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Do something today that your future self will thank you for.

"for"が最後なんて、ヘンな感じがするかもしれません。でも、こういう文もあるんです。見慣れるとヘンな感じはしなくなって、むしろ”for”がないと落ち着かなくなります。

「あのときの自分、よくやったな」と、自分の肩をポンとたたいてやりたくなる。「もうあんなこと、できないよなぁ」とわれながら感心しちゃう。そんなときが来ることを期待するもよし。なにも考えず、ただ一歩を踏み出すもよし。今日もせっせと未来のタネを蒔いておきましょう。

さて、ここからはKECのプログラムのお話です。

プログラムの流れが、伝えられてなかった

今回のサイト制作は、プログラムの流れをよりわかりやすく説明するためにはじまったと言っても過言ではありません。現在のサイトにもいちおう説明は載っているのですが、文字ばかりで読みにくく、がんばって読んだとしてもたぶんよくわからないのです。

サイトを見た人にしてみれば「いままで経験してきた学校や英会話スクールのやり方とは違いそうだな」という程度のことしかわからない。「わからないから、やめとこう」ということも当然あったでしょう。「わかんないけど、やってみよ」と思ってもらえた場合に限り、お問い合わせ、受講につながっていたのだと思います。

幸か不幸か、プログラムの全体像は徐々にわかってきます。課題は一つずつで前の課題とつながっていますし、わからないことがあればセッション中やメールで質問できますから、わからないまま進むということはありません。「あぁ、そういうことか」となって、全体がわかった頃には修了。こうして、プログラムの説明は改善されないままになっていたのです。

私の方は、受講前の、サイトを見ただけの人にとって、どこがどうわかりにくいのか理解できていませんでした。そして、理解しようとするより「やってみればわかる」で押し通していました。アメリカの syllabus(授業内容、スケジュール、連絡先などを載せたコースの計画書)に慣れていたことから「最初はわからなくてあたりまえ」と思い込んでいたところもあります。

シラバスにも文化の違い

2年前、あるオンラインコースの受講をきっかけに、プログラムの説明について考えを改めることになりました。私にとってはじめて受ける日本語のコース。受講生にはオンラインに不慣れな人も含まれていました。

そこでの経験から、いわゆる日本人向けのオンラインコースがいかに親切で丁寧で、マメで、説明が詳しいかを知りました。開講前から細部に気を配り、受講生全員が完全にわかるまで言葉を尽くす。こみいったことをやる場合は、不安にさせないように予告やサンプルを早め早めに見せておく。とにかく、なにもかもがスーパー懇切丁寧。いや、もう本当に、カルチャーショックとしか言いようがない驚きの連続でした。

ひるがえって、KECのサイトのなんと不親切なこと。「こりゃ伝わらないはずだよなぁ」と思いました。あのコースほどにはできなくても、もうちょっとなんとかしないと。


そして今回、大幅に変更

そんなわけで、懸案だった「プログラム内容」のページ。今回、デザイナーさんの素晴らしいセンスとアイディアのおかげで劇的にわかりやすくなりました。各ステップについてぼちぼち説明していきますので、よかったらお付き合いください。

受講決定まで
STEP 1 アンケートに記入する
STEP 2 体験セッション(無料)を受ける

自立した学習者になるトレーニング
STEP 3 会話する
STEP 4 聞く
STEP 5 書き起こす
STEP 6 評価する
STEP 7 レッスン

自分で考えた学習を行う
STEP 8 プロジェクトの計画・実行
STEP 9 プロジェクトの評価

“卒業”する
STEP 10 修了~今後の目標


Photo by Alexa Williams on Unsplash

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