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こんにちは。遠藤です。4770回目のブログです。
※過去ブログ(4740日分)はこちらにあります。

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今日は「中庸とは何か」という話をします。

この話は過去に幾度かしていますが、(新たに始めた)noteでも紹介したいと思います。

「中庸」とは孔子が唱えた概念で2500年以上読み継がれている「論語」の中心的概念になります。

「中庸とは何か」についてもっともわかりやすく理解できるのが東京湯島聖堂大成殿に設置されている「宥座の器(ゆうざのき)」です。

「宥座の器」は孔子が「中庸」を説明するときに用いたものとされています。

以下は実際の私が湯島聖堂を訪れて「宥座の器」を体験した模様です。

「宥座の器」にあるのは「器」と「水」だけです。

以下のように器に水が入っていないとき、すなわち「空っぽ(不足)」だと器は傾いたままです。

カラ

続いて、この器に水を足していきます。

一杯、二杯と足していきます。

すると器は上向きに立ち上がってきます。

が、調子に乗って水を「過剰」に入れすぎると以下のように器はひっくり返ります。

1アウト

ではどうするか。

「ちょうどいいところ」を探します。

水を与える量を「ちょうどいいところ」に調整するのです。

すると器は見事にバランスを保ちます。

中庸

これが「中庸」です。

論語の中に「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という章句がありますが、ここから来ているといわれています。

「過ぎたるも不可、及ばざるも不可」

つまり「過不足は不可である」ということです。

私はFBL大学でともに学ぶ方々に「東京に来たら宥座の器を体験すべき」とすすめています。
※大成殿は土日祝しか開放していないはずですが。

昨日も記したように「トレーナー、インストラクターにとって大切なのは中庸的な指導」だからです。

私たちスモールジム協会はその考え方を言行一致で実践するためにホームページに以下のように明記しています。

指導理念
1.私たちは医科学の見地から世の中で正しいと認められている理論以外をお客さまにお伝えしません。
2.私たちは「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の格言に基づき、過不足のない中庸的な指導を行います。
3.私たちは極端な方法、各種制限論、禁止論を用いず、運動、栄養、休養の観点から日常生活の中で当たり前に実践できるからだづくり方法をお客さまにお伝えします。

賛同していただけるトレーナー、インストラクターの方々はスモールジム協会で一緒に頑張って欲しいです。

スモールジム協会が上記「指導理念」の上位で定めている「活動理念」の1つに以下があります。

4.私たちは「ハチドリの精神」にのっとり「全員で成功すること」を目指します。

これからは全員で成功する時代です。

つまらぬこだわりは捨てることが必要だと思います。

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