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来年は、縁台将棋を見るようにカジュアルにサッカーが見たい

誰でも何もしなくても歳は取るし、時期が来れば必然的にくたばる。人間のサイクルというのはそういうものだ。

今年(2020年)、もう12月も半ばに差し掛かろうとしているが、サッカーをここまで見なかった年として記憶されていくんだろうなあ。それほどまでにサッカー(のライブ)観戦をしていない。

何しろ、ライブで1試合しか見ていない。テレビでは時々観ているが、ライブで気軽にサッカーを観に行く、という機会がほぼ無かった。

この「気軽に」というのが曲者で、県リーグなどはこのクチだ。しかし、それらも無観客での開催だったり、客を入れてもいろいろな縛りがある。そうなると、その辺が先ずオミットされやすくなる。下町の縁台将棋を観るような感覚でサッカーを観に行けないのだ。

もっと気楽に見たいのに。

やはり、COVID-19が収まらないと、そんな状況は訪れてくれないのだろうか。それはそれで寂しいものがある。物好きが気軽且つ気楽に観戦しに行ける。

そんな状態を、来年こそは取り戻したい。

大義だ、使命だ、昇格だ・・・って、そんなものに囚われすぎてあくせくしたくない。
趣味としてのスポーツは、縁台将棋みたいに、もっとカジュアルなもので良いはずだ。その気楽さが、こちら(観戦者)側にももちろん、あちら(競技者)側にも、より楽しさを生みはしないだろうか。

ドレスコードとか、応援のお作法とか、そんなものなどどうでも良いとさえ思うようになっている。

自分はガイナーレ鳥取やSC鳥取ドリームスの試合にユニフォームを着込んでいくが、あれはそういうドレスコードがあるから着ているわけではない。単に好きだから着ているだけだ。そんなもん、別に好き好きで良い。ユニフォームなんてバカ高いもの、買って用意することなんてない。

熱いサポーターとしての在り方は、そうありたい人々にお任せしたい。自分はもうそんな面倒くさいことはしたくないし、そもそもできない。

何処のどんな状況の試合にも言えることだが、今の自分がその場にサッカーを観に行くのは、その場にいれば、何となく気分が上がってくるから、というだけのことでしかない。別に、他人様に迷惑をかけるわけでもないのだし、その程度の理由でサッカーを観に行ってもいいじゃないか。そのようななことで誰からも文句は言われる筋合いはないよ。

ともあれ、だ。来年は一つでもたくさん気軽且つ気楽にサッカーの試合を、何も考えずに観てみたい。

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