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№4959:「口で言っていること」と「実際にやっていること」が違う人は信用に値しない

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

今日は「口で言っていることと実際にやっていることが違う人は信用に値しない」という話を。

かなり前に読んだ本に「人間は2つのレベルで動いている」という記載がありました。

では「2つのレベル」とは何か。

それは「口で言っていること」と「実際にやっていること」です。

例えば「ダイエットしたい」と口で言っていたとします。

しかし、実際にお菓子ばかり食べていれば、その人は「口で言っていること」と「実際にやっていること」に大きな乖離があることになります。

「不言実行」という言葉もあるので「口で言っていること=頭の中で考えていること」でもよいかと思いますが、いずれにせよ人にはこの「2つのレベル」があるのです。

私は「2つのレベル」にギャップがある人ほど「信用に値しない」と思っています。

前述の「ダイエット」はわかりやすいですが、その他でも口ではデカイことを言っているのに全然結果が伴わないとか、口では「成長したい」と言っているのにまったく自己投資しないとか、「続ける」と言ったことを途中で投げ出したりとか、こういう人たちです。

であれば「黙っていた方がいい」ということになりますが、黙っていたところで「結果が伴わないこと」に変わりはないのでどっちもどっちといったところだと思います。

とっても困ったことは、この「言ったことをやらない」という行動特性が「他人にも反映されること」です。

ここがとても重要です。

どういうことかを説明します。

例えば、部下スタッフに「自立心を持って行動しなさい」「そのために自分のことは自分で決断しなさい」と言っていたとします。

が、そう言っている上司が頭ごなしにモノを言ったり、自分で決定したことを平気で翻していたらどうなるでしょうか。

当たり前ですが、部下スタッフはこの上司を信用しません。

この上司が「矛盾した行動」をとっているからです。

が、自分のことであれ相手のことであれ、たいていの場合、本人は自分の矛盾した行動に気づいていません。

でもこれまたたいていの場合、相手は「あなたは言っていることとやっていることが矛盾していますよ」とは指摘してくれません。

こんな感じでなんとなく信用し合っているわけでもない表面的な付き合いが継続しているのが、巷の多くの人間関係です。

私はこんな関係性でビジネスがうまくいくはずがないと思います。

「口で言っていること」と「実際にやっていること」のギャップを見ること。

その上で「言行一致」の人と行動していくこと。

ビジネスを人間関係をより良くしていく上で、とても重要な視点だと思います。

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