マガジンのカバー画像

【非公式】Cloud CIRCUSマガジン

24
クラウドサーカス 社員が書いたnoteをまとめてみました! マーケティング、セールス、カスタマーサクセスなどのTopicが多めです。
運営しているクリエイター

記事一覧

マーケティングツールのよくある悩みと導入前に整備すべきもの

小木曽です。たくさんのマーケティングSaaSを提供するクラウドサーカスという会社で、カスタマーサクセスの立ち上げ&組織化などを経て、現在はデジタルマーケティンググループのマネージャーをやっております。 先週は「いかにデジタルマーケティングの文化を組織に根付かせるか?」といったテーマのnoteを書きました。 今回お伝えしたいのは、マーケティングツールの導入についてです。 一昔前の”システム(ツール)導入”といえば大きなIT投資でしたが、昨今では初期投資を抑えて導入ができる

デジタルマーケティングを推進するための意識改革から文化づくりまで

小木曽です。今はマーケですが、キャリアとしてはクラウドサーカスという会社のカスタマーサクセス(以下CS)として、BtoB企業を中心にWeb制作後の活用支援や、デジタルマーケティングのコンサルティングを長くやってきました。 今回はタイトルのとおり、デジタルマーケティングを推進していくための意識改革から文化づくりまでの流れについて書いてまいります。 事例インタビュー整理で気がついたこと実は先日、マーケ業務の一環でWeb制作の事例インタビューを項目ごとに整理していたところ、「社

より多くの地域や企業が、デジタルマーケティングの第一歩を踏み出すために。

まずは自己紹介小木曽です。クラウドサーカスというデジタルマーケティング支援(Web制作やMAツールの提供および支援など)の会社でマーケをしております。キャリアとしてはカスタマーサクセスが最も長く、デジタルマーケティングに課題を感じる企業に対して、ツール活用や施策実行の支援を5年ほど行ってきました。 参考までに、過去にはこのようなnoteを書いています。 カスタマーサクセスからマーケに異動した時には、こんな感じのインタビュー記事も出ています。 【2023年7月追記:宣伝

1人でも多くのカスタマーをサクセスさせるにはどうすればいいのか。

「1人でも多くのカスタマーをサクセスさせるにはどうすればいいのか。」 と、考えていたことがあります。というか今でもよく考えています。ちなみに1社ではなく1人です。デジタルマーケティング支援という性質上、お客様1人1人のサクセスは事業のサクセスに繋がりやすいですし、せっかく支援するなら担当者さんも幸せになってほしいと考えています。 私はクラウドサーカスという会社で、長らくカスタマーサクセスのキャリアを積んできました。 かつてはハイタッチでの顧客支援をメインにしてきたものの

SaaSのCS同士で話が噛み合わなくなる時

クラウドサーカスでマーケをやっている小木曽です。以前はカスタマーサクセスを5年くらいやっていて、ハイタッチの立ち上げからテックタッチの施策設計なんかもやってました。 弊社には10つもプロダクトもあるためそれぞれのCSと話すだけでも勉強になるのですが、その中でもKPIの置き方については似ている部分と違う部分があるなと感じる今日この頃です。 それはツールの特性が違うから当然なのですが、それに気づかずに会話をするといまいち噛み合わないと感じることが多々あります。特に1社のCSし

カスタマーサクセスの立ち上げから4年間のこと

GWで少し時間があったので、これまで私がカスタマーサクセスとして取り組んできたことについて、ざっと時系列に4年分まとめてみました。 ノウハウを公開ってよりは、背景にどんなことがあったか、どんなマインドで作ってきたか、といった内容が中心になっています。 だいぶ長くなってしまいましたが、いち企業のカスタマーサクセス組織の成り立ちや、背景にあるエピソードなどに興味がある人は、読んでいただけると幸いです(感想なんかもツイートいただけると心から喜びます)。 自社の紹介と商材の特性

ブラックジャックから学ぶ営業初期の成果の出し方

1. はじめに:営業アドベントカレンダー こんにちはMtameの橋口です。 本記事は「営業アドベントカレンダー」企画の投稿になります。 クリスマスまで営業の方々が「変わりばんこ」に記事を投稿します。本日12月4日を担当させてもらいます! この後もぜひ25日まで営業コンテンツリレーをお楽しみください! また #営業アドベント で盛り上げていただけたら嬉しいです! ではまず、簡単に自己紹介を。(ここまで1日目のジェイさんのnoteそんまんま使わせてもらいました!) Mta

