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Wardley Maps / 第1章「迷子」
第1章「迷子」これは私の旅の物語です。変化に巻き込まれて迷子になったドジでのろまなCEOの私が、自分がやってきたことについて漠然とした考えを持つようになった物語です。「漠然」と書いたのは、本書で取り上げているテクニックを誇張するつもりがないからです。しかし、機会の発見、ムダの排除、チームの編成、会社の戦略の決定など、過去10年間で私の役に立ってくれました。あなたの役にも立つでしょうか?それはあなた
もっとみる顧客フォースキャンバスによる解決に値する課題の見つけ方 by Ash Maurya
顧客にとって「正しい」ソリューションを構築する前に「正しい」課題を理解する必要があります。私の最初の著書『Running Lean』では、解決に値する課題を明らかにする「課題インタビュー」の台本を紹介しました。本記事では、改良した課題インタビューの台本を紹介したいと思います。
課題/解決フィットの探索は、モデル(なかでもリーンキャンバスを使ったビジネスモデル)を構築するところから始まります。これ
イノベーションを実現する創発的な組織づくり by Barry O’Reilly
BY JAMES GADSBY PEET ON DECEMBER 1, 2017
行動のあり方を変えることができれば、これまでとは違った方法で世界を体験できるようになるでしょう。そうすれば、考え方も変わります。Barry O’Reillyは「Mind the Product London 2017」での魅力的な講演のなかで、組織づくりにはこうしたことが常に求められると述べました。人々が問題なので
PMFにつながる問題空間の習得 by Dan Olsen
BY MARTIN ERIKSSON ON AUGUST 24, 2018
Product/Market Fit(PMF:製品/市場フィット)という言葉は、2007年にMarc Andreesenが作り出した。それ以来、新製品やスタートアップにとって非常に重要な目標となっている。だが、バズワードというものは、過度に単純化され、誤解されてしまうものだ。『The Lean Product Playb
JTBD(Job-To-Be-Done)とは何か by Ash Maurya
「JTBD(Job-To-Be-Done)」の理論やフレームワークをご存知でしょうか。私は数年前にクレイトン・クリステンの有名な「ミルクシェイクの調査」ではじめて耳にしました。
すぐに興味を持ちましたが、得られる答えよりも疑問のほうが多くなりました。
そこで、見つけられたものすべてに目を通し、さらにはBob Moesta、Chris Spiek、Tony Ulwick、Alan Klement
継続的イノベーション by Ash Maurya
2009年、世界中の起業家たちが後にリーンスタートアップとなる草の根運動に参加しました。リーンスタートアップが成功した理由は、顧客が製品を要求・消費する方法に根本的な変化を引き起こし、それが製品の開発とデリバリーの方法を大きく変えたからです。
すべては顧客から始まるこれまでの製品開発の歴史をふりかえってみましょう。
1950年代:リーンマニュファクチャリングの時代―ムダの排除20世紀の初頭は工
ハッカソンの審査に数値が使えない理由 by Milla Lappalainen
審査はハッカソンの栄誉です。世界には高く評価されているハッカソンがいくつもありますが、そこには共通点があります。そのひとつが、審査がうまくいっていることです。いくつものプロジェクトや審査員が存在するため、ハッカソンの審査はとても難しいのです。それらを解釈してスコアをつける時間を設定されると、本当に大変だと感じます。
このことについてJuuso Lappalainenに話を聞きました。彼は、Jun
遅延コストとは何か? by Black Swan Farming Ltd.
遅延コストとは何か?遅延コストとは、実現したい成果に対する時間の影響を伝える方法です。厳密に言えば、時間に対する期待値の合計の偏導関数です。
遅延コストは「緊急性」と「価値」を組み合わせたものです。人間はこの2つをうまく区別することができません。意思決定するためには、どれだけ価値があるかだけでなく、どれだけ緊急なのかも理解する必要があります。
なぜ「1つだけ」定量化するのか?納期の遅れや「手遅
可能性のある未来を見越した政策立案 by GOV.UK
2015年02月26日(著者:catdrew)
Policy Labでは、政府が公共政策の議論を促進するための新しいテクニックを紹介することができた。私はこのことを大変うれしく思っている。ここでのテーマは、高齢化社会における仕事(英国の高齢者数はこれから大幅に増加すると予測されている)。新しいテクニックとは「スペキュラティヴデザイン」だ。
GO-Science Foresight projec
政府のサービスデザイナーになる7つのステップ by Sanjay Poyzer
公共サービスのデザインは、私がこれまでに経験したなかで最も意義があり、最も満足のできる、最もやりがいのある仕事です。政府のやっていることの背景にある真の意図を考え、大きく改善されたアウトカムを国民に届けられるように、公共サービスに携わる方々をガイドしています。
「どうやってこの仕事に就いたの?」とよく聞かれます。私の話をしてもよいのですが、みなさんが本当に知りたいのは「サービスデザイナーになるこ
ダブルダイヤモンドによる死―いかにしてサービスを守るか by Kate Ivey-William
幸運にも私は、過去にコンサルタント会社において、そして現在は英国の政府デジタルサービス(Government Digital Service)において、サービスデザイナーとして働くことができました。2つの異なる環境で働いたことにより、サービスデザインが直面する課題と、適切にデザインしたサービスを提供するために必要なことについて、多くのことを学びました。
そうした課題はサービスの導入部分にあります
政策のためのプロトタイピング by Camilla Buchanan
「Prototyping for Policy(政策のためのプロトタイピング)」とは、2018年11月にThe Legal Design Labがスタンフォード大学d.Schoolで開催したカンファレンスの名称です。弁護士、政策立案者、技術者、デザイナーが集まり、戦略とデザインの世界がどのように出会うべきかについて、さまざまな側面から検討するというものでした。
プロトタイピングは、プロダクトデザ
『Running Lean』10周年記念版 by Ash Maurya
時が経つのは早いものです。『Running Lean』の最終版から10年が経ちました。あれから私は、世界中の数百ものプロダクトチーム、コーチ、ステークホルダーを、何千時間もかけてトレーニングおよびコーチングしてきました。私のゴールは、本書で最初に示されたステップバイステップの体系的なプロセスを、私のプロダクトだけでなく、さまざまなプロダクトや業界において検証および洗練することでした。
本書はいく
アジャイルコーチングコンピテンシーフレームワーク by Lyssa Adkins
アジャイル/リーンの実践者アジャイルフレームワークとリーン原則を学び、深く理解する能力。それらを適切に適用し、イノベーションを実現するために、プラクティスのレベルだけでなく、プラクティスを支える原則や価値のレベルで理解している。
プロフェッショナルコーチングコーチの経験や意見よりも、クライアントの方向性を決定する関心事に注意を払い、コーチとして活動する能力。
ファシリテーション個人、チーム、組