Specialized Levo SL Expert Carbon Vol.1(導入~ENS Lites #1参戦編)
6シーズンぶりにWサスのMTBを新調しました。
迷いに迷ってたどり着いたのはSpecialized Turbo Levo SL Expert Carbon
そうなんです。Wサスであり、さらにアシストモーター付きのe-MTBです!
このバイクに決定した最大のポイントは下り坂での運動性能の高さ。
これまでに乗る機会のあったe-MTBはどれもが攻め込んだ際に特有の重たさを感じてしまい「登りの楽さと引き換えに、これは仕方がないよな」と思っていました。
ところがこのバイクと、最後まで迷ったSANTACRUZ HECKLER は下りでの性能を犠牲にすることなくe-MTBとしての能力を持ち合わせているんです。
(シクロワイアードでHECKLERのインプレさせていただきました)
・・・どちらにするかの決め手は私の住む地域、丘陵地帯に頻繁に現れる緩やかな登りや下りでの運動性能でした。どの e-MTBも24㎞/hを過ぎるとアシストパワーが切れますが、切れた際のスピード維持性能がLevoのほうが高く軽快なのであります。
と、いうことでe-MTBの様々な使い方を模索していこうと思っています。面白さや楽チンな事だけでなく、何かとネガティブな意見が有ったり無かったりするe-MTBですよね。(運動にならないのでは?とかトレイルへのダメージの問題とか)実際に使い倒すことで勉強していこうと思います。
ENS Lites #1 TAKAMINE
早速、使い倒しの第1弾としてMTB遊びの醍醐味の一つであるレースに参戦してきました。
3UP.の仲間とワイワイと楽しんできました!
わたくし、恥ずかしながらトップクラスであるAAクラス(の末席)で走らせていただいているのですが、その実戦に早速投入してきました。
結果はAAクラスではビリ。おまけに10代の若者(しかもBクラス)にも負けてしまいましたが、総合5位という成績でした。(大満足です!)
実は前日まで「e-MTBに乗り換えて、一気に成績が下がったらカッコ悪いな」と、軽くプレッシャーになっていたのはココだけの話。
当日はいつものように時間いっぱいまで試走を楽しんだので、いつもなら足が攣りそうになっているのですが、今回はアシストパワーのおかげで負担の残っていない状態でスタート地点に立つことが出来ました。
試走と本番を合わせて積算標高1500mほど登ったのですが、e-MTBの本領を発揮させたことになりますね。バッテリの残量は12%ほどでした。
そうそう、試走の途中でタイヤの選択に迷い、結果的にタイヤ交換を行ったのですが、そういった作業をする時間を稼ぐことにも貢献してくれる頼もしさです。
e-MTBクラスでは1位で表彰してもらうことが出来ました!
レース中にアシストのパワーが発揮されたのはほんの僅かな回数しかありませんでしたので、e-MTBとしてのアドバンテージは試走回数が増え、なおかつ体力の温存が出来た面。逆にネガティブに感じた部分を探してみたところ、このコースで不利になった部分は何もありませんでした。急こう配でタイトなコーナーの連続する区間でもモタツク感覚はありませんでした。(e-MTBであることを忘れてました)
このバイクが気になった方は是非ともご試乗ください。完成車状態のパーツアッセンブルではなく、すでにホイールもブレーキもハンドル周りも交換して私の理想のバイクに近づいております。
Vol.2ではe-MTBならではのオススメのカスタマイズの例を紹介していこうと思います。
まずはしっかり乗り倒してまいります!