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Webサイトを活用したDXの第一歩


目まぐるしく世の中の状況が変わっておりますが、状況が変わっているのであれば私たちも変わる必要があります。タイタニックが沈むとわかったのなら、沈む前提で動き出した人間が生き残ります。


各社オンラインMTGやらオンライン商談が増えて、企業活動のデジタル化が進んでいると思います。DXというやつですね。最近では飲み会すらもオンラインで開催するといった具合に、一気にDXの施策が進んでいるように感じます。


ということで、半ば強制的にDXが推進されている昨今ですが、今回は『Webサイトを活用したDXの第一歩』についてお話ししたいと思います。


ただ今回の読者のメインターゲットは現場の担当者の方です。DXというと経営層向けに聞こえるかもしれませんが、後述するように今回はターゲットやシチュエーションを絞った話をしています。その上で参考にしていただけると幸いです。

DXの定義について

念の為おさらいしておくと、DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、経済産業省の出している定義は以下です。

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
引用:『DX推進指標』とそのガイダンス」(経済産業省)


つまり、企業活動を包括的にデジタル化していき、競争上の優位性を確立することを指します。

まだまだ日本の企業はアナログな会社が多く、ようやくデジタルの導入をせざるをえなくなったから進んできた、といった印象ですよね。そういった企業がちゃんとデジタル化していけるように、国もちょくちょくアラートを出している状況です。

生産性をあげるためのDX

ご存知の方も多いとは思いますが、日本の生産性はそれほど高くありません。例えば、2018年に発表されたデータでは、日本人の1人当たり労働生産性はOECD加盟36カ国中21位でした(2018年:公益財団法人 日本生産性本部より発表)。


そんな生産性を向上させる大きな手段の1つとしてDXがあります。だから、どの企業も例外なく、少しずつでも取り組んでいくべきだと考えています。


前置きが長くなりましたが、以上のような背景も踏まえお話ししたいのが、DXの中でもWebサイトを活用したデジタル施策についてです。


この分野は書き出したらキリがないのですが、本日はまだほとんどデジタル施策を行なっていない人向けに、家にいる時間を活用してできるWebサイトを使ったデジタル施策についてお話しします。



そして大事なことをはじめにお話ししておくと、
今回は主に担当レイヤー向けで、大前提として担当ベースで始められる話に絞っています。


例えば広告費があるならば広告を先にやった方が良いケースもあるのですが、まだまだネット広告を始めたことすらない、そもそも予算すらないという担当者様も多くいることを知っています。


ただ、目先のことで何かできることはないか、そう考えられている方もいるかと思うので、書かせていただきました。


だから、必ずしも施策としては最適ではないかもしれませんが、現場として今すぐ起こせる、現実的なアクションとしての話をします。


本当はリスティングやってCVキーワード見つけてそこからコンテンツ作って...とか何年も前から言われてるセオリーですよね。でもできてない会社も多いのはなぜか。やっぱり経営理解が得られていないんです。(それか本当に効果ないか)


経営理解を得るには様々な手段があるとは思いますが、その1つが成果を実感してもらうためです。だから現場でできる話をしたいと思います。


もっとこっちのが効率的、という意見もあるとは思いますが、あくまで現場に出まくった私の見解です。私も頭でっかちになりがちなタイプなんで理想や理屈はわかった上での結論です。そういった理論はすごい人達がTwitterとかでも発信しているので、そちらを参考にしてください。


ただ今回は、まずは現場から、経営層を説得するための武器を手に入れるための、ファーストアクションをお伝えしたいのです。その上で、理想の施策を行うための提案を経営層にもっていく、という流れが良いのではないかと思います。


もちろん最初から経営理解がある会社はこのステップを飛ばして理想からスタートしてください。今回は現場から変えたいけどどうしても変えられない、そんな人に向けたnoteです。


そんな難しい話ではないので、ぜひ参考にして読み終わった瞬間から取り組んでいただけると幸いです。

なぜ今Webサイトなのか

改めて、本日は「Webサイトの活用」の話をします。


正直、Webサイトの活用なんて今更だし当たり前だと感じる方も多いかもしれません。


ただ、個人的には、だからこそ活用できていない会社はまずいのではないかと感じています。実際世の中には、まったくWebサイトを活用できていないケースが多く存在します。しかもIT化が進んでおらず、案件の獲得にも苦戦している中小企業に多い印象です


また、活用といってもかなり幅広いのですが、

狙ったキーワードでの集客ができている。
狙った流入経路が確保できている。
狙ったターゲットのCVを獲得できている。
WPを活用した戦略的なリード獲得。
長期的なナーチャリング施策が打てている。


など、短期から長期の施策まで様々です。一言で”活用できている”といっても、どこまでを基準にしているのかは曖昧ですよね。


だから、自社は大丈夫だと思っていても、もっとやれることはあるかもしれません。現状に甘んじてはいけません。


そして、Webサイトの重要性はいまだに年々高まっているように感じます。特に最近は訪問ができず、オンラインで完結する商談も増えています。電話すら繋がらないなんてこともザラにあるでしょう。


そんな時に、デジタルで安定的にリードを獲得できれば非常に心強いはずです。このやむを得ない事態だからこそ、デジタルに一気にシフトすべきなんです。Webサイトの活用を推し進めていくなら今しかないと思います。

