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週に一度のお楽しみ「ザ・ノンフィクション」

見てますか?東京は日曜14時の放送です。
我が家は毎週おやつを用意し正座で見ます。

いつもはその前に「さんまとマツコ」を見ますが今週はお休みのようです。
それでノンフィクション待ち時間にこれを書いてます。

ノンフィクションには上京物語(調理師系)・丁稚物語(木工職人)・ボクと父ちゃんの記憶(ヤングケアラー)・泣き虫舞妓など、若者の成長を追ったシリーズドキュメントの他、直近ですと以下のような名作があります。

母と娘のラーメン ~ピンチをチャンスに変える人~
フィリピン出身のカンラスさんは19歳の娘と暮らすシングルマザー(ミスコン覇者)。経営するラーメン店「魚とん」は繁盛店だがコロナと物価高騰で経営が楽とはいえない。そんなときでもカンラスさんはポジティブ。前進あるのみなのだった。

人力車に魅せられて ~夢と涙の浅草物語~
人力車に魅せられて2 ~夢と涙の軽井沢物語~
シンガーとしてメジャーデビューしたのち某夢の国でパフォーマーをしていたアツシくんは30歳。お父さんがどっか行っちゃったため実家のローンの支払いがあり、もう少し賞味期限の長い仕事に就こうと浅草観光人力車の車夫を目指す。しかしアツシくんは不器用で、時限と交通ルールを守りつつ車を引き接客もやる同時並行処理がこなせない。見習い車夫の卒験には13回も落ちてしまうが・・・

あの日 僕を捨てた父は~ 孤独な芸人の悲しき人生~ 後編
あの日 僕を捨てた父は~ 孤独な芸人の悲しき人生~ 前編
フジタくんは小学校に上がる頃に母を亡くした。やがて父はフジタくんの同級生の母と恋仲になり家を出た。父は週に一度たんすの引き出しに3万円を入れに来る。それを頼りに暮らす孤独なフジタくんを支え続けたのはファミコンだった。いつしかフジタくんはファミコンゲーム芸人になっていた。一方、老いてなお同級生母と奇妙な内縁関係を続ける父の認知が衰え始め・・・

人生の終わりの過ごし方 ~「ダメ人間マエダ」の終活~
マエダくんは東京四ツ谷のエリート家庭に生まれた。東大卒の父の生き方を疑問に思うマエダくんは高校まで乗ったエリート街道からドロップアウト。ギャンブルにのめりこみ職業を転々。やがてパチスロライターとなり「好き」を仕事にすることができた。しかし40代前半で末期がんと宣告され・・・

これらは安心して見られる名作です。今はまだアップされてませんが、いずれAmazonプライムとFODで見られるようになる予感です。

しかしザ・ノンフクションの真骨頂といいますか、ツイート数がぐっと上がるのは、失敗を繰り返したり自分探しで迷走したり、傍から見てヒリヒリするようなキャラクターが主役のホノボノしない回です。「人力車に魅せられて」は前編が終わった時点でこっち組でしたが一発逆転、ザ・ノンフィクションの世界では異例の爽快な決着となりました。

自分の中のそっち組で最も気になった作品が「ちょっと心配な家族がおりまして~母と私と姉夫婦の話~」です。概要はリンク先をご覧ください。

なんと失敗したり自分探したりするのが若者でなくシニアです。実社会では特殊事例でもないかもしれませんが、地上波ではレアではないでしょうか。さて一発逆転はあるか?「姉夫婦」の行方が気になってます。

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