クセ強さに目をつぶれば設備充実【アパホテル六本木SIX】
アパホテル。
イメージするものといえば社長のクセの強さや部屋の狭さ、極端に変動するダイナミックプライスなどでしょうか。
そんなアパホテル、画一的に思われがちですが実は意外と立地によってそれぞれ個性があるのです。
今回は六本木通り沿いにダイナミックに広がる「アパホテル六本木SIX」について、1週間滞在した感想を書いてみます。
A棟からE棟まで広がる広大なアパホテル
アパホテル六本木SIXの一番の特徴はたぶんこれ。
六本木通り沿いにA~E棟まで並び、とにかくデカいんですよ。
チェックインなどを行うC棟を中心に、コンビニはB棟、コインランドリーはA棟、セルフのコーヒーはD棟、朝食レストランはE棟…といった具合に、それぞれの棟に設備が分散されています。
各棟エレベーターは一基。
これはちょっと面倒だな。
と初日は思ったんですが、全ての棟が1階で繋がっているし慣れるとそこまで不便さは感じませんでした。
日本にあるビジネスホテルの中でもトップクラスの大きさなんじゃないかなあ。
その分必要な設備は一通りそろっており、コインランドリーも6台ありました。
ちなみにコインランドリーの値段は洗濯が500円、乾燥は30分100円です。
とにかくクセ強い!オンラインMTGはバーチャル背景推奨
これはここのアパホテルに限ったことではなく全国共通ですが、クセが強いよね…。
部屋に必ずある社長の顔入りの本、そして思想偏り気味の冊子。
よくこれでここまで大きいホテルチェーンになれたなあ、と毎回思ってしまいます。
読む人いるのかな。
あと壁紙も独特の模様なんですよね。
無地でいいのになぜ…と思うけど、今更アパにそんなこと言っても仕方ありません。
部屋でオンラインMTGする時はバーチャル背景を使うほうがよさそうです。
とはいえ使い勝手は悪くない
そんなクセの強さに目をつぶれば、なかなか悪くありません。
部屋は狭いけどベッド下にスーツケースを収納できるし。そしてこのベッドは今まで泊まったどんなホテルよりもふわふわで、寝心地最高なんですよ。
コロナ療養にも使われていたらしいけど、このベッドなら隔離生活も結構快適だったのでは?
布団がデュベスタイルなのも良い。シーツが間に挟まっているだけの布団はなんとなく衛生的に気になりますからね。
デスクは広く、コンセントも多いです。
コンセントに至ってはベッドの両側に2個ずつあり、2人で泊まってもお互い充電しながら眠れるんですね。
お風呂トイレはいたって普通です。
洗面の作りがちょっと顔洗いづらいかな。
1泊1万円以下ならリピートしたい
というわけで、連泊時そこまでストレスになることもなくなかなか良かったアパホテル六本木SIX。
六本木一丁目という立地も好みです。
アークヒルズが歩道橋渡ってすぐなので色々なレストランがあるし、ホテルの並びには「グラリック」という超美味しいステーキ屋さんもあります。
赤坂や六本木までも歩いてすぐ。
問題は値段ですよね。
アパホテルは需要に合わせて大胆に変動するのですが、私の中では1泊1万円以下ならありだな。という感じ。
最近(2023年6月)ホテルの値段も落ち着いてきた印象なので、ちょっとほかのアパにも泊まって比較してみようと思います。