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回復期病院で2年間P Tとして勤務して学んだあなたに伝えたい本当に大事なこと① 〜雑談って重要〜

こんにちは。長野県で理学療法士をしている竹中寿史です。
最近一番感動したことは、自分で作った塩麹を使って野菜炒めにしたら本当に美味しくて、塩麹ってすげえって思ったことです。

今回から何回かに分けて実際に回復期病院に2年間働いて学んだことを言語化していこうと思います。社会人1、2年目の人にぜひ読んでいただきたいです。


まずは人間関係の構築をせよ。

 2年前に新入職として働き出して初めに思ったことは、大したこともしてないのに1日がものすごく疲れるなと感じたことです。

 それも今考えると当たり前でした。初めは周囲は知らない人ばかりで自分の心理的安全性が何も確保されていない状況です。(ちなみに心理的安全性とは、自分がここに所属していてもいいんだという安心感のようなもので、Google社が非常に大事にしているものです。)

 新入職の時には、社員は自分達よりも年上の人がほとんどで、初めて会う人ばかりでした。研修の時も毎回違う人の話を聞かされ、隣に座る同期もどこから来た人なのかすら分からない状態です。
 その心理的安全性が確保されてない状況の中であり、仕事場にいる時は常に気を張ってないといけなかったのです。

 アジアのスラム街に一人で放り出されて一晩過ごしてねと言われているようなものです。恐怖でしかありません(笑)。それと同じ状況が会社では作り出されているということです。

では、どうすればそんな状況をなるべく早く回避できるのでしょうか?



知らないものには恐怖を抱く

それは、人を知ることです。人間関係の構築に当たってまず必要なことは、その人がどんな性格を持っているのか、どんな価値観を持っているのかを知る事です。
人間の原則として


知らない ≒ 恐怖感、嫌悪感

というものがあります。(西野亮廣さんやけんすうさんが言ってた)
つまり知らないものには恐怖心や嫌悪感を抱いてしまうものなので、知らない状態を抜け出さないといつまで経っても良い人間関係の構築は絶対にできないのです。
ではどうすれば会社の上司、先輩のことを知ることができるのでしょうか?


軽視されがちな人を知るために大事なこと

 同期などは関わる時間が多いため会話も生まれ、その人の振る舞いもみることができるます。そのため、人間性について知ることができ徐々に警戒心も薄れていくと思います。

 問題は上司や先輩の人たちです。普段直属の上司であれば教えてもらうことも多いため、そこに会話が生まれ少しずつ知ることができます。しかし、直接的にはあまり関わらない人などは会話が生まれず、相手のことを知る機会が少ないのです。
 
 そこで大事になるのは雑談をすることです。雑談の話題はなんでもいいです。
「今日の朝まだ寒かったことないですか?」
「〜さんの家は会社の近くなんですか?」
など本当になんでも良いです。

もし、上記のようなことをいきなり聞くなんてハードルが高いよと思う人は
「このチャットツールで相手にメッセージを送る時ってどうやって使うんでしたっけ?」
「〜さんカルテ打つのすごく早いですけど、どうしてそんな早くできるんですか?」
などの少し困っているので教えて欲しいというニュアンスで質問すると自然と会話ができます。しかも基本的に頼られて嫌な人は少ないので、教えてもらった後に感謝をしっかりと伝えれば、むしろ相手は嬉しく思います。

 このように普段あまり意識しない人もいると思いますが、雑談というのは非常に重要であり、新入社員は特に雑談ができるということは人間関係を早期に構築する武器になるのです。



最後に

 ぜひ今回のnoteを読んだことを機に普段の雑談を意識的に多くしてみるのはいかがでしょうか。また、4月から入職する人は雑談をすることを意識して早期に人間関係を作って精神的にも余裕を持って働けるようにしていけると良いかなと思います。

今回もお時間作って読んでくださった方、本当にありがとうございました。
少しでも皆さんの日々の生活に生かすことができ、人生がより楽しくなる手助けになれば嬉しいです。
今後もこの学んだことを言語化するシリーズを書いていこうと思っているのでよろしくお願いします。

#竹中寿史 #学んだことシリーズ #西野亮廣 #けんすう

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