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私の自己紹介です。

こんにちは、はじめまして。
私は、高根恭子たかねきょうこといいます。noteやツイッターではきょうこの名前で発信しています。

今日は改めて、はじめて訪れてくださった方に私のことを知ってもらいたいなぁと思い、プロフィールとしてまとめてみました。どうぞ読んでいただけるとうれしいです。

第1章:私の自己紹介

神奈川県秦野市出身の1985年生まれ。
社会人になってからはしばらく東京で働いていたのですが、2019年10月に奈良県へ移住しました。誰も自分のことを知らない場所で、人生をイチからやり直してみたかった。新卒からずっと東京でいそがしく働き続けていた自分に、少し疲れてもいたのだとも思います。そんなときに、ありがたいご縁をいただいて、すぐに移住を決めました。
(そのときのお話は、こちらのnoteをご覧ください↓)


実際奈良に住んでみて大きく変わったのは、自分の「価値観」でした。
出会う人や普段目にするもの(街並みやインテリアなど)が大きく変わりました。そうなると私は影響を受けやすい性格なので、「選ぶもの」が変わっていきました。なにを食べるか、なにを買うか、どこへ行くか。ずっと奥深くに潜んでいた(といのうは奈良にきてから気づいた)本能のようなものが心地よく刺激されて、だんだんと息のしやすさを感じるようになりました。

(同じような話を、移住して1年目のときにnoteに書きました。↓)

奈良の風土が自分にぴたりと合ったんだと思います。そうしてそのまま住み続け、2022年1月現在は、フリーランスとして活動しています。
メインは文章を書くことで、それについては第3章に詳しく書いています。また、奈良でうつわ屋さんをやりたいなと思っています。それについても第2章に詳しく書いていますので、よかったら続けてみていってくださいね。

第2章:うつわと私のこと、ライターになるまでの話。

出会いは、1枚3,000円のうつわだった。

昔から、常になにかをしていないと落ち着かないのと、飽きっぽい性格というのもあり、趣味は広く浅く色々あります。そのなかで一番、趣味だ!と誇れるものに「うつわ」があります。

私とうつわとの出会いは、東京に住んでいた頃にはじまりました。
世田谷区の千歳船橋に「器MOTO」(今はもう閉店しました)というお店があったのですが、そこで初めて「作家もののうつわ」を買ったことが、ハマるきっかけになりました。

もともと料理が好きで、「作家もののうつわ」を使うことにずっと憧れを持っていたのが大きかったのかもしれません。ただ、どんなものを買えばいいのかわかりませんでした。そして、一番ネックになっていたのはお高いこと。当時、私のお給料は、毎月の生活費や飲み代、化粧品などの美容代に消えていたので、金銭的な余裕もありませんでした。

そんななか、当時の私は30代も前半にさしかかり「焦り」が出ていました。独り身で、周りを見渡すとみんな「家族」を持っている。かといって、没頭できる趣味や特技など誇れるものがなにもない。これからなにを楽しみに、ひとりで生きていくのだろう。悶々としながら、ただただ時間は流れていきました。

そんなときに、千歳船橋にある「器MOTO」というお店をインターネットで見つけました。写真から伝わる素敵な雰囲気に、大げさな表現ですがなにか「光」のようなものを感じました。実際にはじめてお店のドアをあけたとき、違う世界にきてしまったようなふわっとした空気に包まれました。そうして、店主と話をしながら私は1枚のうつわを選びました。うつわの値段は、3,000円。当時の私にとって3,000円は、一回の飲み代で消えていくような、大きな大きな出費でした。でも自分のなかで「変わりたい」気持ちがあったから、思い切って選んでみて、家に連れてかえってみた。部屋で梱包をといて、うつわをテーブルに置いてみると、部屋の空気が、変わった気がしたのです。

それをきっかけに、私は色んなうつわに出会いました。

個展へいくと、実際につくっている陶芸家さんと話をすることができました。うつわのことをもっと知りたくなって、陶芸教室にも通いました。毎月うつわを買うお金を捻出して、1枚ずつ買っていきました。そうしてそのままどっぷりと、ハマっていきました。

(初めて手に入れたうつわのエピソードはこちらのnoteに書いています↓)

うつわや陶芸家さんとの出会いが、明日のライターゼミへ通うきっかけに。

それから、私は「器MOTO」さんへはよくいきました。
そのたびに、店主とお茶を飲みながら色んな話をして、少しずつ私の世界を広げてくれました。さらに個展のときにいくと、実際にうつわをつくった陶芸家さんとも話ができました。話せば話すほどにうつわの魅力を知って、思い入れが強くなりました。
うつわには、陶芸家さんそれぞれが持っている心のようなものが宿るのではないか。「もの」が生まれる背景には、「人」がいる。
店主や陶芸家さんと話して、うつわを選んで使っていくうちに、私はだんだんとうつわに「体温」のようなものを感じるようになりました。それは、いまだにはっきりと言葉にしきれていないのですが、明らかに、今まで使ってきたものたちとは違うオーラをまとっているような気がしたのです。

と同時に、芽生えてきた気持ちがあります。それは、「伝えたい」ということでした。私の目にうつる陶芸家さんやうつわ、この魅力をそのまま伝えることができたら、「輪」が広がるのではないか。ちなみに、私がイメージする「輪」というのは、豊かさなどという言葉ではおさまりきらない、もっと壮大であたたかくて強いものです。
そんな気持ちが高まって、私は当時、西島和宏さんが主催していた「明日のライターゼミ」に通いはじめました。そこで色んなライターさんに出会い、刺激を受けて文章を書きはじめました。振り返ると、うつわや陶芸家さんとの出会いが、私をライターへ導いてくれたのかもしれません。

