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4月求人倍率1.32ってどれくらいヤバいの?

有効求人倍率。簡単に言うと仕事を探している1人何社の求人があるかを示しています。今回はその4月が驚くほど下がってニュースになっていますね。

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前年と比べた求人数の影響

※データ:全国求人情報協会

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これは全体を平均すると約40%の求人がなくなったという事になります。求人数だけ見るとコロナの影響がどれだけ大きいかが分かっていただけると思います。

リーマンショック比較

分かりやすいように経済産業省からデータをグラフ作成しました。

有効求人倍率推移

上記を見ると分かるようにリーマン・ショック時には1倍を大きく割っていました。つまり1人に対して1社も求人がない状況でリーマンショックが起こったから大変というわけです。

今回は「超売り手市場」からの反転ですが、まだ1.32です。数字上は余裕があるように見えますが、私が考える内情はチョット違っています。

新型コロナによる有効求人倍率の見方

では私はどう見ているかと申しますと、目に見えない力が大きく働くと思っています。

・いつ感染症が広がるかもしれないというリスク
・100年に1度と言われたリーマンショック。同等級が僅か10年での到来
・グローバル化による世界リスクの問題

これによって、仕事はあるが正社員にはなれない状況が続くと思われます。つまり今までのように安定した働き方は難しくなり、仕事を続けるには常に成果を出し続けなければならなくなると思われます。

アフターコロナ

私の意見としては結果主義が広がっていくのは良いことだと思っています。企業は正当な評価をするべきだし、成果を出す人には高い報酬を与える。それによって優秀人材の海外流出が止まると予測されます。

実際に日本は世界に置いていかれている現状があります。自分は関係ないと思っていても、日本が外資を獲得できなければ給与は下がり続け、スラム街エリアが日本にも広がっていくことにより犯罪率の上昇は避けれないと思います。

覚悟を決めて一丸となって世界と戦う決意が必要だとコロナは教えてくれているのかもしれません。

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