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【大学生の呟き】【#31】難しい話は嫌いだが、役に立つ。
硬いものを食べる力も確かに必要だけれど、今回はそっちではない。難しい話を噛み砕く力についての話だ。
頭のいい大人の話は大抵、小難しい。聞き慣れないような言い回しが頻繁に使われている。そういう話をボーッと聞いていると、全く理解できすに終わってしまう。もしかしたら自分のためになったかもしれない時間を、無駄にしてしまうことになるのだ。
そこで、自分の成長のために必要となるのが、話を自分がわかるように噛み砕く力だ。噛み砕く力は今すぐに身につくようなものではない。しっかりと時間をかけなければ、手に入れることはできない。
まず、知識を蓄えよう。
話を理解するには、話を聞いている側(聞き手)が話をしている側(話し手)のレベルに合わせる必要がある。
知識を蓄えるのにもっとも適した方法は、読書であると思う。それも、自分にとって興味はあるが、少し難しめの本だと良い練習になるだろう。
読書は実際の会話と違い、自分のペースで読める。分からなかったら、読む手を休めて調べるもよし、またの機会に回すもよし。そうやって難しい話自体に慣れていこう。
次に、日常会話に注意を払おう。
簡単な日常会話でさえ、人は聞き逃していたり、曖昧に理解してしまっていたりすることが多い。
そんな会話をしっかりと理解できないようなら、難しい会話がきちんと理解できるはずがない。
どうしてそんな言葉を使うのか、今の文脈はどのようなものなのか、少し意識をするだけでもだいぶ理解度が向上するはずだ。
そうして最後に、徐々に頭のいい大人の会話に触れる機会を増やしていく。
一方的な話でも良い。講演会や、学生であれば普段の専門的な授業、会合等…。あたりを見渡せば、すぐにたくさんの難しい話に巡り合えるだろう。
難しい話を聞き終えたあとは、理解できた範囲の内容を、ノートや口頭でまとめてみる。
このようにして、噛み砕く力を身につけていけば、きっと内容を勘違いしたり、話の辻褄が合わなくなったりすることが格段に減るだろう。
噛み砕く力で、物事の見方のバリエーションを増やそう
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