この状況で1つ施策を行うならば

ということで、この状況で1つだけやるべき施策を挙げるならば、個人的にはコンテンツ作りだと思います。「もうやってるよ」って方はすみません。でも、そんな人にも再度伝えたくなるほど、今、コンテンツを作った方がいいと考えています。ましてやみんな、ネットに触れている時間も増えているのだから。


これからデジタル施策に取り組もうとしている人は、とにかく競合サイトを見ながら、検索結果の上位サイトを調べながら、自社が提供できる有益なコンテンツを作りまくってください。


せっかく在宅で、移動時間もなく、効率的に業務ができているのであれば、空いた時間でどんどんコンテンツを作りましょう。

コンテンツのネタがないと嘆く担当者さんは、社内の関連部署にこう投げかけてみてください。

「新人研修用の資料とかないですか?」
「セミナーやカンファレンスの資料とかないですか?」
「技術資料とかどこかにまとまってないですか?」
「自社で出した本や冊子、論文とかってないですかね?」
「営業提案資料ってもらえないですか?」

どれかしらあるはずです。そしてそれらが有益なコンテンツとなります。

もちろん出しちゃいけない情報もあるとは思いますが、営業できずに眠らせておくくらいであれば、Webサイトを営業マンだと思ってコンテンツ化しましょう


そうすることで、まずWebサイトにユーザーが訪れるようになります。そして、うまくホワイトペーパーを設置できれば、それだけで優良なリードが手に入ります。あとはそこにインサイドセールスが連絡したり、メールでナーチャリングができるようになれば、デジタルを活用したマーケティング活動が可能となります。(あくまで一例)


いきなりそこまでは無理でも、まずはお問い合わせをくれた相手に対してオンライン商談することくらいは可能でしょう。今まで訪問必須だったものがオンライン完結したら、それがDXの第一歩です。


ましてやこの状況なので、相手もオンラインに対して寛容なはずです。今やらずしていつやる、って感じですね。とにかく小さなことからでも良いので、デジタルを活用した営業活動をはじめていきましょう。

やるべきことを見極める

とはいえ、デジタル施策ならなんでもやればいいってわけではありません。


例えばWebサイトをリニューアルしたいと思っても、現状サイトの改善の方が効率的かもしれません。


また、無料で始めようと思って公式SNSを初めても、業界によってはあまり親和性がないかもしれません。


流行っているからといってMAツールに手を出すのも危ないかもしれません。基本的にはリードが十分にあったり、営業組織がある場合に活用できるのがMAツールです。安易に手を出すと結局使えずに終わってしまいます。


このように、なんでもかんでもやれば良いというものでもないので、自社が今本当にやるべきことは何なのか、しっかり見極めるようにしましょう。(わからなかったらDMでもいいので相談ください)

もう一歩踏み込んで考えたいこと

さらに、Webサイトの活用は、コンバージョンした後のことも考えられると理想です。というか考えるべきです。


機能過多なツールはいりませんが、必要なレベルでのツールは入れておかないと、生産性も上がりません。オンライン商談ツールを使ってもいいし、安価なMAツールでミニマムから始めるでも良いでしょう。


DXを実現するには、マーケティング〜営業組織を変えていく必要があります。自社の変革に役立つツールを、フェーズに合わせて、適切に選ぶようにしてください。


ちなみにうちの会社でも無料から使えるMAツールを提供しているので、こういうところから始めて見るのも良いかもしれません(宣伝すみません。)。


変えられるところから変えるしかない

つらつらと書いてきました。


おそらく、この記事を読んでいる多くの人が、現在リアルタイムで労働環境が変わっていると思います。苦しい状況になっている人もいるとは思いますが、だからこそ今変わらないでいつ変わるのか、というタイミングです。


世の中が変わるタイミングでは、それを支援する多くのツールやサービスが登場します。また、直面している課題に対する解決策やノウハウなども、多く現れます。


だからこそ、今やらなければ、そういった情報を活用してどんどん時代に適応していった競合にも、出し抜かれる可能性があります。


出し抜かれたと気づいた頃にはもう競合はデジタル化においてはるか先にいるかもしれません。ですが競合も条件は同じで、いきなり全部を変えるのではなく、1つ1つ壁を乗り越えるしかないと思います。


最終的に、DXを実現するためにはトップの決断が必要です。この機会に、まずは始められるところからでもいいので、デジタル施策を本格的に進めていただけたらと思います。


ちなみに今回書いたWebサイトの活用は、本当に基本のキです。やればやるほど沼ですし、営業活動自体ももっとデジタル化してくべきです。その辺りはおいおい書いていきますが、本日はまず、家にいてできることから取り組んでください。


私もコツコツと、コンテンツを作っていきます。


以上。


小木曽

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Mtame株式会社のカスタマーサクセス責任者 / カスタマーエクスペリエンス全般を担当 / BtoBマーケとCSの発信が多めです。/ 株式会社アマヤドリ / 趣味はカメラと読書 / CNO(note書く人)
コメント (1)
手元のコンテンツを活用する発想をもてるかどうか、って大事ですね!
あるのに使わないケースを思い返しながら読ませていただきました!!☻
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