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6月1日・2日の予想コメントと的中結果

【6月1日・2日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)

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【超万馬券予想の的中結果】

■6月2日(日)
小金井特別
3連単 25万7,590円
3連複  4万 160円
馬 連    4,730円
複 勝    190円(90%)
◎ヴァンドーム2着(1人気)

下鴨S
3連単 7万9,740円
3連複   9,090円
馬 連   8,790円
複 勝    190円(90%)
◎ショウナンアデイブ2着(3人気)

祇園特別
3連単 3万4,090円
3連複 1万1,600円
単 勝    230円(10%)
複 勝    140円(90%)
◎ロードフォアエース1着(1人気)

ホンコンJCT
3連単 1万5,330円
馬 連   1,590円
複 勝    140円(90%)
◎ビターグラッセ2着(2人気)

松風月S
複 勝 200円(90%)
◎パラシュラーマ3着(4人気)

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■6月1日(土)
稲城特別
単 勝 330円(10%)
複 勝 120円(90%)
◎カフェグランデ1着(2人気)

由比ヶ浜特別
馬 連 1,760円
単 勝  210円(10%)
複 勝  110円(90%)
◎レッドシュヴェルト1着(2人気)

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【日曜メインレース】

安田記念
3連複  3,280円(×2)
ワイド  350円(×9)
ワイド  920円(×5)
複 勝  150円(70%)
◎ソウルラッシュ3着(2人気)
××◎でヒット

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東京11R
安田記念(GI) 馬場状態が微妙、◎は本格化してGI獲りも、○と▲は穴候補

東京の芝1600mで争われるGI競走。

左回り。向正面の2コーナー出口からの発走、ワンターンのコース。スタートして300mほどは緩やかな下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150mから3コーナー途中の残り約900mまでは下り坂になっている。

下りが終わると緩い上り坂に転じ、4コーナーを回って直線に向かう。直線の残り460m~残り300mは高低差が約2mある急めの上り坂。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。コース全体の高低差は2.7m。

芝は開催7週目で、Cコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内柵沿いに傷みが出始めました」と発表があった。

土曜の馬場は、芝が良でダートが重。芝はレースが流れて中~外を伸びた馬が勝ち切るケースが多かった。内も走れる状態だった。

土曜の夜から日曜の朝にかけて雨が降り、日曜は朝の段階で稍重。昼から雨が強くなるということだったのだが、見るごとに予報が変わっている。土曜の夜の予報だと安田記念は不良まで悪化しそうだったのだが、そこまで悪くならない可能性が出てきた。

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フルゲートの18頭立て。日本勢でGI馬を勝っているのは、ナミュール(マイルチャンピオンシップ)、セリフォス(マイルチャンピオンシップ)、ダノンスコーピオン(NHKマイルカップ)、ジオグリフ(皐月賞)の4頭になる。

香港勢はヴォイッジバブルが香港スチュワーズカップを勝っていて、ロマンチックウォリアーは芝2000mで香港のGIを6勝し、オーストラリアでコックスプレート(芝2040m)を制覇した。

6番枠のドーブネ、11番枠のウインカーネリアンがハナ候補。好位につけるのは、パラレルヴィジョンとフィアスプライドの国枝栄勢に、ヴォイッジバブル、エルトンバローズ、ソウルラッシュあたりか。

馬場がかなり悪くなった場合、泥をかぶりたくはないし、といってスタミナを残すように慎重にも乗りたい。脚を取られて進まない馬が出てくるはずで、どんな競馬になるのかやってみないとわからないところがある。

馬場がはっきりしないのは厳しいが、少なくともすっきりとした良にはならない。“重馬場相当の道悪”として予想を組み立てた。

池江泰寿厩舎(栗東)の6歳馬ソウルラッシュに◎を打った。

ルーラーシップ(キングカメハメハ直仔)×マンハッタンカフェ(サンデーサイレンス直仔)という配合。母系は特に活気があるわけでなく、1つ下の弟がディオ(東風S)で、4代母の孫にヘネシー(Hennessy)がいる。

安田記念は過去2年も走っていて、13着と9着。一昨年は直線で前が塞がって力を出せなかったもので、昨年に関しては池江師が「コンディションがもうひとつだった」と敗因を述べている。

府中では4歳時に富士Sでクビ差の2着。直線でダノンスコーピオンと叩き合い、最後で斤量が3キロ軽いセリフォスに差された。コース適性に問題はないと感じるが、池江師は「ずっと続く直線の坂がもうひとつ苦手なのかな」と話している。

前2年と違っているのは、5歳の秋からの本格化ぶりが素晴らしく、パワーアップした状態で臨めることだ。ヤネがモレイラという点も心強い。

昨秋のマイルチャンピオンシップでは直線で内めから先頭に立ち、ナミュールにクビだけ差されての2着。中2週で初の海外遠征となった香港マイルは0秒4差の4着だった。

5歳の緒戦は京都で行われたマイラーズカップ。3歳の秋から着けていたブリンカーを外し、松山弘平が前日に落馬して団野大成が急きょの騎乗となり、それでも直線で外からしっかりと伸びて抜け出した。最後まで集中していたし、文句なしの勝利だった。

そこから中5週。短期放牧に出され、5月7日に栗東に戻った。2週前、1週前にCWコースで終いにビシッと追われ、時計はそれぞれ65秒8-10秒7(単走)、65秒6-10秒9(併せ馬で先着)。今週は坂路で単走でやられ、53秒1-12秒1をマークした。

もともと攻め駆けすることで定評があるが、それにしてもパワフルな動き。そして、馬体ははち切れんばかりに充実している。調教後の馬体重は前走比6キロ増の518キロで、太いということはなさそうだ。