『カスタマーサクセス』ってどういうものだっけ?という話。

こんにちは。小木曽と申します。#cmkt アドベントカレンダーの記事をお送りいたします。 cmktは『カスタマーマーケティング』がメインテーマのコミュニティですが、ゴールとしては顧客のサクセスがあると思うので、『カスタマーサクセス』という観点で記事を書かせてください。そちらの方が書き慣れております。 また、この記事は新たなフレームワークだったり、自社事例だったり、具体的な話は特にございません。そういった記事はもうたくさん世に溢れていて、私が改めて書いても得をする人が少ない

宇宙語を話すビジネスマンから学ぶ、言葉選びの大切さについて。

昔、後輩に同行した際によく話していたアドバイスがある。それは、 「今日の提案を、一切横文字なしで話す練習をしてみようか」 というものだ。 ちなみにそのほかにも 「実家暮らしだよね?お母さんでも伝わる言葉で話してみようか」 「5歳の姪っ子にも伝わるように話してみて」 「奥さんに話して理解してもらえるように言い換えてみて」 など、相手に合わせて表現は変えていたものの、伝えたいことは同じだった。ビジネスで使うような専門用語は便利な反面、使い方を間違えるとコミュニケーションの

BtoB中小企業がWebサイト運用で失敗しないために

BtoB、主に中小企業のWebサイトのカスタマーサクセスを4年以上やってきました。おそらく訪問した企業数は300を越えると思います。ちょっと話しただけのなんちゃって実績ではなく、ちゃんとGoogleAnalyticsベースの資料を作成し、打ち合わせした数が300社です。 300社ほど訪問すると、うまくいってる企業と、なかなか成果に結びつかない企業の双方に出会います。私はカスタマーサクセスとして、いずれの場合でもちゃんと成果を感じていただけるように、提案をしてきました。そして

社内向けにおすすめ書籍をまとめました。せっかくなのでnoteでも公開します。【分野別72冊】

クラウドサーカス(Mtame)の小木曽です。デジタルマーケティング業界にかれこれ7年ほどおります。得意分野はカスタマーサクセスとBtoBマーケティングです。 実はこの度、社内向けにデジタルマーケティング界隈のおすすめ書籍や記事をまとめていたのですが、別にクローズドにする必要もないよなと思いnoteにまとめました。この業界は書籍も多く出てますが、はずれも多かったりするので、よろしければ参考にしてください。 完全に個人的な推奨書籍たちですが、ちゃんと自分で読んで、素直に良いと

「カスタマーサクセス」におけるセールススキルの重要性

「カスタマーサクセスにはセールスのスキルも必要」 という話をしばしば耳にします。これに対しては賛否両論で、異を唱える人もいますが、私は肯定派です。基本的には、カスタマーサクセスはセールスもできた方がメリットが多い、と考えています。 ちなみに私自身のキャリアがセールス→カスタマーサクセスだったので、そもそもがセールス脳だったのと、過去にはカスタマーサクセス(ハイタッチ)として予算を追っている時期もありました。 だからこそ、セールスのスキルをカスタマーサクセスに活かすメリッ

オンラインセールスで相手の温度感を確かめているために行っていること

Mtameの橋口(@KohkiHashiguchi)です。 本日のテーマはタイトルにもあるように、オンラインセールスでいかに相手の温度感を確かめて商談を進めるかというところについて書きます。対面営業と比べれば、相手の温度感は確かに掴みづらいかもしれません。対面営業ほぼしたことないのでよく分かりませんが。 凄く細かいTipsです。どうぞ。(きっかけは本記事とそこまで関係ないので読み飛ばしていただいて結構です。僕が好きで書いています) きっかけ最近ある会社と商談したのですが

オンラインセールスで”所作”と同等に大事なこと

自己紹介Mtameでオンラインセールスをやっている橋口(@KohkiHashiguchi)です。今の会社には約2年勤めていますが、オンラインセールス一筋です。訪問なしで130社近くの新規顧客の獲得を行ってきました。今多くの会社が営業活動をオンラインに移行していこうとしている中で、少しでも僕の経験が役に立てられればと思い、書いております。 (以下、最近のセミナー資料で使っている資料ですが、写真は4年前の20歳のものです) はじめに今回のnoteで届けたいのは「オンラインセール