「共感力」が低い人の3つの特徴
こんにちは。遠藤です。4762回目のブログです。
※過去ブログ(4740日分)はこちらにあります。
さて、昨今の「D2C時代」において注目されている概念に「世界観」や「共感」があります。
その理由は人々が商品やサービスを買う理由が「価格」や「機能」から、「世界観」や「共感」に移行しているからです。
これはSNS時代の必然といえます。
「共感」には他者の視点を理解する能力である「認知的共感」。
他者が感じていることを汲み取る能力である「感情的共感」。
相手が自分に何を求めているかを感知する能力である「共感的関心」の3つがあるといわれています。
こう捉えることができれば、世の中で便利に使われている「共感」が、単なる「その時の盛り上がり(感情の高揚)にすぎない」ということがわかると思います。
「共感はとても難しい」のです。
いずれにせよ、「共感」とは「相手への理解」であり「相手への思いやり」があってこそ成立するといえます。
「私は共感しました」ではなく「あなたに共感しました」になる必要があるのです。
※巷の「共感」は前者である。
この「思いやり」のことを「論語」では「仁」といったり、他の表現では「慈悲」といったりします。
先般読んだ本には「慈悲にあふれる人」としてダライラマ氏が上げられていました。
これに異論がある人はいないと思いますが、そこにはダライラマ氏が世界中の人々から尊厳を集めている理由として「どんな組織にも縛られていないこと」「何からでもどこからでも情報を収集していること」「慈悲の範囲が広いこと」の3つがあげられていました。
「なるほどね~」と。
ということはこの逆の状態にあると、慈悲(思いやり)はもちろんのこと「共感力」はどんどん乏しくなっていくわけです。
つまり、「共感力が低い人の3つの特徴」は・・
①「組織に縛られている」
②「情報が偏っている」
③「思いやりの範囲が狭い」
これは現実社会と見事に合致しています。
新型コロナ騒動を見ても、日本人の多くは「いい人っぽい」けど「自分ファーストで思いやりがない」。
一部のトレーナーやインストラクターも同じです。
そういうことかと理解できました。
「共感の時代」に対応していくのであれば「組織に縛られないこと」「幅広く情報を収集すること」「慈悲(思いやり)の範囲を広げること」の3つが必須行動です!
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