モレイラは昨年のマイルチャンピオンシップと香港マイルで手綱を取っている。周りからマークされる立場ではあるが、御して馬の能力を引き出すことに何の不安もない。

渋った馬場に関しては、重で1戦1勝、稍重では22年と24年にマイラーズカップを勝っている。適性は高い部類だ。

ただ、スタートの一完歩目でしっかりとトモが入るわけではない。前走もそうだが、五分に出たように見えても少しヨレていたりする。下は悪くなっているわけで、バランスを取れずに大きく下がってしまう危険性がないわけではない。モレイラがうまく対処してくれるといいが、ジョッキーの腕でカバーし切れることでもないので。

気になる点があるのはどの馬も同じであって、今の同馬の充実ぶりから崩れるシーンもなかなか思い浮かばない。池江師は「何とかGIを勝たせて種牡馬にしてあげたい」と。それが叶っていいし、軸として期待することにした。

鹿戸雄一厩舎(美浦)の7歳馬ウインカーネリアンは穴で気になる存在。

古い話になるが、コントレイルが勝った皐月賞で4着に健闘。マイルのGIは海外を含めて3走していて、最高着順は昨年の安田記念の8着(0秒7差)である。

今年はブリンカーを着けて2走。東京新聞杯では海外遠征帰りながら軽快に逃げて2着に踏ん張った。続く高松宮記念は4着。強く出しいって力んだ走りになり、直線の立ち上がりで大きめに外に動かした。それで内の3頭に先着されていて、このあたりは三浦皇成の甘さである。

その後は放牧に出され、美浦に戻ってからはいつも通りウッドコースと坂路で熱心に乗ってきた。追い日はウッドコースで、2週前が66秒5-11秒2、1週前が64秒6-11秒2、今週は68秒7-11秒7。いずれも皇成が跨っていた。

少し細く映るのが気にはなるが、動きはキビキビとして十分な推進力があり、馬にやる気がある。陣営は「グンと上向いた」と話していて、いいデキにあるとみていいだろう。

良馬場の方が良さそうな走りではあるが、スクリーンヒーロー×マイネルラヴという配合だし、重だった高松宮記念の行きっぷりから、適性がないことはない。スタートが決まれば、揉まれずに前で運ぶ展開に持ち込めて、ヒドく泥をかぶることもないだろう。

皇成で道悪の安田記念というと、14年のグランプリボスを思い出す。馬場は不良、直線でグッと伸びて先頭に出たが、最後でジャスタウェイに内からハナだけ出られて2着に終わった。いまだGI勝ちがない皇成だが、人気薄といえ今回はチャンスがあっていい。

須貝尚介厩舎(栗東)の6歳馬ステラヴェローチェは道悪での穴候補。

2歳時に朝日杯フューチュリティSでグレナディアガーズのレコード勝ちの2着。3歳時は三冠で3着、3着、4着と駆け、有馬記念(勝ち馬エフフォーリア)は4着だった。

4歳になって2戦し、屈腱炎を発症して長期離脱することになった。5歳の秋に1年7ヵ月ぶりに戦列に戻り、2戦して放牧へ。そして、6歳になって大阪城Sで復帰し、58.5キロのハンデを背負いながら勝ち切った。

続く大阪杯は0秒1差の4着。道中は行きたがるのを抑えつつの追走で、後半は動きづらいところがあって直線で外に出す。グッと伸びて見せ場をつくったものの、最後は同じ脚になっていた。馬のテンションもトモのハマりもひと息だったかもしれないが、ヤネが甘さが目立つ酒井学で、この分があったと感じる。

中間は放牧に出され、栗東に戻ってから意欲的に乗り込んできた。自然と時計が出るタイプで、2週前に坂路で50秒7-12秒6、1週前にCWコースで63秒5-12秒0、今週は坂路で強くは追わずに53秒7-12秒3をマークした。仕上がりは良さそうだ。

ヤネは先週にダノンデサイルを駆って史上最年長となる56歳3カ月でダービー制覇を決めた横山典弘。同馬には騎乗歴があり、2歳時のサウジアラビアロイヤルカップ勝ちと朝日杯フューチュリティSがそうである。

稽古は2週前と1週前に跨っていて、仕上がり具合と成長度をつかんでいるだろう。正直、衰えたと感じるところはあるが、馬の方は2戦2勝(サウジアラビアロイヤルカップ、神戸新聞杯)と道悪が得意で、府中のマイルは理想の舞台。両者のコンタクトがうまくいくと一発がある。

△は西の5歳馬ガイアフォース。昨年の安田記念は0秒2差の4着で、今年はダートのフェブラリーSに挑戦して2着に食い込んだ。骨折明けになるが、栗東の坂路でしっかりと動いて仕上がりは良さそう。長岡禎仁の2番枠というのは心配でも、マイルでは確実に伸びてくるので。

※は中間の攻めの動きが明らかに違っている皐月賞馬ジオグリフで、×の1番手はGI初挑戦でも勢いとルメールの冷静さが怖いパラレルヴィジョン。

ヴォイッジバブルとロマンチックウォリアーの香港勢は、底力と強い精神力があって、来日後の気配もいい。劣悪な馬場になった場合にどうかいう点が問題で、勝ち負けになって当然の存在である。

以下、印が回ったのはフィアスプライド、セリフォス、エアロロノア、レッドモンレーヴ、ナミュール。馬場状態次第で何が起こっても驚けない。

午前の段階で、◎ソウルラッシュは単勝560円の2番人気、○ウインカーネリアンは単勝2,300円の9番人気、▲ステラヴェローチェは単勝1,480円の8番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。

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◎10番ソウルラッシュ
○11番ウインカーネリアン
▲13番ステラヴェローチェ
△2番ガイアフォース
※4番ジオグリフ
×9番パラレルヴィジョン
×15番ヴォイッジバブル
×7番ロマンチックウォリアー
×12番フィアスプライド
×17番セリフォス
×8番エアロロノア
×3番レッドモンレーヴ
×5番ナミュール

