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なぜ書き、なぜ撮るのか、1年を振り返って考えてみた。


なぜ書いているのか。
なぜ撮っているのか。

仕事でもないのに発信をしたり、写真を撮っている人なら、一度くらいは考えたことがあるだろう。私もこれまで、幾度となく考えて来た。時には迷い、時には自分がわからなくなることもあると思う。

そこで今日は、もうすぐ1年も締まるということで、私がなぜ書き、なぜ撮るのか、現段階での答えを書き留めておこうと思う。少しでも共感してくれる人がいたら嬉しい。

今年書いた記事

今年もそれなりに記事を書いた。noteだけでも100本近く書いたと思う。真面目な記事からエンタメ系の記事まで、内容は様々だ。(ちなみに昨日、たくさん消してしまったので、厳選したものしか残っていないが。)


セルフインタビューなんていう、しょうもない企画も立てたりした。元々はアドウェイズさんの公式アカウントがTwitterで投稿しているのを見かけて、見よう見まねでやってみたのだが、気づけば7本も書いていた。最近は飽きられている感じもするので、アンコールがない限り今年で終わりにしようと思う。


あとは写真の趣味も組み合わせて、ちょっとしたロケにも行った。これはこれで楽しかった。少しだけ大変だったけど、とてもやりがいがあった。

ちなみに今年一番読まれたのはこのnoteだ。昨年のM1チャンピオンであるミルクボーイさんのネタに沿って、カスタマーサクセスのことを紹介した。

改めて、エンタメと仕事を掛け合わせるのは強いと思った。ふざけたことを本気でやりきると、みんな面白がってくれる。これを機に興味を持ってくれるなら嬉しいし、そういうコンテンツはこれからも作っていきたい。楽しみながら学べるって最高じゃないか。引き続き真面目にくだらない記事を書いていこう。


ちなみに仕事では、初めて社員へのインタビュー記事を書いた。自社愛がそこそこ強いので、良いところをもっと発信したいと思っており、昨年からずっと書きたい書かせろもう書きますからって言い続けたところ、ようやく採用サイトに掲載してもらった。言い続けるって大事。



ちょうどインタビューの書き方を勉強したばかりだったので、アウトプットの機会としてもよかった。普段接点のない社員のことをたくさん知れたし、継続的にやっていきたい。


元々は書くことを通じて何かを表現したいとか、自分が何者かになりたいとか考えていた気もするけど、だんだんと軸が変わってきた感じがする。自分が何者かになるのではなく、すでにある良いものを広めたい、そのままの解像度で届けたい。そう思うようになってきた。

今年撮った写真

今年は写真もたくさん撮った。レンズも2本くらい購入して、三脚も買って、フィルターなんかにもチャレンジした。沼にズブズブとはまりつつあるが、なんとか持ちこたえる、そんな年だったと思う。


少しずつ、自分が好きな写真やスタイルもわかってきた。

本を読んで勉強をしたり、オンラインサロンに入ってみたり、我流ではなくしっかりと学ぶようになった。私は天才ではないので、感覚でやるには限界がある。だからある程度は型にはめようと思い、体系的に学んでみた。


元々は、かっこいい写真を撮りたいと思ってカメラを買ったのだけど、今はどちらかというと、被写体の良さや、その時の感覚を伝えたいと思っている。ちなみに先ほどのインタビューの写真も、私が自分で撮ったものだ。


また、時は常に流れていくので、日々の生活の中で感じることもだんだんと薄れていくけど、できる限り解像度高く写真に納めて置くことで、少しはその時の感情を保存をすることができる。後で見返した時に、ほんのわずかにでも、その時の景色を思い出せるかも知れない。

なぜ書き、なぜ撮るのか

以上を踏まえた上で、私がなぜ書き、なぜ撮るのかについて結論を書こうと思う。

自分が良いと思ったものをものを保存したり、わかりやすくまとめたり、それを広めるたりすることで、誰かしらの人生を少し明るくしたいからだ。ちょっとかっこつけてしまったが、発信をするからには、読んだ人や見た人にプラスの影響を与えたいと考えている。

先日、ぶんしょう舎というライター講座でトイアンナさんの講義があった。その中であった以下の言葉がとても良かった。

どんなトーンの文章でも、どんなにくだらなくても、いい文章は人生をほんのり変えてくれる。


もともと文章で人の人生に影響を与えられたらいいなと思っていたので、とても刺さった。

プライベートなnoteでも、仕事で書くフォーマルな文章でも、そこには読み手がいて、読んでもらうために書いている。その結果、良い影響を与えられるなら、こんなに嬉しいことはない。今の時代、書くことから逃れることはできないのだから、せっかくなら、書くことを通して人を動かせる人間になりたい。

そしてその文章を、良いものを広める手段として使っていきたい。楽しい感情は文章を通して伝えることはできるし、その結果同じ経験をした人が、同じように良いと感じてくれたらとても嬉しい。


写真も同じだ。どんな写真でも見る人がいる。文章ほど不特定多数には届かないかもしれないが、家族であったり、未来の自分であったり、見る人がいるから写真を撮る。そのために、出来るだけ解像度を下げずに、感じたことを伝えたい。感動を残し、届けていきたい。


だから美しく撮れる構図や光の勉強をしている。被写体の”良さ”を届けることで、どこかの誰かの心に良い影響を与えることができたら嬉しい。


以上が、私が書いたり撮ったりしている理由だ。壮大なビジョンとか、解決したい社会課題とか、高尚なものは何も持ち合わせてはいないけど、良いと思ったものを等身大で届けることで、少しでも誰かのためになりたい。


綺麗事っぽく聞こえるかもしれないが、嘘偽りはないつもりなので、来年もたくさん書いて、たくさん撮っていこうと思う。


小木曽


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