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憂鬱な帰省時期の乗り越え方

妊活や不妊治療をしている時の憂鬱な行事の一つが「帰省」という人も少なくないかと思います。

一昔前ほどの露骨な詮索や物言いは減ったのかもしれませんが、それでも触れてほしくないことに平気で触れる人、身内の小さな子供をつかって詮索を入れてくる人はやはりいます。

お酒の勢いに任せてセクハラと思うようなことを言ってくる人もいるでしょう。周りに止めてくれるような人がいればまだしも、お酒の席なのだから…と、なぜかこちらに寛容さを求められる始末。

だからこそこの時期が憂鬱で憂鬱で仕方ない…この時期をどのように乗り切るか参考にしてもらえればと思います。


帰省しないのも一つの選択

この話題が出た時に最初にお聞きするのが「本当に帰省しないとダメですか?」ということです。

このコロナ禍以降「帰省しない」という人も増えてきましたが、憂鬱な思いをしてまで本当に帰省しないといけないかどうかもう一度考えてみましょう。

もしくはパートナーだけ帰省してもらうのも一つの方法です。

パートナーに帰省が憂鬱であることを伝えずにひとりで悩んでいるのであれば、それを伝えてみましょう。


帰省の何が憂鬱なのか書き出してみる

ただ漠然と帰省が憂鬱と言っていては対策もとれません。帰省の何が憂鬱なのかをまずは書き出してみましょう。

・親からの孫に対する催促
・兄弟姉妹の無神経な会話
・親族にあれこれ詮索されること

特定の人の言動だけがダメなのか、それとも全体の雰囲気が嫌なのかそれでも対応の仕方は変わってきます。

まずは書き出したうえでパートナーとどのように乗り切るか作戦を練っていきましょう。もちろん帰省しないという選択が出来ればそれに越したことはありません。


極力滞在時間を短めにする

憂鬱な帰省を乗り切る一つが滞在時間を短めにするということです。このようなご時世ですから、日帰りで顔だけ出して帰るというのも一つでしょう。

ウソも方便、会社から会食類は止められている、休み明けに大きな仕事があるから今は人との接触を極力避けたいからというのもありでしょう。

大勢が集まる食事会が憂鬱な場合は、その時間までに帰宅してしまうのも一つの方法です。もしくは会食そのものを個室のあるようなお店で行うことを提案してみましょう。

たいていお盆やお正月など混みあう時期は時間指定のあるお店がほとんどですし、外では余計な一言も押さえられがちです。子供が出来るまでは外でのお食事会を通例にしてしまうと少しは気持ち的にも楽になるかもしれません。


実家(義実家)ではなくホテルに宿泊

実家(義実家)に宿泊となると、数日間は朝から夜まで24時間顔をあわせることになってしまいます。このような場合は近くのホテルや少し離れた温泉旅館などに宿泊してしまうというのも一つの手です。

この場合は、余計な一言が始まったタイミングで、「そろそろホテルに戻らないとあちらにもご迷惑が…」などと適当に言って席を立つことも可能です。


義実家への説明はパートナーの役割

とはいえ、毎回帰省について頭を悩ますのもストレスもたまります。また帰省しない、短時間滞在で帰るなどはコロナ禍だからこそ使える技でもあります。

本来であれば義実家にはパートナーから、自分の実家には自分から、周りの子供に対する質問や催促がストレスになり、嫌な気分になっているということをきちんと伝えることも必要です。

「その場は我慢して丸く収める」というのは日本人の美徳感覚のひとつでもありますが、妊娠などのプライベートな話題に関しては、そろそろこの感覚はなくしていく必要があるのではないかと感じています。

本来であれば、「第3者が他人のプライベートを話題にしない」という当たり前の配慮があって然るべきなのですが、残念ながらそれが出来ない人が多いのが現状です。

とはいえ、そこをあわせて我慢する必要はありません。

イヤなものは「イヤ」不快なものは「不快」とはっきり言葉にして伝えることも時には必要かと思います。それでも理解してもらえないのであれば、翌年からは帰省しないという選択もありです。

そもそも「不快に感じている方が我慢する」という考えがおかしいのですから、無理に我慢せず、まずはパートナーや伝えやすい人に自分の気持ちを伝えることからはじめてみましょう。


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