「夢色キャスト」を澱んだ心で紹介したら「泥色キャスト」になった。
昨今、スマホの普及により手のひらの上で手軽に直感的な音楽ゲームが出来るようになりました。
例えば、「Cytus」「Deemo」「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル」「SHOW BY ROCK!!」「ガールフレンド(♪)」「DJMAX TECHNIKA Q」……
ここ最近で女性向けの音楽ゲームも出て来て、「アイドリッシュセブン」「アイチュウ」「幕末Rock 極魂」などなど……
このようにタッチパネルで手軽に遊べる音楽ゲームは増えてきております。
そのなかでも屈指の地味さを誇る「夢色キャスト」をご紹介です!
「夢色キャスト」はSEGAリリースのスマホ用の女性向け音楽ゲームとなります。
女性向け音楽ゲームというくくりなら他にも「アイチュウ」「アイドリッシュセブン」がありますが、このふたつとは少々趣が違います。
上記ふたつが「アイドルもの」であるのに対し、夢色キャストは「劇団もの」なのです! 地味だな!
夢色キャストは、「夢色カンパニー」という男性俳優のみのが所属するがけっぷちミュージカル劇団が、喧嘩したりぶつかったり言い争いしたりペンキ掛け合ったりしながら、劇団として作品を作り上げていく、という、大人たちの青春物語なのです。
アイドルたちに比べるとあんまりキラキラしてない……
題材が"ミュージカル"なので、音楽ゲームで遊べる楽曲も各演目に沿ったストーリー性がある主題歌となっております。
故に、ゴシックもの、和もの、ロックものなど個性豊かな楽曲が楽しめるのです。
楽曲を遊んでプレイヤーランクを上げるとメインストーリーと新しい楽曲が解放されていく流れになっています。
メインストーリーは二の次で、ひたすら音楽ゲーム遊んで楽曲開けてた勢は私です……←
気付いたときにはメインストーリー読まぬまま大量に溜まってしまったので、こういうのは計画的に読むのが吉ですね!
この「夢色キャスト」、昨今のスマホゲームの主流と同じく、プレイは体力方式でございます。
夢キャスでは「AP」ですね。
各楽曲の難易度のパートごと、フルバージョンごとに必要APが決まっていて、それを消費して楽曲をプレイする、という。
難易度で必要APが変わってきます。
難易度easyなら、パートはAP3、フルなら9とか。
フルパートをAメロ、Bメロ、サビで分けた短いパートでも遊べるので、フルパート遊んで残ったAPで苦手なパートを練習するのも出来ます。
プレイ画面はこんな感じ。
マスの四隅に現れた◯が中心で重なったタイミングでマス内を押す、普通のタップの「黄色タップ」。
中心で重なったあと、次の◯が来るまでマス内を押し続ける青い「ロングノーツ」。
ただ、ノーツ終わりぴったりに離す必要はなくて、終わり切るまで押さえ続けててOK👌
青いロングノーツと似てますが、始点と終点を二度叩く「緑tap」。
青ノーツは押さえっぱなしですが、緑ノーツはタイミングよく「タン、タン」と叩く感じです。
どのtapの種類も「同時押し」がアリです。
その際は同時押しノーツがピンクに光ります。
女子力!!
このゲームの楽しいところはですね~
1、演目によって表情が変わる曲
2、作詞家・畑亜貴さんの世界観に沿った歌詞
3、イケメンの顔を叩ける
って、ところですね!
特に3番の「ふはは! 貴様たちの! 綺麗な顔も! プレイ中は自分の指で見えない!!」という感じはなんとも言えないものがあります。
あと、各キャストとの恋愛ドラマですかね。
上記の画像見てもらえれば分かりますが、色々なキャストが居るのです。
ようするにソシャゲの闇=ガチャで手に入れたカードたちです。もちろんレア度もありますよ……
それらをキャスティングして(7人のチームを組む)題目(音楽ゲーム)を演じる、というスタイルなのですが、主演キャスト(いわゆるリーダー)を設定できるのです。
そして、その主演キャストに音楽ゲームを遊ぶごとに「ラブpt」が手に入って、レベルが上がるごとに恋愛ストーリーを楽しめる、というわけなのです。
こちらはメインストーリーの合間、役者たちの個人練習や練習後の帰り道、ちょっとしたブレイクタイムが垣間見れる内容になってます。
主人公は女性脚本家。
脚本家として彼らを知っていき、そこから男性として惹かれていく、想像以上にちゃんとした恋愛ストーリーになっています。
最初からイチャイチャしない。
それが良い。
恋愛ストーリーがあるキャストはこちらの7人!
