「挑戦」は怖いものだと思ってた

「挑戦」って聞いて何を感じますか?


私はずっと「挑戦」は怖いものだと思っていました。
何か新しいことを始めようと思うとき、
こうなったらどうしよう….
ああなったらどうしよう….と、
失敗のリスクや未知への不安が頭をよぎり、
その結果、なかなか一歩を踏み出せないでいたのです。

私は頭の回転が早く要領がいい方。
その頭の回転の早さが故に
実際起こりそうなものから、
そんなことあり得ないでしょう!レベルのリスクまで
引っ張り出してしまっていたんです。

挑戦することで得られる成長や学びよりも、
失敗したときの痛みの方が強く感じられていたのかもしれません。

頭では「挑戦しなければ成長できない」と理解していても、
心がそれに追いつかないのです。

挑戦への一歩

そんな私が看護師を辞めてフリーランスへになるという
大きな挑戦への一歩に踏み出せたのは
人生の短さに気付いたから。

看護職という職業柄私の周りには
自分のやりたいことに挑戦することが「できない」人
がたくさんいたんです。

ご自身の病気はもちろん、家族が急に病気になって介護が必要になることだってある。
いつか…いつか…と思っていたらいつのまにかその「いつか」は
だいぶ遠くに行ってしまっている。
そんな人がたくさんいました。

もちろんそこに気付いたところで一歩踏み出すのが怖くなくなったわけではありません。
ああなったら….こうなったら…
と出てくる頭の中の声を全部書き出して
ひとつずつ答えを出しました。

どうしても無理だったら看護師に戻ろう。
最悪実家に帰ればいい。
そう思ってえい!と一歩踏み出しました。

一歩踏み出す。
そうここはゴールじゃなくてスタート。
私はこの時点でスタートラインに立っただけ。

少しでも休めば仕事がなくなるんじゃないかと不安になり、
常に求められる自分でいなければと焦り、
この選択は正しかったのか自問自答する日々。
心も体もどんどん疲弊していきました。

今でもあの一歩踏み出す時のことを思い出すと苦しくなります。
誰かに相談したかった。
だけど相談できる人がいなかった。

相談できる人がいれば、
解決できなくてもこの心のうちを話せる人がいれば、
こんなに「挑戦」に恐怖を感じなかったのではないかと思うんです。

挑戦は怖いものではなかった

今起業塾の運営に携わっているんですが、
「仲間」の存在が挑戦へのハードルを下げる
ということを痛感しています。

同じような悩みを抱えた仲間たちと
自分自身が抱えていた不安や恐怖を分かち合うことができる。

仲間と一緒に挑戦することで、一人で抱え込むことが減り、
前向きに取り組むことができるようになる。

私がフリーランスになるときにこんな場所があったら
もっと軽やかに挑戦できていたかもしれない。
あんなに不安に怯えなくて良かったかもしれない。

羨ましい限りです。笑

新しいことに挑戦するときは不安がつきものです。
それは挑戦の大小に関わらず。

そんな時に「仲間」がいると前に進む勇気が出る。
ぜひ何か新しいことをはじめようと思ったら、
同じような志の仲間を探してみてください。

ガチガチに緊張したままじゃ大きくジャンプはできません。
仲間と笑いながらえい!と挑戦しちゃいましょう。

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