第3章:私がこれまで書いてきたもの

ここからは、私が書いてきた文章をご紹介します。

陶芸家さんのインタビュー


まず、一番ライフワークとして大切にしているのが「インタビュー」です。noteでマガジンをつくり、不定期で陶芸家さんにインタビューをしています。

これは、私がうつわを使って「いいなぁ、話を聞いてみたい」と思った陶芸家さんにインタビューをしています。ちなみにこのnoteは誰かから依頼されて書いているものではありません。私が一方的に気になった陶芸家さんに会いにいくシリーズです。

どれも思い入れがあるnoteなのですが、最近書いたものだとこの話が印象的でした。

インタビューをしながら毎回思うのが、自分にはね返ってくるものが大きいなぁということです。話の中身だけではなく、行った場所の空気だったり、陶芸家さんが話す行間にある思いが、細胞にしみこんでくるような。(大げさですね、すみません)だから、このインタビューはやるたびに学びが大きく、伝えたい、届けたい気持ちが強くなるのです。

「暦生活」での連載

2020年から「暦生活」というウェブサイトで連載をさせてもらっています。

暦生活とは、暮らしのなかにある、季節の行事や旬のものを紹介するウェブサイト。色んなライターさんが所属していて、それぞれ専門分野から書いた記事を毎日配信しています。

私は奈良にきてから、「四季」を強く意識するようになりました。散歩をよくするのですが、季節によって空気や景色の変化を感じます。また、個人的に畑を借りて野菜を育てたりもしているので、旬のものが生活に入り込んでくるようになりました。ですので、暦生活のウェブサイトはおもしろくて、書いていても読んでいてもいつも勉強になることばかりです。

今まで書いたなかで一番好きな記事はこちらです↓

これは、色々大変なことがあった年の瀬に書いたものでした。なぜうつわが好きなんだろうと考えるきっかけにもなった、私にとって大切な記事です。

他、お仕事やnoteに書いたもの

奈良新聞デジタルのインタビュー

奈良新聞のウェブメディアで、陶芸家さんや木工作家さんにインタビューをしました。

みなさん、本当に良い方で..。まだ奈良にきたばかりの頃だったので、このインタビューを通じて出会いや刺激をたくさんもらいました。

こくみん共済coop「ENJOY たすけあい」、日本郵政グループ「jpcast」

こくみん共済coopさんのホームページ「ENJOY たすけあい」で、奈良のことを書きました。

まだ奈良に移住したての頃に書いたものです。いま読み返してもこの「寂しくない」という気持ちは、変わらないなぁと思います。

日本郵政グループのウェブメディア「jpcast」で、伊勢志摩の旅を書きました。

「天空のポスト」ツアーと題して、おいしいものをたくさん食べたり、神社をめぐったりと大満喫の1日でした。とくに、豆大福が最高でした。

noteで書いたもの

畑のことを書いたnoteが、noteとパーソルさんで主催した「私らしいはたらき方」コンテストで入賞作品に選んでいただきました。

パーソルさんのウェブメディア「はたらワイド」にものせてくれています。

趣味ではじめた畑をこんなふうに取り上げてもらえるなんて。うれしくて、畑仲間のおじいちゃん、おばあちゃんにも報告したらたまげていました。

西智弘さんがnoteで募集した「わたしたちの人生会議」執筆者募集の企画、おばあちゃんのことを書いたnoteで優秀賞をいただきました。

本にも載せていただいて、その感想はnoteにも綴っています。

これは、ライターの5歳さんが企画するぶんしょう舎にきっかけをもらって応募したものだったのですが、選んでもらえるだけではなく、本にも載せてもらえるなんて。さらにこの本がとてもよくって、もともと西智弘さんの発信することに興味を持っていたので、届けたい気持ちを感じて胸が熱くなりました。ぜひ、色んな人に読んでもらいたい本です。

最後に、賞をもらったなどではないのですが、今まで私が書いたnoteで一番好きなのはこれです。


東京でひとり暮らしをしていたとき、通っていたお花屋さんの話。私の、お花やお店との関わり方の原点はここにあるなぁと読み返すたびに思います。いまだにこのお花屋さんのことをよく思い出します。はせ川さん、元気かなぁ。

第4章:今やっていること

さいごに、今やっていることをご紹介します。

2022年現在、奈良県生駒市高山町で暮らしとうつわのお店 「草々」をやっています。

どうしてこうなったのか、なぜやりたいと思ったのか。
これについては色々ありますので、SNSを通して少しずつ伝えていきたいなと思いますが、うつわに出会ってライターとして書きはじめたときから「いつかうつわ屋さんをやりたい」という気持ちは無意識下のなかでずっと育っていたのだろうと思います。それが、色んなタイミングが重なってポッと湧きでてきてやろう、やってみようと思いました。

実際にお店をオープンしてからは色々な出会いがありました。
それは、陶芸家さんやお店の運営を支えてくれる人たちをはじめとして、足を運んでくれるお客さんとの出会いから日々色々な気づきや発見があります。まだ始まったばかりですが、毎日の一つひとつの出来ごとが栄養となって私のなかに溜まっていっているような感覚です。こちらについても少しずつ、お店のマガジンを通して文章にしたり企画などのかたちにしてお届けできたらなぁと思っています。

陶芸家さんのインタビューも継続していく予定です。やっぱり、陶芸家さんのお話を聞くのは毎回刺激になりますし、本当に楽しいですから。これからもライフワークとしてずっと向きあい続けていきたいことです。

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以上です。長々と読んでくださりありがとうございました。

※お仕事のご依頼は、メールアドレス宛にご連絡いただけますと幸いです。
sousou.nara0408@gmail.com

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うつわと暮らしのお店「草々」

住所:〒630-0101 奈良県生駒市高山町7782-3
営業日:木・金・土 11:00-16:00

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