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大公開!メール営業テンプレート

お疲れ様です。カズマルでございます。

今回は「メール営業テンプレート」というテーマです。
案件獲得は動画編集者がキャリアを歩む上で、一番大事なポイントと言っても過言ではないと思います。

どれだけすごい動画が作れても、どれだけクライアントワークがあったとしても、どれだけ実績があったとしても、案件がなかったら始めた意味がないです。お金を稼ぐためにやってるのに、お金が手に入るきっかけとなる案件がありませんっていう状態は良くないんですよ。

動画編集を趣味でやってる人は多分この動画見てないと思うんですよね。確かに自分がやりたい動画編集をやりたい。でも、まずは自分の盤石な財政基盤を事業主として築いていく必要があるという考えは、個人事業主、副業で軽い気持ちでやってる人にとっても、確実に持っておいて欲しい考え方です。

そしてその財政の基盤となるのが、案件、お仕事ですよね。
結局は受託仕事なわけです。受託ってことは、僕がやるのが面倒くさいから代わりにしてねっていうのを、どれだけ依頼されるかっていうことですよね。

動画編集は受託仕事ですから、すごく簡単に案件獲得数というのを紐解くことができます。案件獲得者もズバリこれです。営業数×成約率。営業の数と成約率、これをどれだけ高められるか。かける数とかけられる数どっちも高められるかどうかで自分の手元に入ってくるお金は変わってくるわけです。

今回解説するメール営業テンプレでは、主に成約率です。数はやれば誰でもできることですね。ただ質に関してはまだわからない人が多いんじゃないかなというところで、成約率を解像度を上げて解説するべく、メール文章1個だけでも徹底解説記事を作りたいと思います。

まず、営業をやって営業コストをかけて、そもそもそんなにメリットあるんですか?って思われる方もいるかもしれません。営業なんてやらなくても紹介だけ待ってたらいいじゃんっていう気持ちも分かります。確かに紹介はとても大事。

クライアントワークをやってフリーランスとしてやっていく上で、紹介が広がらない。これは致命的です。なぜならあなたの仕事が良くない仕事だっていうことを証明しているようなものなので。紹介が来るかどうかって非常に重要です。ただ、紹介を待っているだけでいいんですか?

月に20万30万稼ぎたいですってなった時に、紹介来ないから、とりあえず目の前の仕事に集中しようだけでいいんでしょうか。10年20年30年、ずっと動画編集が流行ってるとは限らない中で、何か自分がスキルを身につけました、何か商品を作りました、それを売っていくってなった時に、売る力がなくても大丈夫なんでしょうか?

自分が事業主です、1人社長ですってなった時に、売る力がありませんっていうのはちょっと危ないですよね。そういった観点から見ても、営業はすごく重要なわけですけど、コスパから見ても実はすごくいいんだよっていうのを説明したいと思います。

営業準備にかかる時間

僕もライジングセールスっていうところで、コンサルをさせていただいています。営業ができない人、動画編集者、いろんな人をサポートしていますけど、大体こんな感じで時間がかかるんですよ。

・企業のリスト収集
・サンプル作成
・営業文作成
・商談

こんな感じで30時間ぐらいかかるので、そのフリーランスが時給2000円と仮定したとしても6万円ぐらい営業コストがかかってるわけです。人件費で6万かけた結果、6万円以上儲かってないとやる意味がないっていう考え方を持たないといけないと思うんですけど、費用対効果が抜群なんですよ。

なぜなら、ライジングセールスでコンサルを受けた人みんなが30時間ぐらい営業コストをかけた結果、大体30万ぐらい儲かってるからなんです。例としては単価2万円を15本受注したりとか。6万円投資して30万返ってくるって最高ですよね。投資額の5倍ですよ。

こういうのが実際に実現できるわけです。営業はそれぐらい破壊力がある。営業コストをかける2~10倍ぐらいの受注額を目指してほしいなと思います。そして、それを達成する上で必要なのがメールですね。

メール営業はどこに位置するのか?

