~バイク模型の作り方~ Part3
ここから本格的に作業開始です。
まずは嫌いなゲート処理からスタート。
私の制作手順としては
1、外装(カウル)の作成、塗装、デカール、クリア
2、乾燥時間中に車体塗装
3、外装中研ぎ、クリア
4、乾燥時間中に組立
という順番になっているので、まずは外装(カウル)からスタートします。
■嫌いなゲート、PL処理
使用する部材はセリアで売っているスポンジやすり細目(600、800、1000)
これが安くて、いつでも手に入るので重宝して使っています。
後はデザインナイフ(アートナイフ、平刃)を使っています。
人によっては#400を使う人もいるのだろうけど、
私の場合は#600スタートであまりに消えない場合は#400を使う感じ。
その後は#800、#1000と番手を上げて終了
サフレスで作成する場合は#2000まで上げて、
コンパウンドで磨くところまで行うが最近はサフレスはあまりやらない。
■PL処理で気を付けること
外装は形が変わらないように、やりすぎないように注意しましょう。
私はPLをマジックでなぞり、それを消すような感じで処理をします。
(なぞったマジックが消えればPLも消えている)
なぜマジックかというと、
『捨てサフが面倒くさい』からです(笑)
バイク模型の場合、カーモデルと違い、
1個1個のパーツがそんなに大きくなく、
平面も大きい訳では無いので、
神経を尖らせて平滑にしなくても良いと、
思っています。
(コンテストに出すとかなら好きなだけやってください)
なので、わざわざサフを吹くまでもないです。
尚、この時は空研ぎで削ります。
水研ぎにしない理由は削りすぎないため。
水研ぎだとヤスリの目に詰まった削りカスが水で落ちるので、
切削能力が落ちないのと、水や削りカスがついており、
どれだけ削れたが視覚的に見えにくいため削りすぎてしますからです。
■ファスナピンなどの凸モールドの処理
ファスナピンなどのモールドは、削り取ってしまうことが多いです。
理由としてはクリア後に研出しをする際に邪魔になるからです。
また挽物に置き換えた方が質感が変わり情報量が増えるためです。
なので凸モールドはこの時点で削り落としてしまいます。
削り落とす場合は、少し削って、削り跡がついたら、
ポンチやケガキ針で目印をつけて、0.5mmのピンバイスで開口します。
■アッパーカウル処理完了
これでアッパーカウルの第1段階目の処理完了です。
これから#800、#1000と番手を上げて削り跡を均していきます。