飲食店は心のインフラになれるか?

まず初めに、インフラとは「国民福祉の向上や経済発展に必要な公共施設」、またそこから派生した「企業内における必要な設備」の事である。いわゆる生活や事業の基盤(Basis)となるものだ。

今回はこの"インフラ"を少し拡大解釈し、「飲食店が人の心理的なインフラになれるのか?」について述べる。

(今回は"スタッフとお客さん"・"お客さんとお客さん"の距離が近い飲食店について書く。)

1、はじめに
2、飲食店の本質はコミュニケーション
3、飲食物はツール
4、心理的インフラになるには〜心の寄せ場と心のUpdate〜
5、おわりに


1、はじめに

私は約5年半飲食業に従事しているが、約8割のお客様がペア以上で来店される(残り2割の1名でいらっしゃる方は「スタッフに会いに来ている」「仕事場として場所を使っている」「本を読むための場所として使っている」と言った感じ)。

つまり「誰かと言葉を交わす」ための場所として、飲食店は選ばれているのである。

2、飲食店の本質はコミュニケーション

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