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大学生になってよかった話。

大学4年。深くて広い社会という名の海を渡る手前にして、思うことを坦々と書いていこう。

浮かれた気持ちで入った大学。大学は楽しいと思っていたが、そうじゃない。一貫して大学というのは思った以上に退屈だ。自分から楽しくしなくては、楽しくならない。

いわば四年という時間を高い金を払って買っているので、無駄にしてはならない。暇人で、怠惰な僕は、それを誤魔化すために、とりあえず行動してみた。

勉強、ラグビー、アルバイト、読書、地域おこし、インターンシップ、フィールドワーク、ヒッチハイク、学生ライター、離島ボランティア・・・。

人は朱に交われば赤くなる。怠け者な僕は、頑張らないといけない環境に自分を放り込むことで、頑張ることができた。


こうして、なんやかんや色々やった結果、行動力と経験を積み重ねることが出来た。


本気でやりたいことを探した大学生活。夢を探して、ひたすら走り回った。これこそがやりたいことだと見つけて、挑戦して、失敗して諦めちゃうの繰り返し。

なにが自分はやりたいのか、自分は将来、何者になるのか、いつも迷走していた。本当は別に何もしたくないのかもしれない、なんてたまに思ったり。

しかし夢を追いかけて、走り回ってきたことから、失敗経験や成功体験を積んできて、成長できた。そこから自分が形成されてきたのは言うまでもない。

僕にとって夢を持つきっかけは根拠の無い自信。根拠のある自信は、それの上をいく真実に遭遇すると、打ち砕かれるけど、根拠がなければ、その心配はない。言ったもん勝ち。自惚れたもんがち。根拠のない自信は無敵だ。


その時々で楽しかったことや悔しかったこと。僕の世界で渦巻くたくさんの感情。積み重ねた経験のどれもが自分らしさを証明する根拠だ。行動した結果、自分らしさが分ってきた。きっかけはなんとなくからのものもあるが、行動して本当に良かった。


利益を求めたり、時間に追われたりすることは、社会人になればいくらでも出来る。学生時代は、今しかできない無駄なことをする

役に立つからとか、メリットがあるからという理由に時間を使うことも必要だけど、くだらないことで笑いあったり、誰かの家で集まってゲームをしたりする無駄な時間こそが、幸せで、それは大人社会に足を踏み入れる前の、不安定な20代の時期を乗り越えるために必要だ。


無駄な時間を共に共有してきた仲間には感謝している。便利化が進む世の中は人間関係が希薄になってしまう。そんな世の中だからこそ、社会に出ても人とのつながりを大切にしていきたい。


卒業後、学生時代の経験も思い出も全て、僕自身の糧として、社会で大活躍してみせる。仕事の楽しさとは社会の中で活躍することのはずだ。社会に良い影響を与えてみせる。世界を変えることだって出来るかもしれない。

いや絶対にデキる。

勿論、根拠は無い。








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