【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(70%)・13番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
10→7.17(×8)
10→2.5.9(×4)
10→13.15(×2)
10→3
11→全通り
13→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
10→全通り(136点)
【3連複】(軸2頭ながし)
7.10→全通り(16点)
10.17→全通り(16点)
11.13→全通り(16点)
2.11→全通り(16点)
2.13→全通り(16点)
4.11→全通り(16点)
4.13→全通り(16点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
10.11→全通り(96点)
10.11→7.17(12点)
10.13→全通り(96点)
10.13→7(×4)(24点)
10.13→17(×3)(18点)
10.13→2.5.9.15(24点)
11.13→全通り(96点)
10.2→全通り(96点)
10.2→7.17(×5)(60点)
10.2→5.9(×2)(12点)
10.2→15(6点)

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京都11R
松風月ステークス ハンデ戦で混とん、◎○▲の伏兵馬3騎を狙う

京都のダ1200mで争われるオープン特別。

右回り。向正面の2コーナー出口からの発走。スタート地点は緩い上り坂になっていて、150mほど走って残り約1050mの地点からダートコースにもある“京都の坂越え”が始まる。

まず、3コーナー手前の残り約850mまで、約200mの間に2m強の高低差がある坂を上る。上り切ってからは一転して下り坂に。4コーナーに入って残り約550mの地点まで、約300mの間に約3mの高低差を駆け下りることになる。

坂越えが終わると平坦に。4コーナーを回り切って直線に入り、ゴールまで平坦になっている。直線距離は329.1m。ダートコース全体の高低差は3.0m。

土曜のダートは稍重。1勝クラスはエスカルが好位から抜けて快勝し、時計は1分10秒7だった。2勝クラスはベンダバリラビアが外から差して1分11秒5で勝利している。

日曜は午前の段階で稍重。天候は曇りで、雨が落ちる可能性がある。正確な馬場は読めないが、オープン馬にとって標準以上に走りやすい状態にはなっているだろう。なお、クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cm。

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フルゲートの16頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが60.5キロ、最軽量が54キロで、6.5キロの上下差がある。

13番枠のロードエクレールがハナを奪いに行くか。5番枠のマニバドラも積極的に乗られる可能性がある。ドンアミティエ、アームズレインも揉まれずに運びたいが、折り合いに注意しないといけない。各馬のスピードから、速めのラップが刻まれることになるだろう。

混とんとしたハンデ戦で、午前の段階で3連単の1番人気が9,000円台になっている。そこで、3騎の伏兵馬を狙うことにした。

今野貞一厩舎(栗東)の4歳馬ドンアミティエに◎を打った。

今年の2月に今回と同じ舞台で3勝クラスをV。2番手追走で気持ちが入り、逃げたステラフィオーレを突つく形になる。直線でこれと叩き合い、競り落としてクビ差で勝ち切った。良で1分10秒8は評価できる時計。ちなみに、レースの前半3ハロンは34秒0と速く、ラスト1ハロンは13秒2要していた。

初のオープンとなった千葉S(中山ダ1200m)は、なだめて少し下げる競馬に。直線は周りを気にする感じで、それでもジリジリと脚を使って0秒5差の6着で入線した。本気の走りではなかった。

中間は放牧に出され、栗東に戻ってから坂路で熱心な乗り込んできた。2週前の段階で51秒2-12秒4と速い時計が出ていて、今週は楽な感じで52秒0-12秒3をマークした。陣営は「気配は上向き」と話している。

ヤネは3勝クラスを勝った時に騎乗していた和田竜二。最終追いにも跨っていて、仕上がり具合はつかんでいるはずだ。

ハンデは55キロと有利な数字。6番枠から出てどんな形になるかが鍵になるが、スピードを活かしつつ、ヒドく揉まれずに息を入れて走れるといい。噛み合うと上位争いになる。

吉村圭司厩舎(栗東)の5歳馬イスラアネーロが2頭目の穴馬。

今年の2月に今回と同じ舞台の大和Sを1分10秒8(良)で0秒1差の3着。好位の後ろで抑えて脚をタメ、直線でしっかりと伸びて残り100mで抜け出す。最後は1頭になった分もあったか、外から差し込まれた。常に折り合いが課題になるが、能力差はない。

坂路の最終追いでは52秒2-12秒8をマーク。中6週で使ったあとの中3週になり、デキはキープしている感じだ。

ヤネは池添謙一。テン乗りになるので、同馬の気性を考えて慎重に運んでもらいたい。ハンデは56キロなら手頃と言え、◎ドンアミティエと同様に噛み合うと好勝負になる。

千田輝彦厩舎(栗東)の5歳セン馬メズメライザーが3頭目の穴馬。

昨年の12月に中山ダ1200mで3勝クラスをクリア。大外16番枠から好発を切って外々を進む形になり、直線でグッと脚を使って抜け出した。良で1分10秒3と時計は優秀だった。

オープンの2戦は中山で、緒戦を2着し、2戦目は4コーナーでスムーズさを欠いての8着。気性面で難しさがあるが、オープンでやれることはすでに証明している。

その後はひと息入れ、栗東に戻ってからは坂路とコースで熱心な乗り込んできた。18日(土)に坂路で54秒6-12秒7が出ていて、CWコースの最終追いは終い重点で71秒2-11秒4。ビシビシとやるタイプではなく、仕上がりに問題はなさそうだ。

ヤネはテン乗りでミルコ・デムーロ。難しい同馬を御して操れるか心配があるが、そこは何とか頑張ってもらうしかない。枠は7番枠で、揉まれない競馬になると理想である。55キロのハンデはいいし、うまく立ち回って力を出せると一発がある。

△はベストは左回りでも、3走前に阪神でオープンを快勝しているアームズレイン(57.5キロ)。※はダ1200mで底が割れないところがあるマル外のマニバドラ(55キロ)で、以下、ジレトール、ロードエクレール、スマートフォルス、パラシュラーマなど、侮れない勢力が多くいる。

午前の段階で、◎ドンアミティエは単勝750円の5番人気、○イスラアネーロは単勝2,170円の10番人気、▲メズメライザーは単勝1,700円の7番人気。ハマるとドデカイ配当になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。

