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デジタル人民元の実証実験終了@深セン

浦上さんがデジタル人民元について寄稿していましたので、早速拝見しました。私と違って本当にまとめるのがお上手…(涙)

<ポイント>
✅中国のトライアルは日本やEUより1年以上先行
✅人民銀は14年にCBDCの研究に着手
✅北京で冬季オリンピックが開かれる22年までに正式導入する方針
✅新興国にデジタル人民元の経済圏を広げる構想も

やはり目指すところは、一帯一路経済圏での基軸通貨でしょう。

個人的には…Alipayで事足りるとは思ってるのですが、やはり「官」か「民」かが無理やり問われる事になっていくのでしょうね。中国政府はそういう民間企業によるインフラ拡大を潰さず、上手く進められるか…パイロット的な国家になると思います。

また、今回「約191万人が応募し、5万人が当選した」ことから、中国人は政府による監視を嫌がっているわけではないことも分かります。

海外メディアは、中国政府の総監視体制についてあれやこれや批判しますが、「政府発行」のデジタル人民元の応募倍率が約40倍(当選確率2.6%)という数字を客観的に見る必要があります。

やはりいち早く経済を立て直しつつあり、世界的に最も上手く回復軌道に乗せた中国政府のやり方を国民は信じていると思います。居心地の悪さなどほとの感じないはずです。そのあたりの中国の良さを伝えるメディアはほぼ皆無なのですが…(笑)

これは個人的な意見ですが、監視社会が、上手くプライバシーを保護出来るのであれば、居心地は良いと感じると思っています。

大なり小なり脱税など違法行為を働く、賄賂など汚職に手を染める、飲み屋のおねーちゃんに貢ぐ…など後ろめたいことをしたい人は逆に居心地が悪いと感じるはず。清廉潔白であれば、監視されても、きちんと納税等が把握・管理されるほうが楽。

私は納税処理なんて自動化されて欲しいと思っていますから。ガラス張りで良いです。今までもちゃんと支払ってきましたし。

それをトップダウンでやってしまいそうな国が羨ましいですね。日本ではそうは行かないと思います。

ちなみに…コレは少し技術的な話になるのですが、今流行しているNo Code(ノーコード)で、P2Pの送金アプリを7時間で作成してしまう方も出てきています。

どんどん便利なアプリが短期間・低費用で開発され、実際に個人間で送金できるようになってしまうと、それはそれで政府は嫌でしょうね。私は素晴らしいと思っています。今無職ならノーコードを学びます。

本日もお読み頂きありがとうございました。

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