【お店雑記】1周年と本音
今日、4/8は草々がオープンして1周年。
とくに華々しいイベントはしないのだけれど、しみじみ、この日を迎えられてよかったなぁと思う。
そうそう、ちょうど1年前にこんなnoteを書いたのです。
1年経ってもこの気持ちは変わらなくて、いまだにお客さんがきてくれることに毎回びっくりする。ここまで来てくれてありがとうございますと心から思う。あのときお祝いにもらった花々もよく写真を見返して元気をもらっている。
この1年で草々からお客さんのもとへ旅立ったうつわたち。数えたら1,000個近くあった。多いのか少ないのかはよくわからないけれど、お店をやらなかったらその人の元へ届かなかったんだなぁと思うとなんだか不思議な感じだ。
この日を迎えてあらためて思ったのは、日々、私はお店を通して「ものを大事にする心」を学んでいるなぁということだった。うつわを愛でる会をやったり、金継ぎサービスをはじめたことも大きいように思う。
私が想像する以上に、うつわを愛でてくれている人がたくさんいる。
そういう心を持ちたいという人がたくさんいる。
最近、うつわを割ってしまったお客さんからこんなメールをもらったことも大きかった。
器を割って泣く、なんてこと初めてだったので、自分でも驚きましたが、奈良での思い出もこめて大事に思っていた器だったので、すごく悲しかったです。
ただ、割れて悲しい気持ちはありますが、私に器を大事に愛着を持つ心があったことに、嬉しく安心する自分もいました。
こんな器に出会えたのも本当に草々さんのお陰です、ありがとうございます。
これを読んだとき、心の奥底から「あぁ、そうか..」と思った。
なんというか、ここまで大切にしたいものに出会えるって、すごいことだし、羨ましいとすら思う。
誰の目でもない、自分の目で見つけた特別なもの。いつの間にか、自分の分身のようになって大事にしていたのかもしれないなぁ、と。
そういうものに出会える場所、これからもみなさんと一緒につくっていきたいです。
ということで、2年目の草々も、よろしくお願いします！
..って、スッキリ締めたいのですが、
あと最後に超大事なことを言わせてください。
みんな、、もっと草々に、、
来てね！
「いつかいきたい」と言ってくれる人よくいるんだけど、いつかじゃなくてすぐきてねと思う。「またきます」と言ってくれる人もよくいるんだけど、それっていつ？来週！？って聞きたくなる。聞かないけど。
お店って人が来てくれないとさみしいし、継続ができない。草々だって、こんなに細々とやっていてよく1年も続けてこれたなと自分で感心してしまいます。
ここ数年で、好きなお店がいくつか閉店してしまった。ツイッターでもよく閉店間際を惜しんで並ぶ行列の様子が流れてくる。あとからどんなに想って行動しても戻らないものは戻らないんだなと見るたびにやるせない気持ちになる。
だから、好きなお店があったらぜひ足繁く通ってほしいと思うのです。コーヒー飲んだりラーメン食べたりたこ焼きをハフハフしたり。ほら、よく行っていたあのお店のことですよ。そういえば最近行ってないなぁ、と読みながら思い浮かんだなら、ぜひいってください。
そして、草々にもたくさんきてください。じっくりうつわを見ていってください。高山町の空気にもたくさん触れてください。ゆっくり呼吸ができる場所に、どうかいてください。私の話し相手になってください。
ふー、ほんとうはこれを言いたかったのよ。ちゃんと言えたからスッキリした。
ということで、ふたたび。2年目の草々も、よろしくお願いします！
（4/13〜草々1階ギャラリーがオープンします&ガラス展を開催するので、おたのしみに）
***
うつわと暮らしのお店「草々」
住所：〒630-0101 奈良県生駒市高山町7782-3
営業日：木・金・土 11:00-16:00
▼インスタグラム
https://www.instagram.com/sousou_nara/
▼フェイスブック
▼金継ぎサービスはじめました！
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