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rakugo1000 (35):桂春蝶「ニライカナイで逢いましょう~ひめゆり学徒隊秘抄録~」

概要
第2次世界対戦終戦間際の沖縄で、ひめゆり学徒隊員と看護婦長の女性が体験したこと、そして看護婦長の旦那さんであり、鹿児島知覧で特攻隊員となる男性とがそれぞれ味わっていたことが描かれる。
春蝶さんの「落語で伝えたい想い」シリーズの一作。この時期だからこそ、余計に沁みるし、聴く度に自分が教科書で読んで知っていた大戦なんて、僅かな一部なのだと思い知らされる。

今日聴いた噺
19/08/16 「ニライカナイで逢いましょう~ひめゆり学徒隊秘抄録~」を聴く会
桂春蝶 野崎詣り
桂春蝶 ニライカナイで逢いましょう~ひめゆり学徒隊秘抄録~

プチメモ
昨年聴いて、一番泣いた落語、と記憶していた噺。今年も、号泣してしまった。落語のようで落語でないような気もするけど、でもやっぱり落語。
落語の可能性ってすごいな、とも思った。
そして今年はアフタートークで、なぜこういう作品を春蝶さんが作るのか、が聴けて本当によかったよ。

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