まずはフローの話です。サービスを作ってリストを集めて、そのリストに対してアプローチを始めますよってところで出てくるのがメールです。ここで大事なのは、アポを取ること

好きな人がいたとして、いきなり結婚しないですよね。まずはお食事しましょうとか、一度お話をさせてくださいみたいなところから始まりますね。これは営業も一緒です。いきなり、あなたこういうことをやってるんだ、じゃあ発注、とはならないんですよ。一度お話を聞かせてくださいという話になるわけです。

異性とのコミュニケーションであれば商談じゃなくデートになりますけど、ビジネスの場では商談になります。だからその商談の時間をもらうことがメール営業で、ゴールにつながるわけです。つまり見込み客にリーチをして商談を行い、案件を獲得することが目的です。

それをやる上でのアプローチ方法は色々あると思います。オフラインでとりあえず話しかけに行ってアポを取るでもいいですし、コミュニティに参加してアポを取るでもいいし、電話して1個1個時間をかけてもいいですし、全部が正しいと思います。

でも、一番簡単なのがメールです。一度準備してしまえば低いコストで多くのリストにアプローチができて、最も工数が少ない状態で高速でPDCAが回せます。なのでまずはメールから始めましょう。

主なメールの送付先

主なメールの送付先は動画編集者としてどんな動画を作るのか、どんな動画が得意かにもよりますけど、やはりこの3つですね。

・企業
・YouTuber
・インフルエンサー

Twitterのインフルエンサーとかも含めてですけれども、こういうところから送っていくのがいいんじゃないかなと思います。じゃあ、そのメールアドレスはどうやって集めたらいいのか。メール営業完全攻略とはちょっとそれますけど、リストの集め方はこんな感じでまとめています。

まずはこのサービスを使い、メールアドレスを買えます。その他だと、ココナラとかでもメールアドレスを買えるので、そこに対してメールを送っていく形でもいいかなと思います。

リードスコアリング

次は少し難しい話をします。リードスコアリングという概念ですね。メールアドレス1個1個に点数をつけましょうという話です。例えば誰かと付き合うとなった時に、こういうタイプの異性にはモテて、こういう異性にはあまり好かれないみたいなタイプが、ある程度わかりませんか?

例えば元々アウトドア派で遊んでいたタイプの異性の人とよく話が合うなとか、引きこもってるタイプの人、アニメオタクみたいな人に結構好かれるタイプだな自分はみたいな。自分にとって相性の良い相手っていると思うんですよ。これは営業でも言えるんです。

メール営業によってもそれがあるんです。自分が持っているサービスが刺さりやすい企業っていうのがあります。例えばtiktok広告の動画編集が得意ですっていうサービスを売っていくとなった場合には、相性がいいところでどこでしょうか?広告の動画を作りたいってことは、制作会社です。

広告代理店か、もしくはtiktokマーケティングを支援しているベンチャー企業。こんなところになると思うんですよ。そういう企業から優先的にアタックしていきましょうというのが、リードスコアリングです。

では、その優先的に当たっていく数値ってどうやって決めればいいのかっていうと、業種・業界。こういう業種は5点、こういう業種は全然僕のサービスには関係ないから見込み低いとみなして1点、みたいな感じで採点をしていって、スコアが高いところから送っていくということができれば、効率よくメール営業ができるのでやってみてください。

従業員数とか創業年数とか資本金とかで絞り込んでもいいと思います。社員が1000人ぐらいいるトヨタとかソフトバンクとか、大企業にアプローチするのは絶対に無理だっていうのはわかると思います。僕も無理です。

じゃあ従業員数は100人以下のところにまずは優先的に当たってみようかなっていう仮説をもとに、PDCで回せます。そのPの部分プラン、計画立てる部分。こういうサービスを持っていて、こういうサービスはこういう企業を支えるんじゃないかっていう仮説を立ててその企業の仮説を置いた上で、理想像に近い企業を探すべくスコアリングする。

資料にもいろいろとスコアリングの点数表とかまとめているので、これを見ながらぜひやってみてください。

メール文章の基本となる考え

次はメール文書の本題に入っていきたいと思います。
メール文章の基本となる考え方はこの4つ。

・課題感の仮説を立てる
・提案内容を決定する
・メールに書く
・送る

このステップです。
以上なんですけど、もう少し詳しく解説していきたいと思います。

メールと一口に言っても、実はいろんなメールがあるんですよ。みんながメール営業というワードを聞いて想像するのは、新規案件獲得メール。こういうサービスやってます、一度お話をさせてください。これが一番ベタだと思います。テンプレはこちら。

2つ目、狙い撃ちメール。これはたくさんの人に送付するタイプのメールではなくて、送付先のターゲット絞り込んだ上で送るメールのことです。

どういうことかというと、ものすごいニッチに八百屋さんに特化した動画編集サービスを作りましたってなったら、八百屋さんに送る以外考えられないですよね?だからそのサービスをすごく尖らせた上で、八百屋さんにだけ狙い撃ちで送っていくっていう考え方ですね。

