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№5013:「会社の成長」で働いている個人は幸せになるのか?

本記事は先週の月曜日に配信した有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです。
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こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

さて、数日前に人間の幸福には主に3つのホルモンが関係しており、それは「セロトニン的幸福(心身のより良い状態)」「オキシトシン的幸福(人とのつながり)」「ドーパミン的幸福(達成感)」であることを記しました。

で、「ドーパミン的幸福(達成感)」のみを過剰に追い求めている人は「セロトニン的幸福(心身のより良い状態)」と「オキシトシン的幸福(人とのつながり)」に欠けるケースが多いということも指摘しました。

その一連で私が「なるほどね」と思ったのは「セロトニンがドーパミンの制御装置である」ということです。

現実社会と照合すれば、これは合点がいきます。

「売上をあげろ!」とか「成長あるのみ!」といった「ドーパミン的幸福」を際限なく求め続けている人は「心身のより良い状態」とか「人とのつながり」といった人間として最も大切な部分が壊れているのです。

だからすぐに怒る。

だから常に苛々している。

だから家庭が崩壊する。

だからまわりの人が離れていく。

「セロトニン」が分泌していないから「ドーパミン」が制御不能なのです。

「仕事で成功すること」ってそんなに重要か?

「会社の成長」って何のため?

それで働いている個人は幸せになるのか?

これまでも言ってきたことですが、日本人の幸福度は世界第62位です。

これは主要先進国で最低レベルです。

一方で経済的には(GDPで中国に抜かれたとはいえ)世界第3位の経済大国です。

「お金はあるけど心は貧しい」

これが日本という国をマスで見たときの実態です。

実際、働いている人を見たって大半(推定90%くらい)が全然楽しそうじゃない。

というか「3つのホルモン」がまったく出ていない。

で、いつまで経っても新コロに基づく国や行政の政策に振り回されてばかり。

やっていることは目先の対応の連続。

こんなことに1回しかない人生の貴重な時間を奪われていていいのだろうか?

世の中が大きく変動している今こそ「自分の人生」を問い直すチャンスだと思います。

「新コロ前後の人生」が変わっていない人は、今後も「ドーパミンが制御不能な人」に「自分の人生」を奪われていくだけだと思います。

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