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「仕事術」に関する記事

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#上司

仕事術のウソとホント?臨機応変が大切です

世の中は多彩な「仕事術」が花盛りです。交渉術、整理術、ノート術、メモ術まであります。それらの仕事術をマスターしたら社内で評価されるのでしょうか。答えは「否」。そんなスキルをマスターしても評価されません。今回は評価される仕事術について解説します。 ■「ヨイショ」「ゴマすり」はスキル 「ヨイショ」「ゴマすり」というとネガティブな印象を持っている人も多いかもしれません。むしろ、普通の人が嫌がってなかなかできないことにこそ価値があります。 筆者はこれまで、「絶対にこの人にはかなわ

ゴマすりは会社を救う?波風を立てないクロージングの方法

私はこれまで、「絶対にこの人にはかなわない」という、「ゴマすり」のプロに会ったことがあります。その人は「平凡コマーズ」(仮名)に勤務する「すり夫」さんです。「すり夫」さんは、カッコ悪い容姿です。髪は薄く中年太り。ファッションセンスもありません。しかし、ゴマすりは天下一品です。ここであるケースを紹介します。 「平凡コマーズ」(仮名)は、いくつかのポータルを運営するネット系ベンチャー企業です。このたび、展開するサイトのトップページに、広告のクリック数を増やすために、有名メーカー

社内の有事とはどんなこと?

デキル人は社内の有事にも備えを怠らないものです。それは社内の決裁権限者を抑えるということです。経営者が社内でなぜ一目を置かれているのか。その理由は、社内人事の全権を掌握しているからにほかなりません。 ■日本では人事権が最高権限 日本型システムでは、全ての人事権(採用、企画、育成、給与など)は人事部が掌握しています。現場に権限が付与されることもありますが、最終権限は人事部にあります。人事権を握っているから力を誇示でき影響力を発揮することができるのです。 政治でも同様です。例

上司の機嫌が悪いwwあなたはどうすれば火の粉をあびない?

感情的に怒っている人にはどう対処するのがいいのでしょうか。いちばんいいのは「近づかない」ことです。秘書をしていた頃、先生の機嫌があきらかに悪く、ミスをしたら怒り出すことが容易に予想できる日がありました。 それを察した先輩秘書は「オレちょっと出てくるから、留守番よろしくね!」といって、いきなり事務所を出て行ったことがありました。当時、私は駆け出しです。いくら機嫌が悪くても、私に当たることなどできません。 先輩秘書はもう何年も先生と寄り添ってきた仲です。先生は、その先輩には当

トラブルが起きたら犯人探しより謝り方が大切

誰でも失敗の経験はあるはずです。自分の不手際やミス、勘違いなどで、相手を怒らせてしまった経験は、多くの人が持っているでしょう。自分が失敗をしなくても、同僚や部下、上司のミスを自分が負うことになり、謝罪しなければならない場面もよくあります。 ここでまず覚えておかなければならないのは、「真実」と「世間のイメージ」は必ずしも一致しない、ということです。 ミスやトラブルが起きたとき、誰が真犯人なのか、何か真の原因なのかという「真実」は、たいした問題ではありません。それよりも、人々

上司の「君に任せた」は悪魔のささやき?必ず言質をとれ!

みなさんの上司は部下に仕事を任せるほうですか?「君の判断に任せるから好きなようにやりなさい」といわれたことはありませんか。 仕事を任せられることは部下にとって大変栄誉なことですが、任せられる際に、抑えておくべきポイントがあります。 ■リスクヘッジをしているのか 企業向けの研修をおこなうM社がありました。この会社の顧客は上場企業など大手企業が多く、講師レベルも高い評価を受けています。 野間課長(仮名)は社内の中堅社員です。2年前に転職し、現在のおもなミッションは新規開拓活