、圏内率はそこそこ。馬自身、大阪杯勝ちやJC3着は在厩2戦目短間隔。次走の方が本領発揮しそうなのは確かだが、昨年の大敗は不利響き参考外。得意の左回りで好枠ならおさえておいた方が良さそう。

5.アエロリット 評価B

菊沢厩舎×戸崎
ノーザンF天栄帰厩2戦目、中2週

菊沢厩舎×天栄は初戦傾向だが、馬自身天栄帰り2戦目中2週は今春と昨春の安田記念2着と同じ。力は出せる。×戸崎は勝ち切れないが前出の2戦に騎乗で問題ない。距離延長は課題も気分良く行けば簡単には止まらない。得意の府中と仮柵設置を活かせば。

6.ユーキャンスマイル 評価C

友道厩舎×岩田康
ノーザンFしがらき帰厩初戦、中7週

友道厩舎×しがらきは高率で、×岩田康も水準以上の率。左回りは重賞2勝を含め3戦3勝で相性良い。ただ前走は天栄帰りで、友道厩舎×天栄が超高率なのでしがらき帰りの今回はプラスにはならない。スローの瞬発力勝負になればそこそこやれるか。

7.スティッフェリオ 評価Z

音無厩舎×丸山
山元トレセン帰厩2戦目、中4週

音無厩舎×山元は初戦も勝てるが、複率で在厩に安定感。×丸山は高率で、馬と重賞3勝と相性良い。馬自身は山元、GWの併用だが、外厩帰り2戦目は大阪杯を除いてオール連対。特に山元帰り2戦目は2戦2勝。東京は1戦しかサンプルなく適性どうかも、展開次第で好走も。

8.マカヒキ 評価B

友道厩舎×武豊
ノーザンF天栄帰厩初戦、中17週

昨年当レース以来の天栄調整。友道厩舎×天栄は超高率。×武豊は超々高率で、岩田康から乗替は大幅プラス。馬自身は在厩で調子上げ、昨年同コンビ天栄帰りで負けてもいるので強気なことは言えない。ただ陣営的な臨戦過程は良いし鉄砲効く。怖さある。

9.ダノンプレミアム 評価A

中内田厩舎×川田
信楽牧場帰厩初戦、中20週

金鯱賞以来の信楽牧場帰り。中内田厩舎×信楽牧場はサンプル少ないが当馬で結果出している。×川田は超ハイアベレージ。馬自身帰厩初戦は5戦5勝。4戦はケイアイF系とはいえ、初戦は在厩より力出しやすいと言える。巻き返してきそう。

10.サートゥルナーリア 評価B

角居厩舎×スミヨン
ノーザンFしがらき帰厩初戦、中4週

ほぼ毎回しがらき。角居厩舎×しがらきは水準以上。×スミヨンは今回の来日のデータないが5年前エピファネイアとのコンビでJC制覇歴。問題ないが、ルメから乗替がプラスとも言えない。前走は今季絶好調の早来帰り。中5週のダービーでテンションが上がっていたので、臨戦過程に不安点もある。世代屈指の脚力は間違いないが、信頼感はアーモンドアイに一歩譲る。

11.ゴーフォザサミット 評価E

藤沢和厩舎×北村宏
ファンタストクラブ帰厩3戦目、中4週

藤沢和厩舎の在厩は高率で、×北村宏は水準前後。馬自身初戦在厩遜色なく、掴みどころが難しい馬だが、青葉賞制覇は在厩2戦目。3戦目ダービー0.4差からも在厩は悪くないはずだが、キッカケになるかというとどうか。

12.ドレッドノータス 評価D

矢作厩舎×坂井
ノーザンF空港帰厩3戦目、中2週

矢作厩舎×空港は初戦在厩遜色なく水準前後。×坂井は厩舎主戦で水準の率。空港帰り3戦目は例がなく未知も、しがらき帰りも含めて見ると2戦目上昇→3戦目平行線、といった感じ。人気以上には走る馬だが、このレベルでは掲示板までか。

13.ランフォザローゼス 評価D

藤沢和厩舎×Mデムーロ
ミホ分場帰厩2戦目、中2週

春は天栄帰りで青葉賞2着など。在厩ではダービー、セントライト記念ともに負けている。藤沢和厩舎の在厩は高率。×ミルコは水準やや上で、前走北村宏から乗替はややプラスもさほど変わらない。手を出すのは仕切り直してからか。

14.ワグネリアン 評価A

友道厩舎×福永
ノーザンF天栄帰厩初戦、中9週

3歳以降は天栄を利用。友道厩舎×天栄は超高率で全頭トップクラス。×福永も超高率だがこちらは国枝×ルメールや中内田×川田にはやや劣る。東京得意で陣営力は最上位。前走は両前落鉄で運がなかった。馬自身ダービー制覇は在厩3戦目で、すでにJC行く情報出ているので本領発揮は次走の可能性。それでも上位評価したい陣営力。

15.ウインブライト 評価C

畠山厩舎×松岡
コスモヴューF帰厩2戦目、中4週

畠山厩舎×コスモVFは完全に叩き。×松岡はおなじみコンビ。率は水準前後。似た臨戦過程では昨年マイルCS0.4差、一昨年福島記念制覇があり、前走よりは力出しそう。ただし本当に良くなるのは冬~春。秋のG1は体調上がりきらないか。

16.アルアイン 評価C

池江厩舎×北村友
ノーザンFしがらき帰厩初戦、中17週

こまめにしがらき。池江厩舎×しがらきはハイアベレージ。×北村友は水準前後も大阪杯勝ちコンビで昨年も4着。帰厩初戦も走るが中15週以上はG2でも勝ち切れておらず、G1で馬券になった4回中3回は叩いて在厩中2週。マイルCS狙いか。

【評価まとめ】

●評価S:2.アーモンドアイ
●評価A:9.ダノンプレミアム、14.ワグネリアン
●評価B:4.スワーヴリチャード、5.アエロリット、8.マカヒキ、10.サートゥルナーリア
●評価C:6.ユーキャンスマイル、15.ウインブライト、16.アルアイン
●評価D:1.カデナ、3.ケイアイノーテック、12.ドレッドノータス、13.ランフォザローゼス
●評価E:11.ゴーフォザサミット
●評価Z:7.スティッフェリオ

やはりアーモンドアイの死角のなさに比べると他馬には一長一短があり、それはもう一頭の有力馬サートゥルナーリアにも言えます。注意しておきたいのが金子オーナー×友道厩舎の3頭ですが、マカヒキとワグネリアンが天栄調整に対してユーキャンスマイルはしがらき調整。前走からの上がり目という点でユーキャンスマイルの評価はやや落としました。
評価Zのスティッフェリオは外厩帰り2戦目が好成績。激走に期待します。

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