結婚の選択を変えるだけで12種もの人生がある

昨年の12月から今年の4月まで、OTONA SALONEで恋愛コラムを書いておりました。ぼくはその筋の専門家ではないので、上から目線で書いても誰も共感しないということ、40代バツイチが40代初婚女性と再婚したというのは40代独女にとってもエールになるだろうということ、以上の理由から自身の体験談を書き続けてきました。この時に思ったけど書けなかったこと、編集長からボツを喰らって書き直したけどオクラ入りにしたものなどをポツポツと書いていこうと思います。(なお4月末から、ぼく自身はOTONA SALONEの読者会員組織の認知とメンバー募集のための記事原稿を毎週日曜日夜に更新しています)

第1回目の今回は、婚活アプリについて書いていたら恐ろしくアクセスが少なかったことから思ったことを書いてみます。基本的にOTONA SALONE本家でボツになった原稿が元になっています。

婚活アプリ、実際には「本気で婚活」「本気で彼氏欲しい」くらいまで飢餓感がないと手を出すことはないんだろうなあと思わされました。結局のところ婚活にしても恋活にしてもなにか事件が起こってはじめて「本気」スイッチが入るんだろうなあ、そんな象徴的なできごとからご紹介します。


今回婚活アプリをやってみたら、2年前に会った女性がいた

婚活アプリを今回の記事作成時に久しぶりにダウンロードして、アラフォー女性がどのくらい利用しているのかを調べてみました。その中で、なんと2年前にアプリでマッチングし、連絡をとり、実際に一度だけ会った女性と同じプロフィール写真があったのです。

まさか、思わずタップしたところ、やはり2年前に会った人そのものでした。プライバシーに関わりますので詳細は書きませんが、どうも彼女は転職して一息ついたので再開してみましたとのこと。つまり、彼女は2年前も今も婚活中なのです。

ということは、彼女は仕事が暇になると時々現れては婚活し、仕事が忙しくなると婚活の優先度を落とす。

仕事>プライベート>恋愛>結婚>出産という序列ができているなと感じました。

この年代のキャリア女性の多くが、迷いながら結論を出せないままにこの序列を踏んでいるのではないでしょうか。


女性は人生におけるターニングポイントが多いことを知った

大学院の友達である40代女性に「奥田英朗さんの『ガール』を読むといいよ、女性のいろんな生き方の縮図と心理が描かれているから」と言われて読み、この年代の女性がいかに結婚・出産育児・仕事というイベント選択に都度悩まされているかを知りました。

(結婚・出産・仕事の選択を変えるだけで12種類もの人生がある)

なるほど、男性にとって人生の選択はよくあるのが「夢を追うか稼ぐ手段として仕事を選ぶか」くらいだ。それに対して女性は人生の選択肢が多い。どんな道を選んでいいし、一方でどんな道を選んでも、「やっぱり、あそこで、別の道を選んでおけばよかったのかも」とうっすら後悔する。みずから選択したことに対して「あの人はあっちの道を選んで成功した、それに対して私は・・・」と世知辛さを嘆いても解決しない。その世知辛さをパートナーにぶつけたところで分かり合えるとも限らない。

結局、みずから選択したことが正解なんだ、正解にするしかないんだということに私も気づきました。だから仕事を優先するのも正解。婚活中心に生活をガラッと変えるのも正解なんだということ。


婚期は人によって違う、結婚したくなったときが婚期

つまり、どういう選択してもそれが貴方にとっての正解。だから結婚したくなったときが婚期だと思うし、そういうときがくれば婚活にも本気になれる。

婚活に本気になれれば、男性に会ってみようという気にもなれる。打席に立てる。

それまではどちらにしても無理しても打席には立てないから、ブルゾンちえみのコントよろしく「ミツバチを待つ花のように、じっと待つ」でもいいんじゃないかと思います。


急いでないなら無理に婚活なんかしないほうがいい。それよりも、

・仕事
・プライベート
・恋愛
・結婚
・出産・育児


のどれをどのタイミングで行うのが自分らしいか、過去・現在・未来のライフラインを考えてみてはどうでしょう。それがそのまま人生設計にもなり、将来のお金の設計にもつながってくるんじゃないかと思いはじめています。

そして今、こくしたことを考えることがそのまま自との夫婦感として常に問われています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?