数を送るというよりは、狙い撃ちでやるっていう方法です。もしくは一度1つ目の新規案件獲得メールを送った先で、返事があった企業に対してだけまた送っていく。一度商談をしたけれど、その時は案件がまだなかった人に対してだけ定期接触の意味でもう1回送っていくというような、狭い相手に送る時の狙い撃ちメールです。

3つ目が案件内営業メールです。これはどういう意味かというと、案件を取るとそのクライアントとつながりができますよね。でも、多分そんなに10年も20年もずっと同じ取り組みが続くわけじゃないと思うんですよ。

とりあえず10本任せたいですとか、とりあえずこの1本任せたいですとか、とりあえず3ヶ月ぐらいお願いしますみたいな感じで、短期的に契約で始まると思うんですね。

その案件が終わった頃、もしくは終わるちょっと前ぐらいに、その他の案件はありませんかとか、最初商談させていただいた時はこういうサービスなかったんですけど、今はこういうサービスも始めました。こういったサービスについてもう一度お話しさせていただければと思うんですけど、いかがですか?みたいな既存のクライアントに対して送っていくメールのことを案件内営業メールと勝手に名付けています。

カッコつけた言い方をするとルート営業というんですけど、ルート営業というと分かりにくくなってしまうので案件内営業にしてます。

4つ目は案件募集への応募。これは今回あまり大事じゃないですね。初心者向けです。クラウドワークスとかの募集に対して応募するタイプの文章の話です。

この4つが主にメールって聞くと想起されるんじゃないかと思います。じゃあ、そのメールは何が一番大事か。一番最初に大事なのは開封されるかどうかです。どれだけ良いメールを送っても、開封されなかったら意味がないです。

開封されるメールとは

会社員はめちゃくちゃ毎日メールが届くんですよ。僕も会社員をやってるのでわかります。月曜日とかすごい溜まってる。いろんな会社からの広告とか営業メールとかが溜まってるわけですよ。その中から目を引くものにしないと、一生開封されません。

100通送っても実際に開封されるのって30通ぐらいなんですよ。だからこの開封されるようなタイトルにしていくってのが非常に重要です。「動画制作代行プランのご案内」っていう無難な言葉選びにしてもいいですし、パンチのある言葉選びを入れてもいいと思います。

ただ、パンチのある言葉選びって、やりすぎるとこの人会社と取引するのにこんな適当なメール文章なのって思われて信頼を損ねちゃうので、無難な言葉選びとパンチのある言葉選びどっちも試してみてください。やりすぎは注意です。マナーは守ってください。

メールフローについて

次はメールフローを見ていきましょう。まず1つ目にやるのが初回メールです。相手を狙い澄ました狙い撃ちメール、もしくは数を送るタイプ。これで返事があったらもう商談の調整をして商談をしていきます。

返事がなかった場合は、2週間とか3週間ぐらい経ったらそこに対してもう1回件名を変えて送るっていうのを絶対やってください。フォローメールですね。以前こういった内容でお送りさせていただいたんですけど届いてますでしょうか?埋もれてるかもしれないので再度お送りさせていただきます、みたいな。

迷惑な人からしたら迷惑でしかないですが、あなたが対応するべきは迷惑だなこのメールを送ってきたやつって思っている相手ではないです。動画編集者がいないって困ってる相手ですから、迷惑だと思われても仕方ないわけですよ。

商談までいったら案件がゲットできる見込みがあって、まだ今すぐ案件はないけれどもゆくゆくは任せたいみたいなちょっと希望のある話になるか、もしくは全くもう興味ないですと言われちゃうか3つのパターンになると思います。

案件が取れたら感謝メールと、これからよろしくお願いしますってメールを送りますよね。その後さっき言ったルート営業、案件内営業メールです。受注後その取り組みが終わったら、その他どんな案件がありますかっていうのをヒアリングするメールを送るっていうのをやりつつ、見込みありの場合はナーチャリングメールっていうのを送っていきます。

簡単に言うと、定期接触のためのメールです。今すぐ案件は任せられないけど、ゆくゆくは頼むよってお断りされちゃう人に対して、定期的に接触していかないと一生向こうから返事は来ないんですよ。

案件あったら依頼しますねとか、もうちょっと12週間考えてから返事しますねって言った会社員の人たち、みんなもう全員と言っていいでしょう。その後連絡が来ることはありません。残酷ですけど忘れられます。なので忘れられた頃にもう1回こっちから送ってください。

