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プログラミング学習は英語学習と似ている

9月からプログラミング言語のひとつ、Pythonを学習しています。

今参加しているDX人材育成プログラム「マナビDXクエスト」で、課題解決のために与えられたデータを分析してAIを実装するために必要なのです。

と、えらいドヤってカッコよく言ってますが、実際のところ、ヒーヒー言っています。(泣)

とはいえ、この数か月、毎日、、、いや、正直に言うと「ちょくちょく」触っていると少しずつ慣れて面白くなってきました。

そして、プログラミング学習は英語学習と似てるなぁ、と気付きました。

「総合的な学習」が必要

今はPythonをプログラム内で提供されている学習コンテンツを使って勉強しています。まずは基本的な記述方法やもともと組み込まれている「関数」(この命令を入力すると、この結果が返ってくるよ、というもの)を学習します。

次に、一連のデータと、そのデータを使って何をしたいかが示された「例題パターン」の練習です。ここでは、あらかじめ用意されている関数だけでなく、自分で関数を作る方法も学びます。

そして、そこで学んだ知識を使い、架空の企業の課題解決に取り組みます。(Project Base Learning: PBLといいます。)例題パターンでやったことが生かされたり、数百名で同じ課題に取り組むため、コードを共有して良いところを取り込んだり、エラーコードに対処したり。かなり実践的なレベルでの学びだと感じます。

このプロセスをやってみると、
・組み込み関数:単語
・関数の定義の仕方:文法
・例題パターンで一連のプログラムを書く:長文読解・作文
のようだな、と感じました。そして、そこで学んだ単語・文法・読解力・表現力をPBLで実践してみる。PBLの場では、試行錯誤して失敗してもOKですし、こうすると良いよと教えてくれる達人もたくさんいます。

プログラムには「つよつよエンジニア」の方も、初心者ではじめてコードを書くという人も、色んなレベルの人がいます。自分のペースで学習しながら実際に使ってみて分からないことは助け合って解決していく、かなり理想的な学習環境です。
インプットに偏らず、アウトプットも実践的な形でできる「総合的な学習」だなぁ、と。

これが英語学習だったとしても、とても理想的な環境だと思います。

そうは言うけどさぁ…、と言う声が・・・

「学校で英語勉強したけどちっとも身に付かなかったし。」
「結局続かないのよね。」

そんな声が聞こえてきそうです。
そうなんです!今の日本の英語学習に足りていないのは、このDX人材育成プログラムでいうところの「PBL」=実践的なアウトプットだと、私は思います。

単語覚えた、文法やった、長文メッチャ読まされた。なのに、使ってみたことがない。間違えると笑われる。誰も助けてくれない。

そんなことで「英語勉強して良かった!」なんて思うはずはありません。

私は英語を専攻して大学時代に海外に行く機会にも恵まれたので、それまでのインプットをアウトプットして実際に生活や勉強に生かすことができました。でも、その経験がなければ、私も英語が身についていなかったのでは、と思います。

Pythonも今でこそ毎日(いや「ちょくちょく」でしょ!)触ってますが、使わなくなったらすぐにスッカリ忘れてしまうだろうと確信しています。

必要なのは「目標」と「一緒にがんばる仲間」

英語もプログラミングも、身につけるにはかなりの時間と労力がかかります。
実際に使わないなら、特に学ぶ必要もないのかも。
私も実際、今の生活で英語が必要な場面は特にありません。英語ができなくて困ることもない。

それでも英語学習を細々と続け、ゼロからPythonを学習しているのは、それが自分の世界を広げてくれると思っているから。思いがけない知らないところへ私を連れて行ってくれるツールになるかもと感じているから。

私の今のところの目標は「仕事を創り出せる人になる」こと。そのために必要なツールのひとつとしてPythonを学習しています。実際に使えるようになれば、私が引き受けられる仕事も、提案できることも、グッと増えそう。

そして、私が英語学習を続けられた最大の理由は、楽しみながら一緒に学習を続ける仲間がいたからです。
Pythonも今はマナビDXクエスト仲間がいるので、この環境を最大限に活かそうと思います。そして、プログラム終了後も、一緒に学びながら仕事を創り出し、課題解決や価値創造ができる「おかんDX」仲間ができたら素敵だな、と妄想しムフムフしています。

英語もPythonも、じっくりと、楽しみながら、続けていきたいです。


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