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◎6番ドンアミティエ
○9番イスラアネーロ
▲7番メズメライザー
△14番アームズレイン
※5番マニバドラ
×10番ジレトール
×13番ロードエクレール
×11番スマートフォルス
×8番パラシュラーマ
×12番ロンドンプラン
×2番アティード
×3番ケイアイロベージ

【単勝】6番(10%)・9番(10%)・7番(10%)
【複勝】6番(70%)
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【馬連&ワイド】
6→全通り
6→5.8.10.11.14(×4)
9→全通り
7→全通り
7→5.8.10.11.14
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【3連複】(軸1頭ながし)
6→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
6.14→全通り(14点)
5.6→全通り(14点)
7.9→全通り(14点)
9.14→全通り(14点)
7.14→全通り(14点)
5.9→全通り(14点)
5.7→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
6.9→全通り(84点)
6.7→全通り(84点)
6.7→5(6点)
9.7→全通り(84点)
6.14→全通り(84点)
6.14→5.10(×2)(24点)
6.14→8.11(12点)
9.14→全通り(84点)
7.14→全通り(84点)
7.14→5.10(12点)

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【日曜後半レース】

小金井特別
3連単  25万7,590円
3連複  4万 160円
馬 連   4,730円(×4)
ワイド   1,610円(×4)
ワイド   2,910円
複 勝    190円(60%)
◎ヴァンドーム2着(1人気)
△◎×でヒット

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東京12R
小金井特別

2勝クラスのダ1400m戦。ダートは朝の段階で重だが、昼過ぎから雨が強く降るという予報で、最終レースのころには不良になっていそうだ。

フルゲートの16頭立てで、アローワンスがあって斤量利がある3歳馬はヴァンドームの1頭だけ。ジョッキーは馬場を意識して乗ることになり、並びやペースは流動的である。

◎ヴァンドームは西の3歳馬。今回と舞台が同じだった前走で3歳1勝クラスを勝ったが、スタートで躓いて大きく置かれながら、直線で外から猛然と伸びて突き抜けた。勝ち時計は1分24秒5(良)で、自身の上がりは35秒6。ゴールを過ぎてからもグイグイ伸びていて、まだまだ余裕ありという強烈な勝利だった。

中間は栗東の坂路でしっかりと。時計は目立たないが、もともと攻め駆けするタイプではない。ヤネは引き続き北村宏司で、55キロで走れる利がある。気性が若くて本気で走ってくれるかわからないところはあるが、能力的、脚力的には2勝クラスを楽に突破できるものがあるので。

○フライヤートゥルーは姉にレーヌブランシュ(関東オークス、レディスプレリュード)がいる西の4歳馬。昨夏に新潟のダ1800mで1勝クラスを勝った時が良で1分51秒8の好時計だった。2着のドゥラリアルは、すでに3勝クラスに上がっている。

前走で初めてダ1400mを走って3着。直線で外に動かした三浦皇成の騎乗には疑問符が付き、最後まで集中して走れたのは収穫だった。中2週で再遠征になる点が少し気になるが、抜け出すシーンがあっても。

▲はひと息入れて良化ムードのコンクエスト、△は末脚確かなジャスリー、※はスピードあるスティルディマーレ。以下はカンパニョーラ、バルミュゼット、ニジュウダンサーなどで、多めに打っても印が回り切らない。

朝の段階で、◎ヴァンドームは単勝520円の1番人気、○フライヤートゥルーは単勝560円の2番人気。馬場のことがあるし、大きな配当になる目を入れておきたいので、連勝式は手広く買っていくことにした。

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◎12番ヴァンドーム
○8番フライヤートゥルー
▲9番コンクエスト
△14番ジャスリー
※2番スティルディマーレ
×7番カンパニョーラ
×11番バルミュゼット
×10番ニジュウダンサー
×15番ロイヤルダンス
×6番キョウエイカンフ
×5番ダブルジョーク
×3番ドライブアローカス

【単勝】12番(10%)・8番(30%)
【複勝】12番(60%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→8(×5)
12→5.9(×3)
12→2.7(×2)
12→10.14.15
8→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
12→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
8.12→全通り(14点)
8.12→9(×8)(8点)
8.12→5(×6)(6点)
8.12→2.7.10.14.15(×3)(15点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
12.8→全通り(84点)
12.8→9(×6)(36点)
12.8→5(×4)(24点)
12.8→7(×3)(18点)
12.8→15(×2)(12点)
12.8→10.14(12点)
12.9→全通り(84点)
12.9→5.7.15(18点)
12.14→全通り(84点)
12.2→全通り(84点)

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京都12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスの芝1400m(外)戦。芝は連続開催の7週目で、先週までのBコースからCコース使用に替わっている。芝は相変わらずスピードが出る高速馬場。内も十分に走れるが、土曜の競馬では外めを気持ち良く伸ばした勢力が上位に浮上するケースも見られた。

16頭立てになり、斤量利がある3歳馬はデルシエロの1頭のみである。3番枠のバレルが主張してハナに行くことになるか。スピードある先行馬が多いメンバーではないが、ジョッキーが馬場を意識して速めのラップになる可能性もある。

◎リアライズは西の4歳馬。中央デビューで新馬戦を2着した実績があり、地方に転出すると、3勝して中央に戻ってきた。その緒戦は、京都の芝1600m(外)を走って3着。中団の前で道中はなだめるぐらいの行きっぷりで、直線は盛り返す感じでジワジワと差を詰めた。

中1週で使ってきたが、栗東の坂路でしっかりとやられ、4ハロンが52秒6で、ラスト1ハロンは11秒7と速いラップをマークした。この攻め内容なら反動はないとみていいだろう。

前走の走りから1400mにも対応できるはず。角田大河は中央在籍時に同馬に乗っていて、戦績は(0.3.2.2)である。角田の1キロ減で57キロで走れるのはいいし、1勝クラス突破の好機とみた。

