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【プノンペン】100ドル紙幣が飛び交う場所

みなさんこんにちは!
国際協力NGOのCBBでインターンをしている大分大学の神野です!
ここ2日間熱があり、お休みしていましたが、今日からまた毎日投稿を頑張ります!


カンボジアの物価は日本の約5分の1。などと言われています。

実際に私の住んでいる村では、朝食が25円くらいで食べることが出来たり、50円くらいでビールを買うことが出来ます。

そんなカンボジアで、私は先日100ドル紙幣が次々と支払われている場所に行ってきました。

そこは、病院です。


8月19日、スタツア生の引率でプノンペンに行っていた際に、水すらも飲めないような、のどの痛みに襲われ病院に行くことを決めました。

行った病院は、インターン生が御用達のプノンペンにある日系の「Sunrise Japan Hospital」という病院です。

中は、日本の病院と同じくらいきれいでカンボジアの病院とは思えない内装でした。

エレベーターやカフェもあり設備もすごく整っているように感じました。

受付に向かうと日本語が話せるカンボジアのスタッフに対応をしてもらうことが出来ました。

しかし、診察前の問診的なものは全部英語で質問されて大変でした。

特に病院では普段使わないような専門用語が数多く存在します。

よく分からなかった質問も多々あったのですが、なんとか問診を済まし先生との診察を待っていました。

診察してくれる先生は日本人でとても安心して受診することが出来ました。

のどが痛い。と伝えると肺炎、インフルエンザ、血液の検査をしてくれました。

私は、正直どれにも引っかかることはないだろな。と思いながら検査の結果を待ちました。

その結果は。。。

やはりすべて陰性。

風邪ですね。という検査結果でした。


ここで、カンボジアの病院のよくない点を見つけてしまいました。

それは、恐らく総合病院で小さな病気に対応できていないということです。

今回の症状だと、私は日本にいると耳鼻科に行っていたと思います。

耳鼻科だったら専門の先生が見てくれて、風邪の中でも何の風邪かだいたい分かります。

そして、その病気に効く薬を出してくれます。

しかし、ここの病院だと大きな病気ではないから風邪。

という診断結果でした。

私ののどの痛みは風邪という一言で終わってしまいました。

そのため、出された薬も漢方薬と咳止めの薬だけでした。


その晩、熱が39度まで上がり、気になって再度病院に行くと、デング熱とマラリアの検査もしてくれました。

その結果、やはりどちらも陰性。

またしても風邪。と言う結果でした。

大きな病気ではないという安心感を得ることが出来ましたが、結局何が原因か分からず、少し不安も残っています。


診察が終わるとお会計に移ります。

診断の紙を見てみると170ドル。と記載していました。

私は海外保険に入っているため、キャッシュレス決済で実質無料で診察を受けることが出来ます。

しかし近くのレジを見ていると、次々と患者さんが100ドルの紙幣を数枚支払っていました。

私も、もし保険に入っていなければ全額負担という所でした。

しっかりと保険に入っていてよかったな。と思いつつ、このカンボジアの地に100ドル紙幣が飛び交う場所があるということに驚きました。


海外の病院は、初めてでしたが、こんなにもしっかりとした病院があるなら、何かあっても安心だ。

というほど大きく、しっかりしていたので今後のインターン生活も安心して行えそうです。




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