621 フランスに問題が発生しているようだ
私がファンドマネージャーをしていたころの経験から、日本の投資家は、ユーロ圏債券の中でドイツは利回りが低すぎて、イタリアは信用リスクが高すぎて敬遠していた。結果としてフランスを好んでいた(仏のオーバーウェイト)。スペインは微妙だった。やや信用リスクが高い気もしていた。
そのフランスの対独スプレッドが拡大し、対スペインスプレッドが縮小している。フランスをオーバーウェイトしていたら最悪だ。
ともかく、今フランスに問題が発生しているようだ。
期間を延ばすと、
フランスの対ドイツ利回り差(下のグラフの青線)が拡大している。
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