○サトノプリエールは西の5歳牝馬。こちらも地方を経験していて、中央に戻ってからは4着、2着、3着と駆けている。

前走がひと息入った状態で、中2週になる今回は栗東の坂路で55秒2-11秒9をマークした。上積みを見込んでいい。

トモに弱さがあり、1200mよりも1400mで流れに乗せる競馬の方が良さそう。最内の1番枠を引き、前に入られてゴチャつく危険ははらんでいる。

ヤネは新人の吉村誠之助で、3キロ減が利いて斤量は53キロ。とにかく枠順で、うまく捌いてくれば頭で来るシーンがある。

▲は地方から戻っての緒戦でも、音無秀孝流で栗東の坂路でハードに乗ったレッドルヴァンシュ。△はしっかりと休ませ、栗東のCWコースと坂路で中身の濃いメニューをこなしてきたエリカフェリーチェで、以下、イッツオンリーユー、バレル、ハッピーアズラリー、デルシエロなど、軽視できない勢力は多い。

朝の段階で、◎リアライズは単勝490円の1番人気、○サトノプリエールは単勝770円の3番人気。大きな配当になる目を入れておきたいので、連勝式は手広く買っていくことにした。

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◎8番リアライズ
○1番サトノプリエール
▲11番レッドルヴァンシュ
△16番エリカフェリーチェ
※2番イッツオンリーユー
×3番バレル
×12番ハッピーアズラリー
×4番デルシエロ
×5番トゥーレツリー
×13番ガットネロ
×15番メイショウコギク
×10番デイトナモード

【単勝】8番(10%)・1番(20%)
【複勝】8番(70%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
8→1.4(×7)
8→3.12(×3)
8→2.11.13(×2)
8→10.15
1→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
8→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
1.8→全通り(14点)
4.8→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.1→全通り(84点)
8.1→4(×9)(54点)
8.1→3(×4)(24点)
8.1→2.12(×3)(36点)
8.1→10.11.13.15(24点)
8.11→全通り(84点)
8.11→4(×2)(12点)
8.11→3.12(12点)
8.16→全通り(84点)

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【土曜メインレース】

アハルテケS
3連単  21万 570円
3連複  2万7,160円
馬連    9,980円
ワイド   2,440円
ワイド   1,040円(×3)
複 勝    280円(40%)
タマモロック2着(5人気)

鳴尾記念
3連単  3,720円(×4)
3連複  1,030円(×2)
馬 連  360円(×10)
ワイド  170円(×10)
ワイド  360円(×3)
◎ヨーホーレイク1着(1人気)
◎○×でヒット

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東京11R
アハルテケステークス ◎は福永師が上昇を強調、○は府中マイルで強い

東京のダ1600mで争われるオープン特別。

左回り。2コーナー奥の引き込み線からの発走。箱が大きく、ワンターンのコース。スタートして150mほど芝コースを走る。さらに緩やかな下り坂になっていて、スピードが出やすい。下りは向正面の残り約1200mの地点まで続き、そこから3コーナーの途中にかけて小さめの山を上って下る。

下りが終わって、直線入り口までは平坦。直線に入ると、約300mの間に2.4mの高低差がある坂を上ることになる。上り切ってからの約200mは平坦。直線距離は501.6m。ダートコース全体の高低差は2.5m。

先週のダートは、土曜も日曜も良馬場。日曜の方が含水率が少し低かった。両日ともに風が少し強く吹いていた。

まず、土曜…。オープン特別の欅S(ダ1400m)は、コスタノヴァが内めの馬群を割って抜け出し、1分21秒9と良馬場とは思えない速い時計で快勝した。2ハロン目からのラップがすべて11秒台で、上がりは11秒8-11秒4-11秒9の35秒1だった。コスタノヴァが使った上がりは34秒8。

2勝クラスのダ1600m戦は、プーラヴィが外から差し切って1分36秒1で勝利した。レースの1000m通過は59秒6で、上がりは12秒2-12秒0-12秒3の36秒5。プラーヴィの上がりは35秒9だった。

次に日曜…。ダ1600m戦は3勝クラスで組まれていて、ドゥラレジリエントが外から力強く伸びて抜け出した。勝ち時計は1分35秒6。レースの1000m通過は60秒2で、ラスト2ハロンが11秒5-11秒6と特別に速い数字になった(上がり3ハロンは35秒4)。ドゥラレジリエントの上がりは34秒8。

週中に雨が降り、ダートは土曜の朝の段階で重になっている。脚抜きが良く、スピードが出やすい状態になっていると考えておいていいだろう。

なお、クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cmとなっている。

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フルゲート(16頭)を割って15頭立て。アローワンスがあって斤量の恩恵を受ける3歳馬が1頭(イーグルノワール)いる。

雨が残ってダートは走りやすい状態になっている。ケイアイシェルビーが押してハナを奪いに行くか。これのダッシュが鈍いようだと、サンライズジークやレオノーレが先導することになる。

重たい斤量を背負う勢力もいて、2騎の伏兵馬を狙うことにした。

福永祐一厩舎(栗東)の5歳牝馬レオノーレに◎を打った。

マジェスティックウォリアー×マンハッタンカフェという配合。祖母の仔にトランセンド(フェブラリーS、ジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)連覇、南部杯)がいる。

昨秋に府中のダ1400mで3勝クラスを快勝した時が1分21秒9(重)と評価できる時計。オープンに上がって4着、10着と駆けたあと、所属していた安田隆行師が定年になったため、新規開業の福永厩舎に転厩した。

前走のコーラルSは福永厩舎の初陣。武豊を配して軽快なラップで逃げ、粘り込んだと思われたところ、レディバグにハナだけ差されて2着に終わった。

その後は放牧に出してリフレッシュ。栗東に戻ってから、坂路とコースで入念に乗り込んできた。19日の日曜には坂路で54秒3-11秒6をマークし、1週前追い切りはCWコースで69秒5-11秒4、最終追いは坂路で51秒5-12秒5。この3本はみなジョッキーが乗っていたが、それでも優秀なラップが出ている。

福永師は「体が20キロほど増え、見違えるぐらい良くなっている。馬体が厚くなって、張りも違う」と。福永師の調教師としての技量は高いレベルにあると、早くも認められている。レオノーレに対して発したこの言葉は、素直に信じるべきだ。

