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2021年振り返り

今年もあっという間に1年が終わろうとしています。
折角なので、この1年を振り返ってみます。

2021年上半期(1月~6月)

上半期は個人的に引っ越しがあったり、感染症がらみで緊急事態宣言があったりとかなりバタついていたのもあり、以前よりはライブの本数自体は少なめでした。
ただ、今年はリーダーライブをたくさんやらせていただいた年でもありました。今まで年に2~3回あれば十分と思っていましたが、今年みたく何度も同じメンバーでライブを重ねて、それがどう変化していくのかをリーダーという目線で楽しむことを学んだ気がします。
今年リーダーライブの時にお願いしたのは
・三浦広樹くん(gt)と大久保太郎さん(b)
・種村敬子さん(pf)と室本光貴くん(b)

とのトリオ形式のみですが、どちらの組み合わせも真逆に近い雰囲気となって、面白かったなぁ。来年も継続してやりたいと思っています。

そして緊急事態宣言や自粛要請中にも行っていたのが、配信ライブ。
今年もありがたいことにたくさんの機会を頂きました。

昨年誰もが未体験で手探りの中始めた配信。
勿論生ライブには敵わない、という意見には賛成ですが、
改めて生ライブの良さを感じてもらえるいい機会でもあったと思うし、何より配信の可能性を再確認できたのではと思います。
今までは生ライブしか興味のなかった方にもデジタルコンテンツに興味を持っていただくいいきっかけになった気がします。
賛否両論あると思いますが、私はこの世の中、今のような配信ありの有観客ライブは続けていいと思います。自分たちのことを知ってもらえるチャンスが増えるのはいいこと。


2021年下半期(7月~12月)

下半期はようやく少しずつ今まで通りのライブができる雰囲気になり、ありがたいことにたくさんの演奏機会を頂きました。
JAZZあり、POPSあり、ラテンあり、インストあり、歌モノあり…
元々、多ジャンルを演奏できるドラマーになりたかったため、今の状況はとてもありがたく感じています(全ジャンルできるわけではありませんが)。
世界にはたくさんの音楽にあふれていて、それをジャンルとして縛ってしまいすぎることで新しい楽しい音楽を知ることができないのは私としては悲しいので、今後はさらに幅広くできたらうれしく思います。もっと練習せねば。

そして下半期最大のイベントとなった「ART COLLAB」。

本当はこのライブが終わってすぐ記事を書こうと思っていたのですが、当時の感情をうまく表すことができない気がして、ずっと後回しにしていました。

このイベントのテーマである「視覚と聴覚の融合」は、自分が音楽を続ける中でも大事なテーマとなっている部分です。
普段のライブでは音と表情で、どれだけお客様に楽しんで頂けるか。
ART COLLABでは自分達の音を視覚化したらどうなるのか。
どちらにも繋がる部分があると思います。

今回のイベントで、その後者の部分がある程度自分の理想の近いものができた気がしました。
曲と即興と、音を出しながらどんなことを考えているのか、何を見ているのか。
テーマを決めていたせいもあり、私の中で組み立てていたストーリーを奏者が、作者が、見事に表現してくださいました。

私のイメージするART COLLABは、抽象と現実と想像の混ざった世界です。

それを理想に近いと言ってしまうのは変かもしれませんが、その世界が当時見事に表現された回となり、かなり達成感がありました。

達成感とやり切った感がありすぎて、もう感想とかいいや、書かないほうがいい。そう思って、今まで何も書かずにいました。何なら次回なんてやっていいんだろうか、とも思っていました。


でもこうやって改めて振り返ってみたり
歯磨きをしながら「そういえばあの時、こうだったな」とふと思い出したり
「2022年、どんなことをしたいだろう」と考えたり
そういうときに
やっぱりもう一回
また違う世界を作ってみたいと
思ってしまったり

きっと来年、あるいは再来年。
また、たくさん練って、たくさん考えて、
もっと完成度の高い私のやりたいことを、
皆様にお見せできればなと思います。


2022年に向けて

さて、2022年は上半期少しペースを落としての活動となるかと思います。
といっても月1回のジャムセッションのホストは継続が決まっていますし、ほかにも月1ペースくらいではライブもしている気がします(予定)。
上半期のスローペースも決して悪い理由ではなく前向き準備期間とするためのものですので、下半期から元気でパワーアップした演奏をお見せできるように頑張りたいと思います。

今すでに来年末~再来年に向けての計画も少しずつスタートしています。こちらもお楽しみに。

いつもnoteを見てくださる皆様、SNSからわざわざ私の駄文を覗きに来てくれた方々、ライブに来て下さる方々、オファーを下さるミュージシャンやお店の方々。
2021年も大変お世話になりました!!!
2022年も変わらず、楽しく音楽を続けていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!!!!


Tomoka

p.s. 2022年はスケジュール以外も更新頑張ります。たぶん。

よろしければサポートをお願いします! 頂いたサポートは、緊急事態宣言発令中の間は手数料を除いた全額を普段お世話になっているミュージックシーンに還元させていただきます。