生き生きとした「いのち」を生きる
身体性の話をするとよく「右脳と左脳のバランスを取る」ということなのだと勘違いされるけれど、その発想自体が実はすでに非常に「左脳的」なのでありまして。
今年やっとはっきり分かったのは、身体に働きかけることの意義は「いのちを回復させる」っていうことなのだ、ということ。
(ほんとは”SELFのエネルギー”といいたいが、ちょっと説明が必要な言葉なので)
いや、身体では分かっていたことをやっと言語のレベルで整理できたというべきか。
回復?…っていうことはいのちが死んでるってことですか?と聞かれたら「そうです」ときっと答えてしまう。
「生き生きとしたもの」は、個別性があり、規格化出来ないもの。
でも私たちの社会はそれを規格化することをトレーニングされる。
空気読むとか。
学校でずっとイスに座らされているとか。
勝ち負けの座標軸を与えられるとか。
さらにコロナ禍で、「不要不急」とリスク視され、遠ざけることが正義とされるものはみな、生産性はないけれど個別のいのちを生き生きさせるのに役立っていたものばかり。
10月以降、人知れずメンタル不調で崩壊寸前、というクライアントさんが増えてきた。
医学的な生命ではなく、「いのち」を尊重することの価値は、自分の身体でその「いきいき」を体験している人にしかわからない。
みんなの「いのち」が危機にさらされていることが(特に子どもたちにとって)このコロナで、可視化されにくいけれど起きている重大な問題。
来る年が、みんなのいのちが生き生きと出来る一年になりますように!身体へのアプローチを通してそれを全力サポートしたいとわたしのいのちは燃えております。
ボディーワーク・セラピー業界という、区画化された世界を
ビューンと飛び越えて、色んなジャンルの方たちと、
いのちを生き生きさせる、ということについて研究活動を広げていきたいと思っているので、コラボ・対談・レクチャー、
お声掛けくださいまっせ。待ちのフェーズを楽しんでおります。
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