三浦皇成は同馬が3勝クラスを勝った時に跨っていた。雨が降って渋った馬場というのは3勝クラスの時と同じで、充実した今ならマイルの距離も乗り切れていい。配当面で妙味があるし、狙う価値があるとみた。

伊藤圭三厩舎(美浦)の4歳馬タマモロックが2頭目の穴馬。左回りの府中だと走りが違い、マイルで1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスを勝っている。

2勝クラスを勝った時は、超スローだったといえラスト2ハロンが11秒3-11秒6というラップの中を抜け出したもの。3勝クラス勝ちは前走(ハンデ55キロ)で、良で1分35秒3の時計で勝ち切った。先週のような良でも走りやすい馬場だったわけでなく、高い能力を証明するのに十分な走りだった。

今回は中3週になり、美浦のウッドコースで1週前に68秒8-12秒2、今週は67秒1-11秒5で追われている。これまでも全体に速い時計を出してはいないし、引き続きデキは良さそうだ。

ヤネは府中の3勝で手綱を取っている永野猛蔵。最内の1番枠を引いたのはいい材料とは言えないが、リズム重視で乗って、直線の伸びにつなげてもらいたいところだ。

初のオープンで、斤量は前走から3キロ増えて58キロ。状況的には楽でないものの、互角にやれてまったく不思議はない。

▲は東の4歳馬アクションプラン。中山ダ1800mでの3勝クラス勝ちは、良で1分51秒7と優秀な時計だった。そして、当舞台では1分36秒3(良)で1勝クラスを勝っている。仕上がりは良さそうだし、ヤネが丁寧な騎乗をしない内田博幸でも。

△はダッシュがついて前で運べると粘りを発揮するケイアイシェルビーで、※はオアシスSの勝ち馬で、59キロでも連勝まであるユティタム。以下はイーグルノワール、アスクドゥラメンテ、パライバトルマリン、キタノリューオーなど。

午前の段階で、◎レオノーレは単勝830円の5番人気、○タマモロックは単勝740円の4番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。

──────────────
◎12番レオノーレ
○1番タマモロック
▲15番アクションプラン
△8番ケイアイシェルビー
※13番ユティタム
×9番イーグルノワール
×6番アスクドゥラメンテ
×2番パライバトルマリン
×4番キタノリューオー
×5番サンライズジーク
×11番ビヨンドザファザー
×7番ゴーゴーユタカ

【単勝】12番(10%)・1番(10%)
【複勝】12番(40%)・1番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→13(×5)
12→9(×3)
12→1.6.8.15
1→全通り
1→13(×5)
1→9(×3)
1→15(×2)
1→2.6
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
12→全通り(91点)
1→全通り(91点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.1→全通り(78点)
12.15→全通り(78点)
1.15→全通り(78点)
12.8→全通り(78点)
1.8→全通り(78点)
12.13→全通り(78点)
1.13→全通り(78点)

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京都11R
鳴尾記念(GIII) ◎は屈腱炎から復活、○はCP着+モレイラで

京都の芝2000m(内)で争われるGIII競走。

右回り。正面直線からの発走、内回りコースを使用。1コーナーまでの距離は300m強で、スタートしてからコーナーを回り切って向正面の中ほどまで、長くほぼ平坦になっている。

そして、残り約1100mの地点に達すると、京都名物の“坂越え”を迎える。なお、外回りコースより越える山は低い。

まず、200m弱の間に約3mの高低差を駆け上がる。3コーナー入り口から平坦に。200mほど平坦を走り、残り約750mの地点から下りに転じる。下りは4コーナーに入る約600mの地点までで、約3mの高低差を一気に駆け下りることになる。

急な下り坂は4コーナーの入りで終わるが、そこからも緩めの下り坂が続く。4コーナーを回り切り、直線に入って残り約300mからはごく軽い上り坂になっている。直線距離は323.4m(Cコース使用時)。内回りコースの高低差は3.1m。

芝は連続開催の7週目で、先週までのBコースからCコース使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内柵沿いに傷みが出始めました」と発表があった。

先週の芝は、土曜も日曜も良馬場。朝の段階のクッション値は、土曜が「9.8」で、日曜が「10.0」だった。両日ともに風が少し強く吹いていた。

まず、土曜…。2勝クラス(牝馬限定)の芝2000m(内)戦は、アリスヴェリテが1分57秒8でV。スイッチが入って後続を引き離して逃げ、1000mを56秒8で通過する。最後はバタバタになったが、ギリギリ粘り込んだ。上がりは12秒0-12秒4-12秒8の37秒2だった。

距離のカテゴリーは違うが、3歳重賞の葵S(芝1200m)は、ピューロマジックが1分07秒1で勝利した。抜群のダッシュからハナを奪って前半3ハロン33秒2のラップを刻み、上がりを11秒0-11秒2-11秒7の33秒9でまとめて押し切った。

次に日曜…。芝1400m(外)の安土城S(L)は、エイシンスポッターが外から馬群の間を伸びて鋭く差し切っている。勝ち時計は1分21秒0。レースは前半3ハロンが36秒0という遅さで、上がりは11秒5-10秒7-11秒0の33秒2だった。エイシンスポッターが使った上がりは32秒5。

3歳馬が争ったリステッド競走の白百合S(芝1800m(外))は、ミナデオロが1分46秒5でV。1000m通過が60秒9と楽なペースで先導し、上がり3ハロンを11秒7-10秒8-11秒2の33秒7で駆けて逃げ切った。

今週の土曜は、少し雨が残った良馬場。朝の段階のクッション値は「9.4」となっている。

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フルゲート(18頭)を割って14頭立て。宝塚記念(6月23日)につながる一戦になる。

バビットとアウスヴァールの両陣営が逃げ宣言を出している。とはいえ、どちらも控えても問題はなく、互いの出脚をうかがいつつ兼ね合いがつくかもしれない。ただ、反応して競ってしまう可能性はあり、途中からどちらかが交わしていく展開になることもあり得る。このあたりは流動的だ。

