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サブスク主要3サービスの上位曲をみるとそれぞれの特徴が見えてくる

5月半ば以来のサブスク主要3サービス定点観測です。

ビルボードジャパンソングスチャートを構成するストリーミング指標はサブスク再生回数に基づきます。そこで、サブスクサービスのうちデイリーもしくはリアルタイムの順位を公表しているSpotify、Apple MusicおよびLINE MUSICのチャート、最新のトップ40を比較してみました。

20200708 サービス毎ストリーミング順位表

黄色の表示はそのサービスのみで40位以内に登場している曲。これをみると5月同様、LINE MUSICの独自色が強く、Spotifyはロングヒットのランクインが目立つ印象、Apple Musicはその中間と言えます。LINE MUSICはTikTokで話題の曲、ネットで気軽に視聴可能なドラマの関連曲(『M』のモデルとなった浜崎あゆみさんの「オヒアの木」)が強い印象。ちょうど今日、ビルボードジャパンで下記コラムが公開されましたが、TikTokを起点とするヒットの多くはまずLINE MUSICで火が付くと言えそうで、Tani Yuuki「Myra」の首位も頷けます。

そのLINE MUSICですが、最新7月13日付ビルボードジャパン各種チャートで鮮烈なデビューを飾ったNiziUの曲がダウン傾向に。7日までの1週間でみるとEP収録の4曲が全てトップ10入りを果たしているのですが。この傾向は、LINE MUSICの流行のサイクルが速いと捉えるべきかそれとも…というわけで、この動きも注視していきたいですね。NiziUの動向については明日のブログ【face it】に記載しようと思います。

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