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〜バイク模型の作り方〜 Part12

◼️基準になるポイントを探す。

早速貼っていきましょう。
まずは基準になるデカールから貼ります。
このキットの場合、サイドカウルの真ん中の青いデカールです。

このデカールの基準は内側に巻き込む辺りですかね。
指で動くのでザックリ位置出ししたら定着させていきます。
私は水をつけた綿棒と半田ごて(ここでも登場)を使います。
水を含ませた綿棒(芯は紙が良い)を、
大体5〜10秒程半田ごてに綿棒をクルクル回しながら押し当てて、
先に着いた水分を沸騰させます。(表面の水分が飛んで乾いたようになる)
この綿棒でシワを伸ばしていく感じです。
※厳密には蒸していないので違うのですが、
 便宜上「蒸し綿棒」と読んでいます。

蒸し綿棒製作中

蒸し綿棒をコロコロ動かしながら、デカールを定着させていきます。
綿棒から熱気が無くなったら適時半田ごてに押し当てて蒸し綿棒にしてください。

面も大事ですが、
私は特に、
山折、谷折になった箇所や、
裏側に巻き込む箇所の定着を心がけています。

デカールが多少大きいので、切れ込みに合わない事が多々ありますが、
蒸し綿棒で蒸気を当てるように何度かすると、
マークソフターを使わなくても切れる事なく巻き込む事が出来ます。(一部シルクスクリーン印刷のデカールは硬すぎて無理)

なので私はマークセッター、マークソフターは、
ほとんど使用しません。
十分貼れます

1枚目の基準となるデカールが完成しました。

1枚目完成。
ダクトの縁もしっかりカバー出来ています。
(ココの黄色が見えているとダサい)
前側もしっかり回り込ませて定着しています。

調子が乗ってきたので次々行きます。

そう言えばPart11で書いたデカールのカールの
比較画像載せてなかったね。
同じデカールじゃないから比較対象としてどうかと思うけど、こんな感じです。

デカール面を上
これくらい反ります。
デカール面を下にして入れたもの