好位につけるのは、ホウオウアマゾン、エアサージュ、ヨーホーレイクで、その後ろにカラテ、ニホンピロキーフ、ボッケリーニ、ディープモンスターといった感じか。

友道康夫厩舎(栗東)の6歳馬ヨーホーレイクに◎を打った。

2歳時にホープフルSで3着に駆け、3歳の春は皐月賞で5着、ダービーは7着。4歳になって日経新春杯を勝ち、その後、屈腱炎を発症して長期休養に入ることになる。

復帰したのは6歳の金鯱賞、実に2年2ヵ月ぶり。しかし、攻めで素晴らしい動きを見せていて、実戦では前半で厳しい競馬になりながら3着に踏ん張った。続く新潟記念は、59キロのハンデで馬場が荒れた内を通らされて3着に応戦している。

今回は中3週と詰まったレース間隔。1週前にCWコースで終いにビシッと追われて67秒7-11秒1で先着し、日曜に坂路で55秒1-12秒4を乗ると、最終追いは坂路で55秒5-12秒3で追われた。

1週前はしっかりと反応していて、今週は馬場が悪いことがあって少し走りづらそうにしていた。上積みがあるか微妙かもしれないが、負荷はかけているし、陣営は「脚元は問題ない」と話している。

ヤネは皐月賞以来で2度目の騎乗となる岩田望来。追いに関しては一流だが、反射神経が悪いのか、レースに応じたポジショニングとかスムーズな誘導ができないケースが多く、何とかうまく運んでもらいたいところだ。

馬自身、京都の内回り芝2000mには十分に対応できて、極端に時計が速くなるのは歓迎できないかもしれない。力があるのは当然で、57キロで走れるのもいい。中心に期待する。

池江泰寿厩舎(栗東)の8歳馬ボッケリーニも注目される存在。

キャリア豊富で、これまでGIIを1勝、GIIIを2勝。GIIとGIIIを合わせ、重賞での2着は7回ある。昨年の鳴尾記念は通常通りの阪神での施行で、クビ差で勝ち切っている。全兄であるラブリーデイ(宝塚記念、天皇賞(秋))と同じく、息の長い活躍を見せている。

気を抜くところがあって甘いのは確か。ただ、この休み明けは攻めでいつも以上に動いている印象だ。1週前はCWコースで67秒0-11秒5でウェルカムニュース(オープン)に先着し、今週は坂路で53秒0-12秒3をマークした。

2週ともに推進力にあふれる動きで、やる気も感じられた。1週前にはチークピーシズを着けていて、実戦でも着ける予定である。

ヤネはモレイラ。昨年の12月のチャレンジカップで同馬に跨っていて、結果はベラジオオペラとハナ差の2着だった。チークピーシズ+モレイラの分の戦力アップは大きい。それでも最後まで集中して走れるかは鍵になるが、戴冠するシーンも。

▲は西の4歳馬ニホンピロキーフ。今がまさに伸び盛りで、マイラーズカップではソウルラッシュ、セリフォスに次ぐ3着に駆けた。中間も動きはいいし、2000mに延びるのもまったく問題なし。乗り慣れているといえ、ヤネが田口貫太というのは他の有力馬との比較でマイナスポイントになる。

△は西の4歳馬ロードデルレイ。1月に東京芝2000mの白富士Sを1分57秒2(良)で快勝し、6戦5勝、4着1回という戦歴になった。まだ気性も体も幼いところがあり、あと、右回りだと少しモタれるのがどうか。仕上がり自体は悪くなさそうだ。中内田充正師&川田将雅のゴールデンコンビ。

※は確実に末を伸ばしてくるヤマニンサンパで、×の1番手は3勝クラスを勝った時にニホンピロキーフを負かしているエアサージュ。以下はバビット、ディープモンスター、スカーフェイスなど。

午前の段階で、◎ヨーホーレイクは単勝420円の2番人気、○ボッケリーニは単勝460円の3番人気。可能性は低いかもしれないが、大きな配当になる目を入れておきたいので、連勝式は手広く買うことにした。なお、3連単でガミになる目はない。

──────────────
◎9番ヨーホーレイク
○4番ボッケリーニ
▲13番ニホンピロキーフ
△6番ロードデルレイ
※5番ヤマニンサンパ
×14番エアサージュ
×3番バビット
×2番ディープモンスター
×7番スカーフェイス
×10番フォワードアゲン
×11番アウスヴァール

【単勝】9番(10%)・4番(30%)
【複勝】9番(60%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
9→4.6(×9)
9→13(×4)
9→2.14(×2)
9→5
4→13(×2)
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
9→全通り(78点)
【3連複】(軸2頭ながし)
4.9→全通り(12点)
9.13→全通り(12点)
6.9→全通り(12点)
4.13→全通り(12点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
9.4→全通り(72点)
9.4→6(×9)(54点)
9.4→13(×3)(18点)
9.4→2.5.14(×3)(54点)
9.13→全通り(72点)
9.13→6(×4)(24点)
9.13→2.14(12点)
【3連単】
9-4-13(×2)・4-9-13(×2)・6-9-4(×4)・
6-4-9(×4)・6-9-13(×3)・6-13-9(16点)

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【土曜後半レース】

京都12R
3連単  13万 110円
3連複  1万9,030円
馬 連   6,910円
ワイド   1,860円
ワイド    940円(×4)
単 勝   1,280円(10%)
複 勝    350円(40%)
ベンダバリラビア1着(5人気)

東京12R
3連複  4万8,660円
馬 連 3万5,860円
ワイド   7,650円
ワイド   1,300円(×3)
単 勝   1,910円(10%)
複 勝    440円(50%)
◎ランタナヒルズ1着(6人気)
◎××でヒット

──────────────
東京12R
3歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1400m戦。週中に雨が降り、ダートは土曜の朝の時点で重になっている。脚抜きが良く、時計が出やすい馬場になっていると考えておいていいだろう。

