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2年半前の解散から空いた心の穴を埋めてくれたヒーローの話

2年半前。
僕が心から大好きだったチャットモンチーは解散した。
そして20/12/24。その穴がまた埋まった。

チャットモンチーは僕にとって、ヒーローだった。
側からみれば、可愛いボーカルのバンドと思われるかもしれないけれど、僕にとっては生き方そのものが憧れだった。

不器用でも必死に音楽に向き合い、メンバーの脱退、出産を経ながら進んでいたバンドの物語は、いつも心を強く打ち、生きる意味になっていた。

そんなバンドは、2年半前、全てをやり遂げ、解散した。

そこから僕の音楽熱は明らかに冷めていった。

いつかまた、孤独を理解し、傷つきながらもひたむきに生き抜くアーティストに出会う日を求めていた。

2020年2月。はじめてBiSHを聴いた。
好きになって理由はわからなかった。
それでも常に、コロナ期間側にいたアーティストだった。

そして迎えた2020年12月24日。
朝、僕はチケットを手に入れてなかった。
それでもなんとなく諦めきれなくて、開演の1時間前、リセールで僕はチケットを手に入れた。

出会った彼女たちは、とても泥臭くひたむきでかっこよく、そして美しかった。

心から湧き出てくる彼女たちの生き方そのもの、
そしてコロナ期間を経た11ヶ月ぶりの有観客ライブ。

清掃員と言われるファンとのコミュニケーションから溢れ出た双方の涙は、かけがえのない存在同士であることを物語っていた。

一曲目のLETTERSから溢れた出した僕の涙は、心から彼女たちを求めていた証だった。

彼女たちは僕にとってヒーローだ。

沢山の抱えた傷を持ちながらも、それでもひたむきに生き抜いている。
そしてまた、360°に対して持つ愛が彼女たちの魅力だのだ。

いつまでも人間らしく。愛を持って、生き抜けるように、また明日から頑張るんだ。

※写真OKのライブになります #BiSH #BiSH代々木

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