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【読書記録②】池井戸潤(著)ノーサイド・ゲーム

今日は2019年9月に日本で行われたラグビーワールドカップ前に放送されたテレビドラマで大ヒットしたノーサイド・ゲームの原作を読みましたので、こちらの感想を書かせていただきます。

私は36歳の二児の父親であり、幼少の頃からラグビーを始めて大学卒業までラグビー部に所属していたので少しラグビーに関する本を読むということに若干抵抗があったのですが著者が池井戸潤様なのでこれは絶対面白いはずと思い図書館の予約カートに入れました。2019年10月頃に予約カートに入れたのですが100名以上が予約されており2020年4月まで順番待ちの状況でした。ようやく順番が回ってきた頃に新型コロナウィルス感染症の流行で図書館の本を借りることに抵抗があり、当時は借りることを断念しました。 2021年2月末に再度図書館で予約し、借りることが出来たので、本日読了しました。

 内容についてはドラマを見られた方も多数いらっしゃると思いますので詳細を書くことはありません。気になっている方は是非、本を借りたり、購入をお勧めします。 

本書の中で私が感じたことは、日本ラグビー協会は身内だけで固められた組織でトップリーグはプロリーグではなく一部のプロ選手(外国人選手含む)と仕事をしながらプレーする社員選手が在籍していて参加している企業側からすると強化の為に多額の予算を割り当てているにも関わらず収入が見込めないのは問題だなと改めて思いました。トップリーグに所属している会社は日本のトップ企業でその企業の経営者の方々はラグビーに理解があり多額予算を通してもらっているのですが、今回の新型コロナなどの有事が起こった際に、収入が見込めない状況ではいつまでも企業チームとしてラグビー部が存続するとはありえないな感じました。過去にワールドや伊勢丹といった大企業がラグビー部の縮小がありましたよね。おそらく現場の方々がそれに気づいていて来シーズンから始まるプロリーグに移行を進めて頂いたのかと思います。このまま企業内のスポーツチームのままでは衰退していたっと思います。

今年で現状のトップリーグが終了し、来シーズンからはプロリーグとして仕切り直しされる訳ですが地域に根付いたチームを創設していただきたいと思います。2019年のワールドカップ以降、生でラグビー観戦出来ていないので、最後のトップリーグを生で一度は観戦したいと思います。ドコモか神戸製鋼の試合が見たいです。 

今日も閲覧頂きまして有難うございます。明日も23時頃にお会いできるのを楽しみにしております。 おやすみなさい。

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