フルゲートの16頭立て。アローアンスがあって斤量利が大きい3歳馬が7頭いる。3歳馬の中から、2頭の伏兵馬を狙うことにした。

◎ランタナヒルズは東の3歳牝馬で、今回と舞台が同じだった前走で初勝利を挙げた。中位で抱えるぐらいの追走ぶりを見せ、直線で外からしっかりと伸びて勝ち切るという内容。ゴールした時に余力が残っていて、着差以上の強さだった。

前走は中2週で坂路でしか時計を出していなかったが、中3週になる今回はウッドコースで最終追いを行って67秒0-11秒3をマークした。疲れもなく、順調に調整できている印象だ。

ヤネは丸田恭介。雑に乗るし、センスの悪いジョッキーだが、同馬には全4走で跨っていて、力を引き出してもらいたいところだ。

53キロで走れるのはいいし、1勝クラスでも互角にやれそうなムード。速い馬場に対応し切れるかは鍵になる。

○モスオーキッドは東の3歳牝馬で、初勝利は今回と同じ舞台だった。ゲートが開いてポジションを取りに行き、直線で早めに先頭に立って渋太く押し切るという競馬。勝ち時計は目立つ数字ではない。

410キロの馬体で中2週が続く形だが、坂路の最終追いで56秒-12秒3を出し、陣営は「むしろ上積みがあるぐらい」と話している。

ヤネはテン乗りで小林勝太。3キロ減が利き、アローワンスと合わせて前走より5キロも軽い50キロで走れる。軽い馬場も問題なさそうだし、穴を開けるシーンがあっても。

▲イサチルカゼニタツは前走が好内容の3着だった3歳馬で、△ウェットシーズンはズブさがあるものの潜在能力は高い3歳馬。以下、フラーハ、トーセンサウダージ、ハッピーロンドン、サクラファシナンテなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

午前の段階で、◎ランタナヒルズは単勝1,410円の6番人気、○モスオーキッドは単勝1,740円の7番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。

──────────────
◎12番ランタナヒルズ
○13番モスオーキッド
▲6番イサチルカゼニタツ
△1番ウェットシーズン
※2番フラーハ
×3番トーセンサウダージ
×16番ハッピーロンドン
×10番サクラファシナンテ
×7番ヨゾラノムコウニ
×14番マーゴットミニモ
×9番タイセイピューマ
×4番ムコウジマランプ

【単勝】12番(10%)・13番(10%)
【複勝】12番(50%)・13番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→3.6.16(×2)
12→1.2.7
13→全通り
13→6(×2)
13→3.16
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
12→全通り(105点)
12→1.2.3.6.16(10点)
12→1.3.6.16(6点)
12→3.6.16(3点)
13→全通り(105点)
13→1.3.6.16(6点)
13→3.6.16(3点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.13→全通り(84点)
12.6→全通り(84点)
13.6→全通り(84点)
12.1→全通り(84点)
13.1→全通り(84点)

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京都12R
3歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1200m戦。ダートは土曜の朝の時点で稍重になっている。少しタフか、適度に走りやすいか、時間帯によって変わることになるかもしれない。

14頭立てになり、斤量利がある3歳馬が1頭いる。ロードフロンティアとエスパダアスールの両陣営がハナを奪いたいと話していて、前半のラップは速くなりそうだ。穴を狙って、伏兵馬2騎から入ってみたい。

◎ヤングワールドは東の4歳馬で、昨年12月に中山ダ1200mで1勝クラスを田中勝春に雑に乗られながら快勝し、昇級して4走前と2走前に4着に駆けている。3走前と前走は14着だったが、3走前は馬体を大きく減らし、前走は左回りで外に張っていた。

中間はウッドコースを中心に意欲的な調整ぶり。1週前に65秒7-11秒3をマークし、今週は68秒4-11秒4で終いにビシッと追われて先着した。輸送があるので馬体維持が鍵にはなるが、陣営は「状態は上がってきた」と話している。

ヤネはテン乗りで幸英明。大外の14番枠を引いたが、右回りはスムーズだし、なるべく早く内に寄せて直線で伸びる力を残してもらいたい。一発があっても。

○ベンダバリラビアは西の4歳馬。現級で3度の3着がある。2走前の7着は1400mの距離で出していって厳しい競馬になり、前走はブリンカーを外したことで進みが悪くなった。

除外があったが、中2週のレース間隔で順調に乗られている。追い日はCWコースで、1週前に69秒6-11秒4、今週は66秒3-11秒6をマークした。陣営は「状態はいい」と話している。

ヤネは同馬に乗って(2.1.1.4)の今村聖奈。3キロ減が利いて55キロで走れるのは、もちろん有利である。そして、注目すべきは再ブリンカー着。これで気持ちが乗るようなら、しっかりと変わってくるだろう。

▲はスピード能力高く、斤量54キロの3歳馬ロードフロンティア。△は末脚確かなピカリエ、※は現級の上位勢力エコロアレスで、他にも気になる存在が多くいる。

午前の段階で、◎ヤングワールドは単勝1,040円の5番人気、○ベンダバリラビアは単勝900円の4番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。

──────────────
◎14番ヤングワールド
○9番ベンダバリラビア
▲13番ロードフロンティア
△10番ピカリエ
※6番エコロアレス
×2番エスパダアスール
×7番スピリットワールド
×5番サウスジェラート
×11番プリティインピンク
×8番ダークンストーミー
×3番シャイニーズラン

【単勝】14番(10%)・9番(10%)
【複勝】14番(40%)・9番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
14→6(×4)
14→13(×3)
14→10(×2)
14→5.7.9
9→全通り
9→6(×5)
9→10.13(×3)
9→5.7
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
14→全通り(78点)
9→全通り(78点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
14.9→全通り(72点)
14.13→全通り(72点)
9.13→全通り(72点)
14.10→全通り(72点)
9.10→全通り(72点)
14.6→全通り(72点)
9.6→全通り(72点)

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騎手、調教師、馬主、エージェント、専門紙の記者などとのコネクション強化を図ります。有益な予想をお届けすべく、全力で取り組んでまいります。