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ビダルが現代サッカーを語る 「バルサに必要な“変化”とは」

2019-20シーズン、チャンピオンズリーグベスト8にてバイエルン・ミュンヘンに8-2と歴史的敗北をしたバルセロナ。

世界中が衝撃を受けたと思います。

この歴史的敗北からメッシ選手までもがクラブから立ち去る意思の表明し、移籍が秒読みされていました。

最終的には、メッシ選手はクラブ愛から残留を決意し、「戦うタイトルは全て狙う」と気持ちを新たにしています。

そんなバルセロナですが、チーム内の状況は実際にどうなのでしょうか。

チリ代表のアルトゥーロ・ビダル選手が今のバルセロナを内部から見てどう思うのか。

「サッカーは発展したんだ。
バルセロナは置き去りにされている。」
アルトゥーロ・ビダル

現代サッカーでは、どんなことが必要になるのかをバルセロナのサッカースタイルと照らし合わせ、必要なことや求められることも話してくれています。

アルトゥーロ・ビダル(FCバルセロナ / チリ代表)
ビダルは個人としてリーグ8連覇を3つのクラブで果たすという偉業を達成した。
- セリエA(ユヴェントス)2011-2015
- ブンデスリーガ(バイエルン)2015-2018
- ラ・リーガ(バルセロナ)2018

2015年、コパ・アメリカ2015で母国チリの初優勝に貢献し、決勝戦のMOMと大会ベストイレブンにも選出された。チリのレジェンド。

【ビダルが考えるバルセロナに必要な変化
「競争力の重要性」】

インタビュアー :「もしもバルセロナの会長だったら、今何を変化させますか?
2つ3つ重要だと考えていることはありますか?」

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ビダル :「バルセロナは多くの変化をしなければならない。
僕の考える世界最高のチームは、13人がプロフェッショナルで残りの選手が若手では駄目なんだ。それは決してトップチームにいるのが相応しくないと言っている訳ではない。
チーム内で誰がより良い選手で、誰がプレーするべきか競争するべきなんだ。」

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インタビュアー :「チーム内に競争があることを望んでいるのですか?」

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ビダル :「そうだね。それを望んでいるし、必要としている。
全てのチームの23人がスタメン争いをしている。成長する為、競争を勝ち抜く為、毎回毎回最高の練習をするんだ。いつも勝てると思っていることは、大きな間違いだよ。
ここバルセロナは、明らかに素晴らしい選手たちがたくさんいるよ。世界最高の選手(メッシ)だってね。
でも彼だってサポートが必要なんだ。チームをより良くする為に、スタメンを勝ち取り、より良い結果を出そうとする選手が必要なんだよ。」

【バルサの今の現状について
「サッカースタイル」】

ビダル :「ここ3年間の結果は、バルセロナとしては相応しくない。それは選手たちだけでなく、もっと大きな問題があると思っている。
クラブはもっとより良くならないといけないし、もっとより良い形にならないといけない。
でも簡単なことではないし、偉大な選手たちを排除したからとチームは変わるということではないんだ。
まず最初に、バルセロナは考え方を変えなくてはならない。

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