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№5036:「専門家同士」でつるむな!

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

さて、今日は「視野の狭い人間にならないための行動指針(その3)」です。
※「その1」「その2」は以下です。

ラストの「その3」は「専門家同士でつるまないこと」です。

とある本に「専門家=胡散臭いと思え」と書いてありました。

私もほぼ同じ考え方です。

もちろん「専門性」は大事です。

が、「専門性」というものは、健全な人間性とか人間観の中で発揮されなければ意味がありません。

例えば「白米は身体に悪い」と主張する専門家がいます。

が、世の中に「白米を食べて元気に生きている人」は「白米は身体に悪い」などと主張している専門家よりも何万倍も何十万倍もいます。

こういう専門家は「自分の発言が誰かを傷つけているかもしれない」ということがわからないのです。

これは「牛乳は毒である」などと言っている疑似科学インチキ専門家も同じです。

そんなことを地方で懸命に牧場を営んでいる夫婦の前で言えるのかと。

「あなた方がつくっているのは毒物です」と言えるのかと。

「無神経」にもほどがある。

人間性が低いからこういうことを平気で言うことができるのです。

が、専門家同士でつるんでいると、こういった感覚が麻痺してきます。

自分のまわりには従属的な信者しかいないので「自分たちこそが正しい」という思い込みが強化されていくのです。

イギリスに「人は仕事を離れたときにもっとも素晴らしい一面を見せる」という考え方があると読んだことがあります。

本当にそう思います。

その姿勢が「健全なバランス(中庸)」を生むからです。

「あれがダメだ、これがダメだ」と言っている疑似科学インチキ専門家はこの部分が欠落しているのです。

繰り返すようですが、「専門家」とか「専門性」を否定しているのではありません。

私が断固否定しているのは「偏り」とか「極端」です。

もちろん、自分だけ勝手に偏っていたり、極端だったりしてくれる分にはまったく問題ありません。

ところが、こういう偏った人間がセミナーをしたりして情報弱者をターゲットに偏った知識をもっともらしく流布している。

特にトレーナーとかインストラクターといった指導者的な立場にある人間がこのような行動を取ることは許されません。

もしやりたいのなら「〇〇教」を名乗ってくれよと。

「玄米教」とか。

「原始時代の食事をしましょう教」とか。

それならいいです。

誰が見ても「民間団体ではなくて宗教団体なのか」と認識できるので。

とにかく「まともな心」があるトレーナーとかインストラクターにはくれぐれもこのような疑似科学インチキ専門家にはならないでいただきたいです。

というわけで、本日で「視野の狭い人間にならないための行動指針3選」は終了です。

私たちは視野の広い人間になっていきましょう!

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