見出し画像

【読書#3】D・カーネギーに学ぶ「人を動かす原則」

社会人になりある程度経験を積んでくると、人を動かす立場になる。

どうやって相手は気持ちよく動いてくれるのか?
その本質にこちらの本から学んでいきたい。

D・カーネギーは誰なのか?

本書の内容に入る前にD・カーネーギーは誰なのか?

こうじゃないと思う

デール・カーネギー(Dale Carnegie)は1888年に米国ミズーリ州の農家に生まれ、教師を志して入学した州立学芸大学を卒業後、中古車のセールスマンや、一時は俳優を目指し挫折するなど、雑多な職業を転々とし苦労を重ねた若者だった。

1912年に副業で始めた話し方講座の講師に採用され、YMCAの夜間学校での授業が好評を博して受講者も増え、仕事を軌道に乗せる。

授業を通じて、受講生に必要なのは話術だけでなく対人関係の技術だと分かり哲学書から心理学書、偉人の伝記まで大量に読破し、授業のための素材を収集して研究を続ける。
各界の名士や実業家にインタビューをし、図書館で文献調査をする人まで雇ってエピソードを蓄積した。

1936年、自前の教材と講義の速記録に改良を加え出版したのが『人を動かす』だ。

話し方講座を始めて25年、対人関係の教材づくりを始めて15年の歳月を経て、一冊の歴史的な書籍が完成、カーネギーは48歳。
発売直後に大ベストセラーの社会現象になっても、一時のブームに終わることなく、1955年のカーネギー没後も変わらず現在まで読み継がれている。

手間暇かけ収集した多数の人生エピソードに、カーネギー自身の苦労と経験をまじえ、膨大な年月をかけて出来上がった書籍は、授業の現場で実証を重ねて磨かれていった「人間関係の原則」そのものだから、時代を超えて普遍性を持つに至った。

特設サイトより ながっ。。

人を動かす3原則

批判も非難もしない。苦情も言わない。
率直で誠実な評価を与える。
強い欲求を起こさせる。

人に好かれる6原則

誠実な関心を寄せる。
笑顔で接する。
名前は、当人にとって最も快い、最も大切な響きを持つ言葉であることを忘れてはいけない。
聞き手に回る。
相手の関心を見抜いて話題にする。
重要感を与えるーーー誠意を込めて。

人を説得する12原則

議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける。
相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。
自分の誤りを直ちに快く認める。
穏やかに話す。
相手が即座に「YES」と答える問題を選ぶ。
相手にしゃべらせる。
相手に思いつかせる。
人の身になる。
相手の考えや希望に対して同情を寄せる。
10人の美しい心情に呼びかける。
11演出を考える
12対抗意識を刺激する

人を変える9原則

まず、ほめる
遠まわしに注意を与える
まず誤りを話した後に相手に注意する
命令せず意見を与える
顔を立てる
わずかなことでも惜しみなくほめる
激励して、能力に自信を持たせる
期待をかける
喜んで協力させる

まとめ

人を動かすということにそんなにずば抜けた能力は必要ないことがわかったはず。

人にされて嫌なことはしない。相手に関心をよせる。

当たり前のことを誰よりも意識してみる。本書ではさらに細かく事例と一緒に人を動かす方法が書かれている。仕事やすみ、休憩中にいかがだろうか?大体3時間あれば読了する。

kindle unlimitred では会員なら無料で読める。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?