これが……
こんな感じですね。
実に単純明快にキャラクター性が分かれていて、世の乙女たちなら、どれか一人ぐらいは好きな属性のキャラがいるんじゃないの? という感じです。
私は「あざとい」子に惹かれて始めて、ストーリー見て即「眼鏡」に乗り換えたクチです。
眼鏡は大人だし、事務職の達人だし、コーヒー淹れてくれるし、天才に囲まれて劣等感でうじうじしてて、すごく地味ですけどめっちゃ普通の人なので、なかなか個性的な面々見てると「普通が一番……」って気持ちになります。
でも、各演目で一番振り幅が大きいキャラだと思いますね。
演じ方も憑依型タイプなのか、普段とまったく違う鋭い表情も魅せてくれるキャラです。
ただ、眼鏡くんは高レアカードが手に入ってないので主演キャストに出来なくて、なかなかラブptが手に入らない……
つらい……非常につらい……
……というとですね。
スマホ向け音楽ゲームの光と闇として 、キャストカードのスキルがあります。
ようするに高レアキャストには「得点が大アップ」するスキルや「◯コンボごとに××点スコアアップのチャンス」とかあるわけです。
音楽ゲームでは本来禁じ手であった「スキルによってスコアが変わる」というのをやっているんですね。
つまり、音楽ゲームが上手くなくても高レアカードを集めれば容易く高得点が叩き出せる、というわけなのです。
個人の腕とか、もう関係ないんです。
逆に言えば、音楽ゲーム慣れしてない恋愛ゲームが好きな人が遊んでも、きちんとクリアが出来るようになっています。
まぁ、音楽ゲームユーザーはそちらはそちらで、高難易度の譜面でフルコンボやパーフェクトコンボを出すことで遊べるんですが。
クリアランクがD~Sまであって、クリアランクごとにリザルト時の主演キャストの台詞が変わるのです。
それに加えて、フルコンボだと主演キャストのお祝いコメントが聴けます。
\フルコンボだドン!/
ちなみにパーフェクトコンボ(全部perfect判定でフルコンボ)は……
\キラキラさせちゃうドン!/
この台詞を聴くために頑張る楽しみもあります。
特にフルコンボとパーフェクトコンボはクリアランクに関係なく聴けますからね!
スキルありきのスコアシステムなので、たとえフルコンボでも最低評価の「Dランク」が出て、キャストにがっかりボイスを言われることもあるので……
世知辛い世の中だ……
タイミング良く叩ければ「perfect」「great」ギリギリなら「safe」叩けなければ「Miss」と判定され、良ければ良いほど得点が上がって報酬も豪華になります。
得点詰めるのも音楽ゲームの醍醐味だよね♪
(まぁ、レアカード無いとそれすらできないけど)
それに、上手く叩けてキャストが持つスキルが発動すると、声優さんたちがスキル発動ボイスをしゃべってくれます。イイね👍
(私は楽曲を楽しみたいので全部オフにしました。たまに聴きますけど)
コンボも繋ぐと、一定回数ごとに報酬が貰えるので、得点が伸び悩んでも、とにかくコンボを繋ぐことによって便利アイテムを得る遊び方もありですね😆
(それ以外のアイテム入手方法は課金だからな)
……とまぁ、こんな感じで楽しく「夢色キャスト」遊んでます!
え、なんか仄暗いものが見えた?
気のせいですよ☆
基本無料で遊べるので、ちょっと気になった方は是非ともスマホ・タブレットで遊んでみてくださいませね。
気が済んだので私はCytusに戻るのです……
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