今後に向けてCovid-19対策

医療現場での経験

私は医療や健康にも興味があり、マンハッタンのデンタルオフィスで4年間働いていました。海外生活で特に日本との違いを感じたのは「医療制度」です。生活の中で欠かすことの出来ない私たちの健康。

アメリカは最先端の医療や研究が進んでいますが、
医療費は非常に高額です。

保険証を持参すれば当たり前に医療が受けられる国ではありません。そんなシステムもきちんと勉強してみたい。デンタルオフィスでの4年間は素晴らしいドクター達、オフィスマネージャーの方々に恵まれ、私の世界を広げる経験となりました。また私にとっては、1日中クラシックの音楽が流れ、たくさんの患者さんと出会える職場は最高の環境でもありました。

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↑ 私の大好きな職場でした。ハロウィーンの日

Covid-19の被害を通して"Essential worker エッセンシャル・ワーカー"という言葉を耳にする様になりました。医療は私たちの生活に必須のフィールド。その中で働くドクター達、医療従事者のメンタリティーや過酷なスケジュールは私の人生にとても大きな影響を与えました。

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↑ マンハッタンで見つけた医療従事者への感謝ポスター


資格取得

医療現場での勤務は主にオフィス業務管理や通訳がメインでしたが、First Aid/CPR/AED(応急処置/人工呼吸/AED使用方法)資格取得を推奨されていました。2年前に興味がありマンハッタンにあるRed Cross(赤十字)で1日研修を受けました。トレーナーの方は2名、元看護士。ご自身の経験をシェアして下さり、有意義な研修となりました。通常First Aidなどの資格は有効期限は2年間。人命に関わる大切な研修なので更新が必要になります。実際私も2年経過していたので、今回は乳幼児と子供への対応も含むFirst Aid/CPR/AEDを受講し、更新しました。これはアメリカの教育現場では必須の資格になります。

↓ 2年前に受講したFirst Aid/CPR/AEDクラス 

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スタジオ再開を2週間後に控え、自分に出来るベストを尽くしたい。
リスクが回避出来ることがあれば、子供達、ご家族、
そして自分自身の不安を取り除いていきたい。

そんな気持ちから、Red Crossで ”Psychological First Aid: Supporting Yourself and Others During COVID-19(心理的応急処置:Covid-19期間自分自身そして他者をサポート)“ を修了しました。Covid-19による世界危機を自身そして他者とどうやって向き合い、助け合っていくかという内容。心理学を基盤とし、ストレスの基本から、精神面のケア方法、家族を失ったGrief(死への悲しみ)、オフィスでの対応方法などシンプルに分かりやすく作られていました。

その他にもWHO(世界保健機関)が提供する講座もあり、どちらも全体像を把握する上で、とても役に立ちました。

- "Emerging respiratory viruses, including COVID-19: methods for detection, prevention, response and control, Covid-19を含む呼吸器系のウイルスの発見、予防、対応、抑制"

- "Standard precautions: Hand hygiene, 手の衛生: 基本的な注意事項"  (こちらは外科医療向けコースでした)

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どの講座も英語ですが、もしご興味ある方はぜひリンクをチェックしてみて下さい!

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