前走ラップがG1級?秘めたる素質はここで開花 土曜東京8Rフリージア賞予想
俺も業界に身を置く人間として、深く憂慮していることがある。なんたってマスコミ、特にスポーツ紙は安易に言葉を選びすぎる。美人過ぎる騎手としてミシェルを取り上げたり、週刊誌かと思うことばかり。
仕方ない面もあるんだ。そうやって見出しを作らないと読んでくれないんだから。いかに中身をしっかり書いても見てもらえなければ意味がない。書き損だよ。俺もそう思うことが多々ある。この業界あるあると言ってもいい。
他にもあるぜ、安易な言葉のチョイスが。『伝説の新馬戦』だ。
伝説がよ、そう何度も起こってたまるかっていうのによ、すぐ『伝説の新馬戦』という言葉を使ってしまう。考えてくれよ、アンライバルドにリーチザクラウン、ブエナビスタ、スリーロールス、エーシンビートロンなんてメンバーが揃うのはそれこそ30年に一回くらいだ。伝説の重みを考えてほしいぜ。
しかし昨年、ある意味伝説みたいな新馬戦があったんだ。
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