以前こういうお話だったと思うんですけれども、12週間後にご連絡いただけるとのことでしたがどうですか?とか、案件があったらご紹介いただけるとのことでしたが直近にどの案件ございますか?とか、こっちからメールを送っていってください。

これは見込みがあるからですね。見込みがなかった場合はノーフォローでいいです。すごい変な人だなとか、全然動画と関係ない人と喋っちゃったなみたいな人はその後対応しなくてOK。こういう感じで見込みがある人には手厚く対応、見込みがない人には全く対応しない。これが非常に重要です。

初回メールのテンプレですが、これは僕の動画を見た後、元のツイートを引用して感想をくださった方にプレゼントしますので、参考にしてください。
ですが、これを丸パクリしても意味ないです。なぜなら僕がやってるから。僕と真っ向勝負に挑んでも多分勝ちづらいと思います。何かに特化するんだったらいいんですけど。

僕は正直実績とかすごいあるので、別の軸から行かないといけないと思います。あくまでも参考にしてください。その他案件募集上の応募文も一応載せています。クラウドワークスでこれから案件取っていきたいという人も、こういったものを参考にしてください。

まとめ

フォローメールについて、新規向けのメールが開封されるかどうかっていうのはタイミングがすごく重要になってきます。たまたま忙しくてメールを見逃したとか、メールが送られた時点で渡せる案件がなかったっていう場合に、フォローメールを送るということですね。改めて念を押しておきます。

というわけで、営業メールについては資料をもらってそれをそのまま実践してもらってもいいんですけど、その裏側の考え方とかも伝えた方が営業の考え方とかが身について良いかなと思ったので解説させていただきました。

テンプレートもありますが、文章をそのままコピペというのは意味がないです。なるべくあなたのためだけに書きましたよっていう感じが伝わるような文章にしてもらえればなと思います。

では最後に、この記事を見たあなたはまず新規案件獲得のためのメールを書いてください。そしてその文章がこのチェックリストを満たせているか確認してみてください。

メールアカウントのアイコンミスっちゃってないですか?アニメアイコンとかになってたら一巻の終わりですからね。アイコンがビジネスにふさわしいものになっているか。アカウント名も変なものになっていたら終わりです。
僕も本名で送ってますから、ちゃんとそこら辺は記載をしてほしいなと思ってます。

ただ名前書くよりも自分がこういうサービスやってますみたいなことがちょっとサブタイトルで入ってるとよりいいかなと思います。あと件名はちゃんと記載してますか?件名なしで送ったら絶対迷惑メールと思われてブロックされます。ブロックされたらその後何回送っても回復出来ませんから、ちゃんと件名が書けてるか確認してください。

次に意外と多いんですけど、相手の企業名とかチャンネル名は合ってますか?大文字、小文字の間違いもダメですよ。株式会社が最初に来るのか後に来るのか。これも間違ったら終わりです。こういうのを一応確認してください。

メールって、自分の相手に対する思いとか熱意が乗るんですよ。絶対に決めたいプロポーズとか告白のラブレターとかって、絶対誤字脱字ダメじゃないですか。それと一緒ですね。それぐらい熱意があるかどうかっていうのが出ますから、ちゃんと誤字脱字ないかもチェックしてください。

あったらそこでやる気ないんだなって思われますから、そういうところも注意してください。あと添付した資料リンクが間違ってないか。URLがアクセスできませんとか変なサイト開きますとか、あとは重たいURLとかあると思うんですけど、なるべく軽くパッと開けるようなURLになってるかどうか確認してください。

あとはわかりやすい改行になっているかと、メールの締めに自分の連絡先が記載されているか。返事できるかどうか、この辺もチェックした上でこのチェックリスト全部満たされてたら是非送ってみてください。

まず目指すべき返信率は0.5~1%ぐらいですね。1%いったらすごいと思います。ただ狙い撃ちで送った場合は3%ですね。20%とか行く場合もあるので、状況にもよるんですけど、ぜひ送ってみていただければと思います。

僕はこれからも動画編集者の方の営業に特化した情報をお送りさせていただきます。そして実はコンサルもやってますので、ぜひ公式LINEでメッセージをいただければと思います。公式LINEはスタッフではなく僕が全部管理していますので、僕が直接指導するというか返事することができます。

▼こちらをクリック
https://liff.line.me/1655755667-7PzPKJ4W/landing?follow=%40364mjecb&lp=slEfhM&liff_id=1655755667-7PzPKJ4W

困ったことがあればぜひ頼っていただければと思いますので、一緒に頑張っていきましょう。というわけで、今回も長い記事に最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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