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最高の時間を過ごした後の帰り道に思う

昨日、学生時代に僕がインターンしてた会社にお邪魔する機会があって、久しぶりに大好きな友達たちと久しぶりに会えた。その会社には灰皿が置かれたベランダがあって、たばこを吸う子が集まったりする。僕はたばこを吸わないんやけど、その子たちがたばこを吸いながらする話を聞くのが好きやった。

そこにお邪魔することになった理由である用事も22時くらいに終わって、みんなでご飯に行った。雑談をしながらお店に向かって、皆で街を歩いている時間が好き。この時間は、自分たちが主役で、街にいる人たちはエキストラに見える。帰り道もおんなじような気持ち。

お店について、僕の席ではビールと、ハイボール、チューハイが頼まれた。ドリンクが出揃って、乾杯をした。その子たちは学生だから、僕が社会人になって思うことととかを話したり、逆にみんなの学生生活の話とか、恋愛の話とか、他にも他愛もないことを話した。そのインターンの会社に最近入ったこと話したりして、時の流れを感じた。僕がいたあの頃とはだいぶ変わったんやなあって感慨深くなったりした。

2時間くらい話した。この時間は、みんなが同じ時間、同じ場所に集まってお互いのことを見ている。けど、楽しい時間が終わって解散すると、楽しかったなあっていう余韻と、どこか寂しい感覚に襲われる。なんやろう。さっきまでお互いの時間が交差して同じ道の上を歩いていたのに、それぞれの人がこれまで歩んできた道にそれぞれ戻ってみんなバラバラになっているイメージなんかな。改めて自分の道を見ると、そこには自分しかいなくて、前にずっと道が続いてる。横を見ると別の道で友達が前を向いて歩いている。「ああ、また明日からも頑張ろう」と思う一方で、そういう幸せな「寂しさ」を感じる。

またみんな元気で会えますように。

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