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短期的に『得るもの』と長期的に『失うもの』

おはようございます!

本日は、『得るもの失うもの』というテーマで一時の感情のみで今後の行動を判断してしまうことで失うものはかなりダメージが大きいというお話をしていきたいと思います!


<意見を振り切ろうとすることは、、>

僕は現在育成年代のトレーナーをやっています。

その中で日々様々な怪我を見ていて、子供たちが今後のプレーに影響があるような怪我はまずはしっかり治すことを第一選択にして簡単に子供たちに説明を行い、”納得”してもらってからリハビリを開始していきます。

リハビリ期間は、怪我の治りの速度によって多少前後しますが、大体のゴールを設定してその中でしっかりリハビリをしていこうとやっています。

どんな子供をリハビリしようが、最終段階に突入したら同じ問題が生じます。

「もう痛くないから明日プレーできますよね!」

早くプレーしたくてうずうずしているのは、めちゃくちゃ理解できます!大好きなスポーツを怪我をしてしまったせいで一定期間できなくて早くプレーしたいと思うのはすごくいいことです!

ただ、リハビリは痛みがなくなればゴールではないので、再度ゴールを説明し、納得してもらいリハビリを続けます。

ただ、子供によっては何度も何度も「やりたい気持ちをアピール」すればプレーさせてもらえると思っているのか、かなりしつこく”明日プレーしたい”と言ってきます!

言い分も気持ちも理解できますが、こちらの説明に納得した上でそのことを言って振り切ろうとしているくるのでこちらもパワーワードを使います!

「プレーしていいよ!その代わり今後一切診ないけどね!」

このようなパワーワードを使います!こうすると、全員大人しくリハビリを頑張ってくれます笑

ただ、誤解して欲しくないのがこの言葉を使う前に僕と子供たちとの間で多くのコミュニケーションを行い、僕がどんな考えで怪我と選手の今後の影響について向き合っているのかについて理解してもらっているから効果があるので、ただ、無闇にこのパワーワードを使っているわけではありません。

これは憶測ですが、子供たちが100%理解しているかわかりませんが、自然と『僕の言葉を振り切って得られるもの』と『僕が今後一切診ないことで失うものの大きさ』を理解しているのだと思います!

得るもの:すぐにプレーできる
失うもの:怪我をした時に適切な処置やリハビリを受けられない

どちらが、今後の自分にとって重要なのかを理解できる賢い子供達なのですごく助かっています!

どれだけ一時的な感情に飲み込まれずに冷静に”得るもの”と”失うもの”を見極めることができるかが重要になってきます!

どんなことにもこのことは当てはまると思いますので、常に考えてみると面白いかもしれませんね!


では、本日も暑さに負けずに頑張っていきましょう!


Saito Kaede

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